武器と防具を探す旅
人を動かすためにはなにが必要なのか?
目の前の人を笑顔にするには気持ちを込めて飛びっ切りの笑顔で話せば良いかもしれない。
服を脱がせたければ、暖めればよい?(北風と太陽だったかな)
違うか?、愛し合えばいい、言葉と行動と声と表情と自分のすべてを相手にぶつけて、時には近づき、時には離れてそのすべてが相手と分かり合えた時にきっと服を脱がせられるかもしれない……
なんて、すべてがこんなにロマンティックならいいのにな。
いま生きている現実世界ではなかなか難しい……
仕事、子育て、生活、現実に近づけば近づくほど言葉や行動や声や表情だけでは届けられないことがある。
たとえば、市役所に行き飛び切りの笑顔で「住民票ください」と言ったところで、もしくは泣きながら「住民票をください」と言ったところで、どちらもきっと同じ回答だ、「こちらの用紙にご記入ください」と言われるのが関の山だ。
文章でしか届かない時がある。
noteをはじめてから半年以上が経過した。
一度は敗れ去りnoteを離れた。
再開してから連続投稿150日くらいだ
現在公開されている記事は539だ
だが、まだ伝説の武器と防具は見つからない。
半年も何かしらの文章を投稿してきたのだが
うすうす気が付いている人もいるだろうが
国語が嫌いで、国語から逃げるように生きてきた人生を歩んだ男の持ち合わせる語彙力は小学生並だ。
そんな男がなぜnote続けているのか?
その答えの1つは
「伝えたい」
伝えたいことを正しく
相手に理解してもらえるように伝えたい
そして、
あわよくば心で感じて
動いてほしい
そんな思いで続けている
なにを?
「笑顔」と「きっかけ」を届けたい
自分が考えていることをどうやったら相手に伝えられるだろうか?
ライターでも、文章を生業にしているわけでもないただのサラリーマンがなにを言っているんだと思うかもしれない。
文章で伝える大切さとその破壊力を知った出来事……
正しい知識と文章
むすこが小学1年生のときのことだ、初めての集団登校がはじまりしばらくたったころ、妻が学校に呼ばれ泣いて帰って来ていた日があった。
話を聞くとその集団登校のときにむすこが他の子に手を挙げたそうだ。
何があろうと良くないことだ。
ただ、話を聞いて少し信じられなかった、小学1年生が小学5年生に手を挙げたんだそうだ、そして学校からは先方の家に謝罪に行くように言われたそうだ妻はむすこを信じた、理由があると言ったが、とにかく謝罪に行くようにと言われた、しかも3人の5年生にだ。
むすこと話した
むすこは小さな声で言った「たたいた」と……
なんでかな?と聞くと「〇〇ちゃんがいじめられたから助けた」と……
呼吸が止まり
胸が締め付けられ
こぶしを握りしめていた
そして
涙があふれてきた……
力のない父で……
小さな勇気ある勇者のこころを
傷つけてしまったことを……
なによりも味方になってあげれなかったことを……
こんな小さな勇者の
思いやりと
ありったけの勇気が
たまらなく愛おしく
抱きしめた……
たたいたことには非がある
息子と一緒に3人のご家庭に謝罪に言った。
3人とも親の後ろに隠れるようにこちらを見ていたのが今でも忘れられない。
謝罪とともにかけた言葉は「お子様とお話はされましたか?」
その問いに誠実に答えてくれた人はいなかった……
それから、先生との話し合いの日々は続いた
何度も何度もだ。
「もう謝罪もすませ、先方も許しておられるのでと」
忙しいからもう終わらせたいと言っているように聞こえた。
そんな日々が続いていたある日学校との話し合いで解決できないときは文章で提出すると言う方法を知った。
その日から必死に調べたり相談したりして妻と文章を作り提出した。
それからは、驚きの連続だった、今までのことがバカらしくなるほど迅速に学校側が動き出したのだ……
そして、出てきた結果は3名の5年生家族と学校からの謝罪の会、登校班全員からの謝罪と感謝の言葉だった……
ぼくらの小さなヒーローが正義の味方になった瞬間だった。
むすこを抱きしめ謝った……
こんな経験をして、思ったことがある……
なんて不公平なんだ……
「文章で出す」なんて手段、知らないよね、普通。
世の中は正しい知識を持ち
文章を書ける人が優遇される
いや、優遇じゃないな
正しい知識を持ち文章を書ける人しか
同じ土俵に立てないのだ
あれから時代が変わりこんな不公平がなくなっていることを祈る。
こんな経験があったからかもしれない……
私の書く文章を読んでくれた一人でも多くの方が……
あなたが
笑顔になり
あたなたの
きっかけになれたなら
こんなにうれしいことはない
そんなことが出来ると言われている
伝説の武器と防具を
見てみたい
そんな思いでnoteを続けています。
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一緒に冒険しませんか
また、遊びに来てくださいね(#^^#)
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