広島RCCラジオ ごぜん様さまフェスに行ってきました。

ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます。

radikoによる東京と大阪の民放ラジオのネット同時配信が始まったのが2010年春。

徐々に加盟局数を増やして、2014年春には有料でエリア外の局を「公式に」聴けるように、2016年秋には1週間以内の番組を時を遡って聴けるようになり、ついに2020年、全ての民放ラジオ99社が基本的に全て聴けるようになって、筆者のようなラジオフリークには充実かつ時間の足らない日々が当たり前になりました。

そんなradiko、そして爆笑問題の太田光さんのアシストがなければおそらく出会うことのなかった、広島県は中国放送・RCCラジオの朝ワイド番組「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」の放送開始5000回を記念した公開リアルイベント「FAN FUN フェスティバル」に、9月4日日曜日 行ってまいりました。

え？場所？ですか…？

もちろん広島の放送局のイベントなんで、東京なはずはなく、新幹線に4時間ほど揺られた広島市の「広島県民文化センター」でして、はい。

せっかくの機会なので、広島と山口の観光や、元西武の秋山翔吾選手の姿を見るために、マツダスタジアムでのカープ戦観戦も合わせて旅行をしてきました。

そのへんの話は後日として。

ごぜん様さま。月曜日はかつてのカープの名投手・コーチ そして沖縄のヒーロー 安仁屋宗八さんと地元フリーアナのバーバラこと桑原しおりさんのコンビ。

火曜日から金曜日は、喋りだけでなく音楽映画小説と八面六臂の活躍を見せる天才・横山雄二さんをメインに、火曜日 渕上沙紀さん、水曜日 中根夕希さん、木曜日&金曜日 河村綾奈さんが相手となる、いずれもRCCの局アナたちによる番組なのですが、とにかく面白く、喋りやリスナー投稿のレベルが高いのです。

特に横山雄二アナウンサーの軽妙ながら、おちゃらけさと真面目さを自由自在にあやつるトーク術には虜にならざるを得ません。

そんな番組のイベントですから、つまらないはずがありません。歌ありトークあり隠し芸ありで笑いが絶えず、しんみりとさせる場面もあるあっという間の3時間。

全部紹介しきれる密度ではなく、また今後アーカイブ配信も予定されていることから、ネタバレ防止のためここに記すのは控えますが、出演者 スタッフ 観客が三位一体となりギュウギュウに中身が詰まった、お好み焼き全部入りのような、支払った新幹線代、ホテル代が無料に感じるような、とっても幸せなひとときでした。

ラストの横山アナの語りには、自分が今置かれている立場から一歩踏み出すための勇気もいただけ、そういった観点でも意義のある広島行きになりました。

広島って、強くて楽しいですね。
ラジオって、優しくて嬉しいですね。

それでは、またお付き合いをお願いいたします。