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ニュートンは知ってました

※上記の本を参照
※前回の続き


ニュートン(1642〜1727年・イギリス出身)

・万有引力を説いた人物。

一般的には『木からリンゴが落ちてくるのをみて、地球の重力を発見した』とあるが、その程度は以前から他の知識人も分かっていたこと。

ニュートンが凄いのは、りんごは重力で落ちてくるのに対し、月や星が、空から落ちてこない理由を発見したこと。
月や星が落ちてこないのは、地球に降ってこない程度に、地球からの丁度いい引力と遠心力の関係が成り立っているからだと説いた。
だからこそ科学の神様だと呼ばれるようになった。


バークリー(1685〜1753年・アイルランド出身)

・存在とは知覚によって成り立つと説いた。

小学生の大好きなウンコの話でいきましょう。
(注※著者はリンゴで例えられてます。)
例えばそこにうんちと区別のつかないカレーの形をしたものがあったとして、味も感じず、匂いも感じることができず、食べた後、特に体調に異常をきたさなければうんちかもしれないというもの。
幽霊なんかが『存在する』『いや、見えないから存在しない』と、一昔前のテレビ番組で言い争っていたのも、バークリーの説で言えば「片や幽霊が見える世界にいて、片や見えない世界にいるだけ」と言うことになるのだろうか…
知覚があって初めて存在を認識できると説いた。


フッサール(1859〜1938年・オーストリア出身)

・「現象学」と言う意識体験の学問を創設した。

バークリーは人間が知覚するから物が存在すると説いたが、現代人からすればちゃんちゃらおかしい。
なぜなら死ぬ前にりんごをかじったとして、死んでしまった後りんごの存在が無くなってしまうわけではないから。

フッサールは3次元において五感が働くからこそ存在を確認できるのではなく、そもそも目の前の現象は脳に刺激を与えられて見せられている「現象」でしかないと説いた。
わかりやすく言えば、例え話として、自分の脳のみが残っている状態で、脳が何かしらの刺激を与えられることによってそれを「五感」と認識してるだけである可能性を説いた。
全ての現象を意識体験の観点から考えた。


本日はここまで

◎今日の呟き
今日は仕事で疲れました。掘り下げて要約できませんでした。
今更ですが、古代の人たちはどうしてここまで考えることができたんでしょう。
相当に暇だったのかな?

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