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【74日目 115.8kg】銀行向け事業計画書について

3歳の娘が「だって、ここにあるんですもの。」と劇団口調で言い始めたので、そろそろ宝塚を受けさせる準備を整えようとする親バカことヌキワです。

2020/08/12 116.2 1.4
2020/08/13 114.0 -2.2
2020/08/14 115.0 1.0
2020/08/15 115.8 0.8

コロナ太りとお盆太りが掛け合わさったら、世の中デブまみれになりますね。そりゃダイエット本が流行りますね。


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事業計画書と聞くと、パワポで綺麗にまとまっていたり、理念や使命から始まって、ペルソナがうんぬん、売上予測とかあって、A4用紙に何枚かまとまっているイメージです。

もちろん、こういうのも大切ですし、人に紹介する上で必要な場面もあります。


ただ、今回は銀行向けというか、銀行サイドで欲しい情報についてお伝えします。

融資を受ける際に、銀行の融資担当と何度か打ち合わせをします。成績がめちゃくちゃ良かろうが、実は反社が関わったりしてたら一発アウトですし、組を抜けてから5年経っていなくてもアウトです。

それ以外にもあまりに横柄な態度や、自社について何も説明ができないような投げっぱなしオーナーには、「銀行側の信用」が付かないので借りれません。

銀行も結局は『人』ということです。AIが発達したら変わってくるかもですが。


融資担当は何度も話を聞いて、稟議書というものを上司に提出します。この稟議書が書けないと話は進みません。

稟議書の内容は主に下記の5点です。

・代表の経緯
・融資の使い道
・現状の売上
・今後の売上予測
・返済計画


1発目に代表の経緯なんです。代表が今までどういう経緯で今に至るか、略歴を記載します。会社の業務とか売上とかより先に、銀行に来たこの人は誰や?というところが見られます。


次に融資の使い道です。そもそも何のためにいくら必要なん?というところが説明できないと貸せるものも貸せません。よく、『借りれるだけ借りたい』と言いますが、計画があれば、多少無茶な金額でも検討してくれます。

逆に無計画な人には貸せる額も低くなります。お借りするお金の使い道が曖昧な人には、お貸しできません。だって、返ってくる計画がないんですもの。( #劇団口調


現状の売上は確定申告と決算書を持っていくので、それ通りに記載します。売上の根拠、販売管理費の内訳明細を説明できないと、自社に興味がない人と見なされるので理解しましょう。

確定申告してない!って人は今すぐしましょう。別に三月じゃなきゃダメとかありません。出してない人は今すぐ申告できます。


今後の売上予測は、融資を受けたおかげで、この投資ができて、売上が○○伸びたというストーリーが必要です。「多分、これくらい伸びる」という根拠が説明できないとただの妄想なので、計算式を用意しておきましょう。


返済計画は、今後の売上予測からキャッシュフローを割り出し、お借りする利率で利息を計算して計画します。利率が分からない人もいると思いますが、借りる内容によって異なるので融資担当と相談してください。


この稟議書を綺麗にまとめることが融資担当の最初の仕事です。初めてお会いして、何も資料がない中、いきなり完璧に作ることは不可能です。だから何度も打ち合わせをします。

もし、このお仕事を担当者の代わりに作ってあげたら、担当者としては話が早く仕事も減り、稟議書の提出が早くなります。つまり、着金までの時間を短縮できます。そして信用の構築が早いです。だって、返済計画が出来てるんですもの。( #劇団口調


当然、稟議書が同じということはありませんが、大筋が合っていれば編集しやすいです。

これが融資サポートの業務のひとつになります。2年前からこの業務に携わり、分からないなりに少しずつ案件をこなしてきました。

今回、自分自身で借りてみて、実際に経験したことにより、一歩奥に踏み出せたと思います。まぁ、ほとんどの場合、融資サポートなんて必要なくて、自分自身でやれば出来ちゃいますけどね(笑)

なんでも経験する以上に勉強できることはないですね。


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