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クリティカルシンキングについて【完結】

※「実践型クリティカルシンキング21世紀スキル」/佐々木裕子 著書を参考
※前回の続き


今回はこれまでのまとめです。

「何が問題なのかクリアにする」とは

「目指すもの」と「今」のギャップを明らかにし
課題の本質を特定すること

ズームイン(分解して絞る)で課題特定をするときのコツ

・「ピラミッドストラクチャー」になるよう分解する
・「なぜ〇〇なのか?」を4~5回繰り返す
・MECE(もれなくダブりなく)な切り口に分解する
・意味のある切り口で分解する(フレームワークを活用する)

ズームアウト(構造化する)で課題特定をするときのコツ

・「ピラミッドストラクチャー」になるよう分解する
・仮説を作ってそれを表現できる切り口を考える
・「何か違うな」と思ったらペンと紙で何度も書き直す

過度な「MECE・フレームワーク信仰」で陥りがちな3つの罠

①「で?」となりがちな「一般論型」
②抽象的すぎる「評論家型」
③詰めの甘い「砂上の楼閣型」

■打ち手を考える

・具体的なアクションをあげられること
・なぜそのアクションなのかクリアに説明できること

■打ち手を考えるとは?

課題を解決しつつ、目指すものを達成するための方法を考えること

打ち手を考えるための5つのステップ

①まず、当たり前の答えを考える
②当たり前の答えの対局を考える
③アイデアの深堀をする
④発想を広げる
⑤目標設定と照らし合わせながら絞って、さらに深堀する

打ち手を考えるポイント

①「他に選択肢はないか?」と何度も問う
②目標設定と照らし合わせる

打ち手を考えるのは難しくない。うまくいかないときは…

・目標設定があいまい
・問題の本質がつかめていない


■実践型クリティカルシンキングを身につける4つのコツ


・とにかくひたすら考え続ける

・紙と鉛筆を湯水のように使う

・自分だけで考えず、人と壁打ちする

・現地現物・百聞は一見にしかず。事実に当たる


◎今日の呟き
今の世の中、何が正解で何が不正解なのかその時は「馬鹿らしい」と思えていてもとんでもなく稼ぐ人間も出てきます。
TVというメディアは絶対の存在だと思っていましたが、YOUTUBE人気や情報操作説、やらせ番組の噂、ここ最近では芸能人の自殺もありますが、どんどんイメージが悪くなっていきますね。
トップYOUTUBERの人たちは一企業の社長さんよりも稼いでるんだとか…
「稼ぎ」の部分だけ見ればたくさん稼ぎたい人にとってYOUTUBERは夢の職業なのかもしれませんが、そもそもそんなにお金を稼いで何に使うんだろうと私みたいな人間は思ってしまいます。
「山奥ニート」という人たちを最近知りました。
その人たちは和歌山の山奥で皆基本的に仕事と呼べる仕事はせずに気楽にゲームをしたり、TVをみたりバーベキューしたりして過ごしています。
その中の一人が「お金はあった方がいいでしょ。1億だと心配だから3億くらいあったらいいかな。ああ、でも3億あったとしても…今のようにダラダラ過ごすかな(笑)」この後、同じニートの仲間に「それならお金いらないじゃん!」と言われていました。
価値観は人それぞれで、お金はステータスで、信用を表すもので、でもなくても安心できる環境もあって、なくても信頼関係が気付ける場所もあって…
本当に20年前と比べるとYOUTUBEというメディアもできたことでいろんな変な人が発信してるおかげかもしれませんが私の価値観はかき回されまくっています。
こんな本を読んでおきながら
「カオスな世の中で決まった目標を掲げることに意味はあるんだろうか。」
と思ったり思わなかったりしてる自分がいます。

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