2022.10.09 石北本線
黒岳が冠雪したとの便りを聞き、長い冬の訪れを感じ始める10月。例年であれば石北線の紅葉もいい具合になってくる時期である。昨年も行っているがなにより今年はキハ183系ラストイヤー。いつにも増して通う必要がある。紅葉の具合を確かめる意味も込め、初電のライラックに乗り込み旭川を目指した。
一発目は高速俯瞰でオホーツク1号を狙う。実はオホーツク2号に新特急色2両が充当されたとあってぜひとも撮りたかったのだが、スケジュール上断念せざるを得なかった。残念だが仕方がない。肝心の紅葉の色づきはというと、まだ少し早かったかな?という感じ。今年は少し遅めの紅葉のようだ。とにかく、峠を下ってきたオホーツク1号はしっかりと仕留めた。
高速俯瞰を降りてから大雪2号が狙える場所は限られてしまう。とりあえず安易に白滝駅を見通せる藪の中でカメラを構えて待つことにした。ここも背景の山の紅葉は悪くはない程度。紅い木が点々とあるのはGoodかもしれない。
上川付近まで戻り、川沿いで撮れるところがないか探すことにした。まずは以前NHKの番組で見たロケーションをヒントに場所を探り、天幕の小さな橋を見つけた。キハ40の普通列車は行ってしまったので特快きたみを被写体にパシャリ。続いて上川市街の裏手の河原に出て、大雪1号をパシャリ。色づきは薄いながらもいい具合に思える。
どうせ夕方は曇り予報だしと、大雪4号は気を抜いて柄にもなく編成写真を撮ってみることにした。晴れていればエロ光に輝く車両が撮れたはずである。なかなか撮らないので構図の合わせ方には難儀するが、久々に撮るのも悪いものじゃない。たまにでいいけど。