人気YOUTUBERも取り入れてること

最近読んだ本からためになりそうな情報を抜粋しました。
参考になれば幸いです。



・地位がない人が権力を行使すると非難される。

・物事を変えようと頑張っても相手から尊敬されてないと、怨念の悪循環という火に油を注ぐことになる。相手に尊敬されてないと分かった人間は、相手を落としめる確率が2倍に跳ね上がる。

・地位は自分一人で主張することができない。努力して勝ち取るか与えられるかのどちらか。

・私たちは現状に異議を唱える立場の低い人間を抑えようとするが、立場の高いスターの逸脱した発言には目を瞑り、時には称賛することもある。

・相手が権力を持っている場合、自己アピールする時には長所ばかり並べ立てると思うがそれでは上手くいかない。それで上手くいくのは相手が既に支持してくれている場合に限る。

・斬新なアイデアを売り込んだり、目上の相手に提案するときは相手は疑いの目で見てくるもの。粗探しされるのが当然のこと。このような場合は、自らのアイデアの欠点を強調する方が得策。

理由は4つ。

1.  弱点を前面に出すと相手の警戒心が和らぐ。
2.  悲観的な物言いをする人は頭がよく見識があるように見られる。自分を理知的に見せることができる。反対に肯定的なことを言う人は世間知らずの楽天家と見られる。
3.  欠点を予め正直に伝えることで信頼性が増す。正直で謙虚な人間と思ってもらえる。弱点を晒すことで強みをを強調できる。
4.   アイデアそのものを好意的に評価してもらえる。


・人生において大事なモノはなんですか?と問われた時、「愛」「友情」「お金」など…人は簡単に思いつくものほど、一般的で重要なものとして認識する。プレゼンのときはこれを逆手に取る。相手が思い浮かべたネガティブな点をいくつか3つほど、先に出すことで指摘を免れ、逆にポジティブな見方を誘うことができる。


・ある考えに10〜20回触れると好感度は上昇し続ける(単純接触効果)上司に何か提案するとき、初めは30秒ほどで済ませ、1週間後にもう一度話を出し、その1週間後に意見を貰うくらいがちょうど良い。


・満足のいかない状況への対処法は以下の4つしかない。

離脱、発言、粘り、無視

離脱=はなれること。
発言=行動にて変化を測ること。
粘り=我慢すること。
無視=努力せずに別の趣味を見つけたりすること。

「発言」に至るのなら、ポイントは自分が変化をもたらすことができると信じているかどうかがネックとなる。


・現状をかえるために誰かを味方にするのなら、普段同調してくれている同僚を選ぶより、トゲのある人がよい。そういう人こそ大衆や慣習に立ち向かう。味方をつくるのなら発言の差異、誰に訴えかけるのかが重要。


・女性のとるリーダーシップは威張っているというレッテルを貼られがち。立場がマイノリティで、有能であればあるほど失敗したときの代償も利益も共に大きくなる可能性がある。無能だとリーダーシップをとってもリスクしかない。

・人は逆境の中で地位を獲得した人に対して人並みならぬ情熱と才能があると見なす。

・組織(会社の中など)にいて大事なことは、声を上げつつリスクポートフォリオを安全に保ち、必要であれば立ち去る為に準備をしておくこと。

・人は長期的に見てやった後悔よりもやらなかった後悔の方が残るもの。

・先延ばしは生産性の敵にはなるかもしれないが創造性の源にはなる。天才によるオリジナリティある作品は、予定や計画通りには生まれない。

ダヴィンチ曰く
「天才は、最小限しか仕事をしないときにこそ、もっとも多くを成し遂げることがある。そういうときに天才は、発明を考え出し、頭のなかで完璧なアイデアを形づくっているからだ」

・先延ばしはクリエイティブな仕事において有益。オリジナリティのある人達は戦略的に先延ばしし、さまざまな可能性を試し、改良することによって少しずつ進めていく。

・調査したデータによると後発の企業より先発の企業の方が失敗率が高い。良いものは考え出すのに時間がかかるもの。オリジナルのアイデアがあるのなら、先にゴールに辿り着くことだけを目的に行動を急ぐのは誤り。


(※ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代/アダム・グラント著 参照)


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