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人生を変えてくれた人から学んだこと「第119話:安売り競争」

目を通していただき、ありがとうございます。
こちらでは、大貫智也の人生を変えてくれた人「大久保寛司さん」から学んだことを発信していきます。

現在は、「伊那食品工業」さんについて書いています。

読んでいただいた方にとって、生きていく上で少しでも役立てればと思っています。参考になりましたら、「いいね!」をもらえるとモチベーションになります。

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日本製や日本発であることが、高品質の裏づけとなっています。

安売り競争は、長い年月をかけて培ってきたブランド力を、みずから失墜させることになります。

社員や仕入先などの利益を犠牲にすることなく、コストを下げる正当な努力は、メーカーの務めです。

しかし、みんなが品質向上などの努力よりも、価格競争を優先させていると、国全体の付加価値が下がります。

個人所得は減り、GDPの6割を占める個人消費が低迷します。
日本中に、みじめであわれな空気が漂ってしまいます。

「人の幸せのために」という会社経営の目的から、外れてはいないでしょうか。
会社の目的、本来あるべき姿をつねに意識していれば、踏みとどまるべき領域は、おのずと見えてくれると思います。


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