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英語上達のために⑥

※上記の本を参照
※前回の続き


■多読について

・高度な英語力を支えるのは大量の読み

多読に座礁する原因

・基礎的な古文文法語彙などが理解できておらず、正確に読み読み解けていない。(TOEIC500〜600点取れる力が必要)

・ゆっくりとは読めても、スピーディーに読めない。

・語彙力不足
(語彙力を培うには、スピーディーに優しい文が読み解けるようになってから、少しずつ知らない語彙が含まれた文に取り組んでいくと良い)


■プレ多読の実践

・学習者用に使用単語が制限された文をスピーディーに読む。

・その時6割以上が理解できれば良い。

・知っている話や予備知識がある話(物語)を読む。
(自分にとって面白い、興味のある物を読む。モチベーションも大事である為、飽きたら辞めて興味のあるものを読む。大事なのは1語でも多くの英語を読むこと)

※お勧め教材※
 ・語彙制読本
 ・対訳本
 (原作のページ隣に訳文が載ってる物。海外の漫画なども良い)
 ・学習、受験用長文テキスト
 ・英字新聞のウィークリー版

プレ多読が終わったら以下のものに取り組むのも良い
 ・ペーパーバック
 ・英文雑誌
 ・ニューズウィーク
 ・TIME誌



■語彙力増強・ボキャビルのために

・まず基礎単語を4000〜5000ほど覚える。
・そこから計画的に語彙力を増やしていく。

著者は14000語ほどがまとめられた単語集を用意し、知らない単語は暗記ではなく使う場面をイメージしながら、一つずつ単語を発音してイメージと結びつけて覚えた。あとは体に定着するまでサイクルを回して3ヶ月ほどで覚えた。

★著者が短期間で覚えられた理由
・23歳という若さと、浪人生で勉強する時間が多量にあった。
・海外の作家の物語をそのまま読みたいという熱いモチベーションがあった。
・ボキャビルの下地にある単語の基礎力があった。
・目標を決めたら徹底的にやるスプリンタータイプだった。

通常は数年かけて語彙力を育てるのが一般的である為、語彙力を伸ばすのなら、レベル別に1000語ずつ攻めるのが良い。

■目的に応じて覚える必要のある単語数
 大学受験 → 5000語
 英字新聞の辞書なしで読める → 8000語
 辞書なしでペーパーバックを読む → 10000語
 ネイティブとのスムーズな会話 → 12000〜13000語

8000語まで積み上げてこれた人は地道な努力ができる人。そこで満足するのではなく、どうせならその勢いで13000語ほどまで積み上げていくべき。新たな世界が開ける。


■単語集を使ってボキャビルする

・文脈方単語集 と 例文方単語集

■ボキャビルの実際の手順

1. まず例文を読み解く
 (文の意味を理解する)

2. 例文を繰り返し読む
 (意味、品詞がなんとなくわかる様になるまで繰り返す)

3. 単語のサイクル回しを行う
(単語だけのページを見て、パッと単語だけを見た時にすぐに意味が浮かび上がるかどうか確認する)

4. テキスト全体のサイクル回しを行う
(単語集全体を通してサイクルを回す)

※効果を最大にするために、全ての語義を覚えようとしない。覚える語義は、例文で使われた語義とそれから連想できる語義だけに制限する。


★学習のポイント

・同じレベルの複数の単語集を使う
 (違ったバリエーションの使い方を繰り返すことで肉体的に身につける+「できる」という自信も身につく)

・知らない単語が30%から60%の幅で単語集を選ぶのが一般的。
 (知らない単語の合間に知っている単語が入っていると、潤滑油の役目を果たしてくれてサイクル回しが良く走る)

・独立したボキャビルトレーニングの開始は4000語〜5000語の基礎語彙が身についてからはじめよう。


本日はここまで。

◎今日の呟き
上には書いていませんが、ネイティブの大学生のボキャビルは5万〜4万ほどらしいです。
ちなみに著者は2万〜3万ほど。
なんだかこう書いていると、小学生の時に持ってたドラゴンボールカードの戦闘能力をイメージしてしまうのは僕だけでしょうか(笑)
いや〜ドラゴンボールカードダス、懐かしいな〜


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