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3ヶ月個人開発をして分かったこと

Spenderという支出管理アプリをトミーくんと開発しています。
開発してから3ヶ月、リリースしてから2ヶ月が経ちました。
MVPと言われるようなアイデアを実現する必要最小限の機能を実装した状態で、
リリースしてから2ヶ月間自分で使ってみて分かったのはSpenderが何の影響も与えないことでした。

考えもなく立ち寄ったコンビニでアイスを買ったり、チョコレートを買ったりすることもあります。
無くてもいいもので価値は低かったとしても数百円程度の支出であれば気にしないことが多いです。
逆に同じ感覚で数千円の買い物をしようとはそもそも思いません。

生活に支障をきたすほどの小さい無駄使いをたくさんすることもなければ、自分の収入を大きく超えるような買い物をしようとも思うこともなく
何となく自分の収入の中で収まるような生活をしています。
Spenderが見える化するものは暗黙的に行われていて、そこが詳細になったからといって分かることは今の自分にはありませんでした。

Spenderを作ろうと思ったのは色んなジャンルに対する支出の価値を相対的に比較することで
より良い支出ができるようになるのではないのかということでした。
実際には価値が高いか低いかで支出を判断するようにはなりませんでした。

自分で使ってみて使い続けたいというものではないことは分かりました。
2ヶ月間の間にも数十人の方にインストールとアンインストールをしていただき(興味を持ってくれてありがとう!)、現状ユーザーがいないということが実態を物語っています。
しかし、ライフログという観点から見た時に自分がどういうことを良いと思ったのか?ということを振り返ることができるのは良かったです。
日記的に日々の行動がポイントで見れたら?これが自分と近い感覚の人が何に価値を感じるのか知れたら?
使ってみたことでさらなるサービスの可能性も見えてきました。

アイデアを形にして使えるものにはできなくて実現しようとしたことに意味がないと感じた今辞めるというのは靴を脱ぎ捨てるように簡単で
続けるというのは躓いた痛みや恥ずかしさに耐え、立ち上がるための力を振り絞らないといけないと思いました。
とはいえまだ何も始まってないと思っていてダメージも小さいです。
アイデアを形にする力の無さも痛感しましたがまだ開発は続けるという決意表明でした!

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