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意外とやるやん!Pixel Watch 2に乗り換えレビュー

少し前にGoogleから出た、以前散々酷評したWearOS系統の最新(というには時間が経ちすぎましたが…)スマートウォッチである「Google Pixel Watch 2」をレビューしていきます。

Pixel Watchシリーズは以前酷評したWearOS 2を搭載したFossil Carlyle HR Gen5の実質的な後継(Fossilがスマートウォッチ関連資産の一部をGoogleに売却、その後撤退したという報道があるため)ではありますが、初代Pixel Watchは粗削りな部分が目立ち、評判もあまりよくない…という状態でした。
しかし、Pixel Watch 2ではハード及びソフト両方の改善が図られて、割とマシな評判だったこともあり、購入に踏み切りました。

全体評価

今のところ小さな不満はあれど、過去のWearOS端末にあった不満点を大きく改善してくれたな、という感想です。

一般的観点

前のFossil製スマートウォッチと同じく、オタク的/そうでない観点からレビューします。

デザイン

個人的には前のが好きでした。というのも、曲面ガラスである点はスマートである一方、耐久性という点においては不安が残ります。

機能面

こちらに関しても文句なしです。以前の通りほぼAndroidベースなことに加え、なんとFeliCaにも対応。Suicaを利用して鉄道乗車も可能になりました。(ただ、最近はContactlessカードの対応が増えてきたため、古いスマートウォッチでも鉄道に乗車できる可能性が増えてきましたが…)

通知関連

ここら辺も改善されているな~という感じです。通知が来たら自動的にメッセージを表示してくれたりします。返信機能を引き続き搭載しているのもグッドポイントだと思います。

電源回り

ここに関しては多くを求めすぎだなぁ、というか、前のスマートウォッチと比べるとAOD込でかなり持つようにはなりましたが、それでも2日連続運用とかはまだ厳しいのかなぁ、といった感想です。
また、Pixel Watchから充電端子が非ワイヤレス充電になったのも少しマイナスポイントに思えます。確かに充電が確実になるなどのメリットはありますが、せめてQiには対応してほしかったなぁ…という(Pixel Watchでも独自規格の充電器ではありましたが…)

オタク的観点

端末スペック

Antutu v8系のベンチ結果。初代sense lite並のスコアではある。

ここに関しては、かなり改善が図られていると思います。
現代のローエンドスマートフォンには及びませんが、数年前の格安スマートフォンに迫る性能を実現しています。たま~にもたつきますが、まずベンチマークソフトすら動くようになったという点においてはかなりの改善点だと思いました。

OSの出来

こちらに関しても、まだ機能過多だとは思いつつも、昔に比べればその機能を生かせるようになってきたな~という印象です。
UIも現代風にブラッシュアップされていますし、今後のアップデートで使える機能が増えたり、最適化でバッテリの持ちを改善する、なんて方向に持ってってくれると個人的にはありがたいな~といった感想でした。

まとめ

XiaomiやHuaweiの出しているスマートバンド系統のものには電池持ちで圧倒的な差をつけられていますが、それを差し引いても高機能であるところは素晴らしいと思います。
まだ長期レビューとまでは行かないので粗を突けるレビューではありませんが、そこらへんはまた買い替えのタイミングでレビューすることにはなるのかな…と思います。
アップデートでさらに良いものになることを期待したいです。以上。


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