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偉人達の生産性向上法④


重要な情報は丸ごと暗記する

ビル・ゲイツに次ぐ大金持ちとして知られている投資家ウォーレン・バフェットは、ゲイツからみて最も賢い人物だという。
バフェットは11歳から株式投資を始め、高校生にして教師達より高い収入を稼いでいた。
バフェットの日課は車で20分ほどかかるオフィスに出勤し、マクドナルドのドライブインで朝食を調達。会社に到着するとオフィスで5、6時間は新聞や本、市況関連の本を読む。
彼の凄いところは「自分にとって重要な情報は暗記してしまう習慣」を持っていることだ。
大学の頃には教科書丸ごとを暗記していたという。
彼の自伝「スノウボール」にはこの週間こそが自分の成功を決定づけたと記載がある。

「Fortune」の編集長だったジェフ・コルビンは、著書「才能はどう鍛えるのか?」で、「自分の専門分野について多くの知識を持つ人が、より大きい成果を出す」という研究結果を多数紹介している。
多くの知識やデータを記憶していれば、それを利用してより高次元な思考を行うことができるのだ。


与えられたものをそのまま使わない

パソコンをそのまま使う人より、カスタマイズする人の方が所得が高い傾向にある、という結果がある。
青色LEDを発明して2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二は、実験する時に実験装置を改造して使う習慣を持っていた。
彼曰く「大企業は設備に大きな投資をしてくれるから、設備を改造する習慣が育たず、実験は楽にできるかもしれないが新たな発見は難しくなる」と自著に記している。

中村は現場のエンジニアから溶接やガラスを曲げる技術を学んで、自分で実験設備を改造できるだけの技能を持っていた。
当時、他の研究者達が研究していなかった「窒素ガリウム」という素材を使ったからだが、当時市場には、これを加工できる装置がなく自身の磨いたスキルでこれを加工できるように装置を改造した。

少しでも自分に合ったものを使おうとすることは成功者に共通することだ。副産物として、カスタマイズしようとする過程で、その機能についての知識も自然と身につく。


本日はここまで

◎今日の呟き
実は株取引に興味を持ち始めたとき、ウォーレンバフェットは非常に有名な人なので、参考書にと彼の本を手に取りました。
実は本は購入したもののそもそも株で儲けられるほど株に対して興味がなく数字やデータから分析することを得意とする人なら良いのかもしれませんが、私は常にマイペースで、分析なんかは好きではありません。
お金はあるに越したことありませんので、インデックス投資だけはやってますが、そもそもウォーレン・バフェットが今回のnoteに載せたように優秀だったとは思いませんでした。

彼の真似をすれば稼げるかと言ったらそうではないようですね。
やはり結果を出すにはそれに注ぐそれ相当の努力が必要なようです。

与えられたものをそのまま使わないことに関しては、ウンウンと頷きながらみていました。新しい発見はもとより、学べることが多いんですよね。
私は身長が180センチで市販されてる家具や机は全てにおいてサイズが合いません。というか現代のオフィスデスクやその他もろもろの日用品はなるべくたくさんの人にフィットするように1971年の成人男性の平均身長に合わせて作られてるようです。
何センチかというと167センチ。
13センチも差があります。よく巷で「木偶の坊」などと揶揄される身長の高い方おられるかもしれません。反対にこの167センチの身長に近い人が仕事ができる人だったりスタミナがあったり…
そもそも周辺の環境から自分にあった道具に囲まれていない時点でハンデを負ってるようなものなのですがそれが「一般的」であるから変えようという視点が持てない。
私は座るときの姿勢が大事なことに気付いてからこう言ったことに気付けましたが一生気づかない人もいるでしょう。
今も自分の身長に合わせて作った自宅のスタンディングデスクの上のPCに向けてnoteを綴っています。
常識を疑ってみることは自分の人生をよりよくすることにつながりますので、是非何でも「まずは疑ってかかってみる」ことはおすすめです。



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