2023.04.09 富山県
4月7日から10日かけ、キハ183系の本当のラストランが函館方面と石北線で予定されていた。7日と10日に有休を取って出撃準備をしていたものの、10日を除き天気予報は最悪。さらにその10日すらも予報に下方修正が入る有様。それでも行くか考えあぐねていた8日朝、友人から「氷見線が晴れる！」と入電が。ええい！いてまえ！航空券が安かったのも追い風となり、夕方の飛行機で東京へ。車で夜通し富山まで駆け抜けた。
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
富山の朝といえば、万葉線の続行運転である。昨年六渡寺駅で撮れることは判明したが相変わらずそれ以外の一切は謎のまま。交換設備がある新吉久であれば、続行が撮れるのでは？と行ってみることにした。結論から言えば、先行の回送は新吉久で待たずに発車して続行を一枚絵で撮ることは叶わず。まあ朝日に照らされる旧車が連発で撮れたしいいか。
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
転戦した甲斐あって天気は最高。朝から海がとても綺麗である。氷見線といえば雨晴海岸。ろくに写真を撮ってなかった頃に訪れて以来、8年ぶりである。なぜか並行する万葉線は撮ってるのに不思議なものだ。どこも定番撮影地とあって、沿線のいたるところに三脚が立っている。午前7時、まずはこの時間の順光ポイントからスタートすることにした。
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
越中国分駅付近には砂浜があり、海に入ることができる。残念ながら海は嫌いなので入ることはないが、トンネル飛び出しや海沿いを走る画を撮るには絶好のロケーションである。運用もラッピング車両ではなくタラコ2連が来てくれている。本当は石北線で使うつもりでレンタルした200-500mmレンズを使いつつ、海が似合うヨンマルにシャッターを切った。
Nikon D750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
Nikon D750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
氷見の街で朝飯を食べて少し街並みを撮ってから、再び雨晴海岸に向かった。沿線の観光客は想像以上に多く、三脚を構えるガチっぽい人だけでなく、スマホを構えるライト層もそれはもうたくさん来ていた。天気の良い日曜日だもの、海を見たくなるのも頷ける。比較的落ち着いていた高台からの画を先に撮ってから、国道脇の撮影地に行ってセッティング。定番は定番の良さがある。
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
本日のメインディッシュは立山バック。道の駅雨晴には自然とひな壇ができ、皆立山のヌケを気にしていた。100%のヌケを見たことがないのでその「本気」はわからないが、肌感覚では50～60点くらいのヌケ。4月と考えれば悪くない気がする。縦構図、横構図それぞれの良さと難しさを感じながら、来る列車にカメラを向け続けた。
Nikon D750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
夕焼けは、運用や影落ちを考慮して地鉄に転戦。定番ながら行ったことがなかった常願寺川橋梁を覗いてみると、予想外の数の車と三脚が並んでいた。夕方の地鉄は本数が多く、次々と被写体が橋を渡っていって楽しい。雷鳥色はもちろんレッドアローまで、朱に染まり始めた立山連峰を背負って走る景色。他にない美しさがあった。