キラキラなキャリアがない社労士ですが
社労士の仕事をしていて、単純なミスは相当落ち込むけれど、最近はミスとはまた違う「うまく行かないこと」に落ち込むことがしばしばあります。
給与計算をする・人事労務の手続きをする等の実務は正解のある仕事
かたや、最近増えている
人事労務ファシリテーションやコンサルティング的仕事は正解のない仕事
正直後者は就業規則等のサービス提供以外においては、別に社労士じゃなくてもできます。
元上場企業や外資系の人事管理職・コンサルファーム出身者・イケてるスタートアップの人事役員・人材紹介会社のスター人材などなど
仰ぎ見る人々も携わっていて
うまくいかないときは、そういう方々の著書を読み直しては、人に誇れるキャリアがなく、またブランクあり、ともすれば自信のない自分にひどく落ち込んだりします。
そんなオマエが社労士として組織の人事に貢献できてるの?とひたすら自問自答
まあ。まさに今日がそんな日であります。笑
いつもは、あと30分は机に向かうけれど、それはかなり採算の悪い日だと認識し、料理に向かいました。
しかし料理は気分転換がしたいからではなく、必要だから。お腹が空くティーンエージャーにご飯を食べさせるのも、大切な私の仕事。ルーティン「ワーク」です。
そして料理の途中でふと気がつきました。
あ、この感覚を大事にしたいかも、と。
私は経営者ではなく、キラキラなキャリアもありません。
でも変わりに生活者の視点を持っていて、ワークとライフの両立の難しさや非正規で働くことの現実、なんなら個人事業主の不安定さやブランク復帰、転勤族の悲喜交交も知ってるし、沢山のサードプレイスもある。
多面的な視点を持ってして、強情抜きに感じる違和感は大切にせねばならない、と思ったのです。
これからの組織は昔ながらのヒエラルキー、昭和的考えが色濃い男性的正社員だけでは必ず成り立たなくなる。
成果が出せないと感じる違和感のまま、迎合することは結果としてその組織にとってマイナスです。
だから、今回はこれとして、いま自分にできることをしようと。
料理に目処がついたら、また机に向かいまた別の組織向けのレポートを仕上げました。
ワークとライフが切り離せないリモート社労士だからこそ出来る貢献を見出していきたいです。
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