人生を変えてくれた人から学んだこと「第22話:成長の軌跡」
目を通していただき、ありがとうございます。
こちらでは、大貫智也の人生を変えてくれた人「大久保寛司さん」から学んだことを発信していきます。
読んでいただいた方にとって、生きていく上で少しでも役立てればと思っています。参考になりましたら、「いいね!」をもらえるとモチベーションになります。
伊那食品工業さんが
少しずつ発展する過程では、
社員全員が大変な苦労をしました。
設備が故障し、その修理のために
深夜まで働いたり、新しい設備をつくるために
4日間も、昼夜連続で女性社員に
炊き出しをしてもらいながらがんばったり。
堀越会長は、
「自分は、一緒に力を合わせた社員のために
何ができるのか。
どうすることが正しいのか」と
自問を繰り返したそうです。
その結果、「会社は、経営者のために存在するので
はなく、一緒に苦労してくれた仲間たち全員のもの
だ。
会社は社員の労苦に報いるために、
発展し、利益を生まなければならない。
会社の発展を通して、
社員がみな、幸せになり、
社員の幸せを通して
社会に貢献するべきだ」という考え方が
できあがりました。
使用者とか労働者という区分もあってはならないと
思ったので、労働組合は生まれませんでした。
「どうやったら社員が楽になれるか。
どうやったらもっと快適になるのか」と
考え続けたことが、伊那食品工業さんの歴史です。
続
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?