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23-24 ラマシア選手評 (57名)

はしがき

ぬえべCuléです。
私が今シーズン気になった選手をただただ書いていくような内容になっています。選考基準は本当に自分が気になった、印象に残った選手なので「この選手は?」と思われる方もいるかも知れませんが悪しからず

ちなみに評価点みたいなのはやってません。あれは考えるの大変すぎるしあんまり好きじゃないので

今シーズン主に見たラマシアカテゴリ
バルサアトレティック ※以下バルサBと称する
フベニールA(U-19)
フベニールB(U-18)
よってこの3カテゴリの選手が主になっています。それに加えカデーテA(U-16)、カデーテB(U-15)で気になった選手も書いてますが合わせて15試合くらいしか見ていない状態ですので正確な評価とは言い難いものかもしれないです

Q,
バルサBはラマシアですか?
A,
最近は毎シーズン半数近くの選手が入れ替わっているけど歴としたラマシアの一部
そこでプレーしたアラウホはラマシア出身!公式が言ってるから何も問題ないよね

ちなみに本文で出てくるポジョン名が意味分からねぇよ!という方へ。
エストレーモ→ウイング
インテリオール→インサイドハーフ
ピボーテ→ボランチ
ラテラル→サイドバック
このイメージで大丈夫です。カッコつけやがって!とか思っても心の中で留めておいてね、、、

各選手、名前の日本語表記、年齢、主要ポジションが記載されていますが選手名の日本語表記に関しては参考程度に見てみてください。
当たり前ですが年齢は執筆時の年齢です。(transfermarkt調べ)

尚今回、トップチームで出場機会の多かったヤマル、クバルシ、フェルミンの3名は省略させてもらってます。また怪我でシーズン通してほぼ試合に出れなかった選手のうち一部の選手は最後に番外編で来季期待枠として上げています

最初はベストイレブンにしようかな、なんて考えていたものが結果的に総勢57名、半端だけどとんでもない人数になってしまいました。ほぼラマシア全体の選手名鑑ですね笑。自分でも驚きです。
フベニールB以上のカテゴリに属する選手たちはほとんど書いているので普段ラマシアを見ていない方でもある程度の解像度を得られるはずです。是非最後までお付き合い頂けると幸いです。

バルセロナB

Ander Astralaga

アンドレ アストララガ 20歳 GK
第3GK兼バルサB守護神だったテナスの退団もありトップチームに帯同することが多くバルサBとトップチームとの試合日程が被ることもあったが調子変わらず安定したプレーをシーズン通して見せた
調子が良い日はピカイチで神がかりセーブを連発する試合も
足元面で向上を見せているのも好印象(トップチーム基準で考えるとまだまだではあるが)
来期も同チームの守護神となると思うので頑張ってほしい


Marc Vidal

マルクビダル 24歳 GK
FCアンドラからのローン組
活躍度的に書いてあげたいという自分本位な考えなのでトップチームに関わってくるということではないが間違いなく今季のバルサBを支えた一人である
前述したアストララガが不在時に主に起用されたがアストララガより優先されることもしばしば
出場した試合はほぼ毎回のようにビックセーブを披露しチームを何度も救ってきた
フィード性能も申し分なくビルドアップにも貢献することができる
ベテランのような安定感と安心感をチームにもたらしてくれた
最後の試合でトンデモやらかしのあのプレーは本当に謎だし残念ではある
来季の去就は不明、退団かローン期間延長になるだろう

※7月1日、公式より退団が発表


Mikayil Faye

ミカイルファイェ 19歳 CB
プレーシーズン期間の報道からやばいよやばいよと言われ続け彼を指導した前チームのコーチの話によるとグヴァルディオルに肩を並べるほどのポテンシャルとも言われたこの男
3部レベルでは勿体ないほどの対人能力、カバーリング力、ジャンプ力に加え配給性能にも注目されている
まさに強い、早い、高いの三拍子である
シーズン前半は毎試合1回は神タックルを披露していた
また得点力にも優れておりチーム内で4位の4Gを記録している。後半ATでFKから弾丸シュートを放ち決勝ゴールを決めた試合が印象的
しかし課題としてポジショニング、認知力が挙げられる。ボールの見過ぎでマークを外してしまうことが少なくない
また試合中に集中力を切らす場面もありファイェのミスで失点なんて試合も
個人的にはLBでの起用を推奨したい。CBでの振る舞いがクンデに似てなくもないのでラテラル起用したら上手くいくんじゃなんて思ってる
現状CBとしてアラウホを超えるなんてことは想像がつかない
そうはいってもやはり3部レベルでは勿体ないと感じるので来季はカテゴリを上げてプレーする姿が見たいなあと思っている
最近ポルトへの移籍が報道されているが一転して残留報道も出てきたためとりあえず様子見


Mamadou Fall

ママドゥ フォール 21歳 CB
ロサンゼルスFCからレンタル中のセネガル人CB
アフリカの選手らしく身体能力が高く潰しの能力、空中戦での強さが魅力
ただ一番の特徴は対角へのフィードパス
対角へ構えるエストレーモへの上質なパスを安定して供給できる。この能力に関してはクラブで一番と言っても過言ではない
また試合中はDFラインを統率しチーム全体に支持する場面も
昨季はビジャレアルのBチームにレンタルされていたからリーガ2部でバリバリ試合に出ていたので3部レベルは彼もファイエ同様に物足りないと感じてるかも知れない
シーズン最終盤に大きな怪我をしてしまったのが残念
買取価格は€5Mとかだった気がするが現状どうなっているかは分からない

ちなみにユニフォームの名前がフォールではなくムバッケなのはMLSデビュー前に父親と約束したかららしい。
当時試合に出れるか不安視していた父親に対し、絶対に成功する、試合に出場するときはあなた(父親)の名前を入れて誇りに思ってあげるよ。と

先日、自身のインスタグラムにて退団を発表したがその後、バルサB公式からアナウンスはなくバルサのトレニーング施設で筋トレをしているストーリーを上げていたので絶賛交渉中なのかも?


Alexis Olmedo

アレクシス オルメド 18歳 CB,RSB
本職はCBだが今季から右ラテラル起用が多くなっていった
これが大当たり
シーズン序盤はフベニールAで出場していたものの怪我により半年ほど離脱
復帰後、世間ではクバルシがやべーやべーと言われているころにその穴を埋める形でしれっとバルサBに帯同(まあ実際は右ラテラル起用されていたのでフォルトの代わりと言った方が正しいかもしれないが)
CB起用のときに課題だった空中戦もラテラル起用ならばそこまで感じることはなく守備強度は勿論、ラテラルとしてのスピードも問題ない
配給能力も高くオーバーラップ、持ち上がりも積極的に行うため攻守ともにチームに貢献してくれる
クンデをラテラル起用したときと考えると分かりやすいかも
目指せクンデ!!!


Héctor Fort

ヘクトル フォルト 17歳 RSB
今季目覚ましい成長を遂げた選手の1人であることは間違いない
シーズンスタート前までの個人的な意見として、もう1年フベニールAでプレーしてもよい気がしていた
しかしバルサBの右ラテラル事情は厳しいこともあり結果的に17歳にしてスタメンに抜擢
3部でも通用するフィジカル、対人守備を見せてくれ、何といってもクロスの精度が昨季に比べて爆上がりしていた
その後は皆さんの知っての通りである
バルデの負傷によりトップチームに帯同することが多くなりビルバオ戦で本職ではない左SBとして出場、対峙するイニャキウィリアムズをほぼ完封しクレに衝撃を与えた
2026年までの契約延長を発表済み、恐らく来シーズンもトップチームの控え組となるだろうが左ラテラルではなく本職の右ラテラルでプレーする姿を見せて欲しい


Marc Casadó

マルク カサド 20歳 CDM
とりあえずトップチームに云々の話はいったん後にするとして今季のバルサBでの活躍度合いを書く
昨シーズンに引き続き第1カピタンとしてバルサBを牽引、433の右ラテラルから343のピボーテに可変し中盤の底2枚のうちの1人としてのプレーが多かった
ピボーテとしての振る舞いは素晴らしいものでボールタッチの技術、パスの精度、無尽蔵なスタミナ、圧倒的なカバー範囲に熱のこもったタックルなどもはや彼自身が3部レベルでないことを証明した
カサドがいないという状況はチームとして考えられないほど重要なピースであったことは間違いない

さて技術的には間違いなくラマシアの中でトップチームに一番近いカサドがトップチームでの起用への道に黄色信号を示している原因、やはりそれはフィジカル面での不安さであろう
170前半の身長と身体の線の細さを考えるにソロピボーテとして強豪相手にスタメンを張り続ける姿は想像しずらい
だからハンジフリックがどのように彼を扱うかは気になるし魔改造される可能性も否めなくはない。フィジカルが付けばキミッヒになれる!とかはよく分からないから言及はしないけど
個人的には今季の怪我前ガビのような立ち振る舞い、6番化を目指して欲しいと思っているがどうだろう。
契約延長が濃厚なためとりあえず来シーズンはプリメーラに挑戦するためにローンでも良いと思うし何や感や色々あってフェルミンのような立ち位置になっていてもそれはそれで良きことである

2028年までの契約延長を発表!来季はトップチームへ


Marc Bernal

マルク ベルナル 17歳 CDM
国立スタジアムでも騒がれたブスケツの後継者的存在のプリムを押し退けてバルサBのドブレピボーテの一角を任された16歳
昨シーズンはカデーテA(U-16)を主戦場としていたがフベニールのカテゴリをすっ飛ばし驚きのバルサB昇格を果たす
足元の技術やパス能力は申し分なくピボーテとは言うものの元々インテリオールでプレーしていたこともあり持ち場を離れてボックス内への侵入やゴール前でのプレーも多い印象
非保持の場面でも長い手足を活かしてのボールカットりや空中戦での強さが目立つ
バルサらしいピボーテ像とは似ても似つかない非常に動的なタイプである
しかし右足でボールを扱うことを嫌っているのか左足でのプレーが非常に多い。ボールの置き所によってはサイドへ展開するのに時間がかかるなどのシーンも見受けられるので右足でのプレーをもっと増やしていくと良いだろう。またソロピボーテとして育てていくべきかという点で疑問が残る。先ほども述べた通り非常に動的なプレイヤーであるのに加えて守備意識の低さが露呈する場面もあるためソロピボーテでの起用が必ずしも良い選択肢になるとは言えない
ピボーテにコンバートされてまだ2年目であるし昨シーズンとは相手のレベルが全く違うので考慮する必要はあると思うが現状ではインテリオール寄りの起用法が適切なように思える
どちらにせよ彼がクレ待望であるブスケツ像とは全く異なるプロフィールであることは再度強調しておく


Unai Hernández

ウナイ エルナンデス 19歳 CMF
昨シーズンにジローナからフベニールAに移籍してきたMF
加入1年目にして14G(チーム内得点王)、6Aを記録し文句なしのMVP級の活躍を見せると勢いそのまま今季も7G(チーム内2番目)、6A(チーム内最多)を記録している
インテリオールではなくファルソエストレーモ(偽WG)を任されることも少なくないシーズンであった。二部昇格プレーオフ第1戦2ndレグでハットトリックを達成
特筆すべきは中間ポジションでボールを受けることの巧さに加えてその後の完璧なファーストタッチからの相手を1人2人とかわしていくドリブル
ノリノリの試合は2人に囲まれようがなにがなんでもボールを失わない
ガビのような闘志あふれるプレーを見せることも多く、ゴールパフォーマンスの表情なんかはガビにそっくり。(ちなみに弟くんも闘志溢れてる)
加入してから一度も離脱をしていないのも高ポイント
来季の活躍にも期待


Noah Darvich

ノア ダーヴィッヒ 17歳 CMF
適応の年になったのか否か
シーズン序盤は少ない出場時間の中でもボールの扱い方、パス能力、ゴール前での仕事で天才を感じさせることもあったがポジショニングの問題や天才思考が故なのか難しいプレーを選択し続けることが多くそれが仇となる回数の方が多かった
UYL(U19版CL)でも15歳のギジェにスタメン争いで敗北。そのような状態の中でインドネシアで開催されたU17W杯ではドイツ主将としてトロフィーを獲得した
スペイン戦だけしか見ていないのでその大会での評価は残念ながら出来ない(話によると普段と比べて生き生きしていたらしい)
年明け辺りから少しずつバルサBでのプレータイムも伸び、序盤に比べて安定感が増してきたところでまたもギジェにその座を奪われシーズン最終盤ではスタメンで起用されることは愚か、途中出場すらしていなかった。シーズン序盤の方が試合出てたんじゃないのという始末
結局シーズン終了まで本領発揮した彼のプレーを見ることはなかった
来季こそはと思うばかりである


Guillermo Fernández

ギジェルモ フェルナンデス 16歳 CMF
ギジェの名前で知られ多くのクレが期待を抱いている選手
15歳とは思えないフィジカル能力とボールコントロール術、中盤からの持ち上がりはフレンキー味を感じさせる
得点能力にも優れておりボックス内への進入からは勿論、ミドルでの得点も少なくない
巧い、強い、速いの3つが揃ったMF
U17ドイツとの親善試合で4Gの大量得点したのは衝撃だった
とはいえ今季は課題も見える年となった。前への意識が高すぎるが故に早すぎるテンポ感とチームが押し込んだ時に振る舞い方は修正する必要がある
ユース世代では圧倒的なフィジカルもトップレベルで通用するかは不明

シーズン序盤はフベニールAへの飛び級昇格を行ったものの馴染めておらず一つカテゴリを落としてプレーをし始めると徐々に調子を戻していき年明け辺りは毎試合ゴールを決めていた印象
シーズン最終盤にはバルサBにスタメンで出てるようになってるし気づいたらフベニールAよりも上のカテゴリに
バルサBでも決定機のミスなどはあったものの普通にやれていた。普段よりも大人しめではあったが自分の持ち味を出すシーンも
ただ、普通じゃ物足りないし彼なら違いを生み出せるはずだ。焦らず課題を一つずつ潰していけばトップレベルに辿り着けるだけのポテンシャルは持っている
来季も期待しよう


Pau Víctor

パウ ビクトル 22歳 CF,LWG
今季、ジローナからレンタルで加入し、バルサBを支えた選手の1人
リーグ戦35試合18G,8Aの大活躍
本職のCFに加えLWGでプレーすることも少なくなかった
CFとしてはワンタッチで落とす、周りと絡むプレーが多く空中戦の勝率もそこそこ。ラインブレイクで積極的に裏を狙いゴールを積み重ねていった
LWGではスピード、ドリブル技術を発揮しクロスでチャンスを創出
昇格プレーオフ第1戦で自陣からのドリブルでゴール前まで前進し相手をフェイントでかわしてシュートまで持っていったのが印象に残っている。決まらなかったけどボアテングを子供扱いしたレオメッシのあのゴールを思い出させるようなシーンであった
守備面でも相手を追いかけプレッシャーを与え続けた
文句ない活躍ではあるが一つだけケチをつけるのであればキーパーとの1vs1の場面でのミスはそこそこある。ただそれがあってもこの得点記録ではある

€3mの買取OP条項は期限切れとの報道がある。買い取るかは不明だがバルサBが2部昇格を果たしたのであれば買い取る必要は高まるだろう。
フベニールBに所属しているギジェムは実の弟

結局買い取らずに退団が発表
バルサBもあと一歩のところで昇格できなかった。


Marc Guiu

マルクギウ 18歳 CF
189cmの身長と恵まれた体格を持ちそれを生かした背負いのプレーに加えてDFラインの裏へ抜け出すスピード、足元の技術、前線からの猛プレスで敵に脅威を与え続ける
ここだけ見ればまさにハーランドである
しかし決定力の面ではハーランドではなくCFの平均値と比べても大きく下回っていた
だから今まで幾度となくチャンスを自ら潰してきた彼がまさかトップチームであんな仕事をするとは思いもしなかったしその後のバルサBでの得点ペースもまずまずで今季は良い意味で裏切られた
とは言ってもギウに対する持ち上げようは異常な気がする
決定力が付いてきたとはいえトップレベルのCFには程遠いしゴールへの嗅覚を感じさせるようなプレーも多くない
来季は今季よりも多くの試合に出場し今季がたまたまではないことを証明して欲しいがチーム状況的にどうなるか

チェルシーへの移籍が発表済み


フベニールA

Áron Yaakobishvili

アロン ヤーコビシュビリ 18歳 GK
フベAのゴールを守るハンガリー出身のGK
左右の足で正確なフィードを蹴ることができ、その精度はラマシア内でもトップレベルであろう
(勿論テアシュテーゲンと比べてしまうと数段劣るが)
セービング面では止めれるシュートは止める、無理なものは無理といったように驚くようなセービングを披露することは少ない印象
UYLでは神がっていた試合もあったがリーグ戦ではそういう記憶はない
身長も185cmとGKとしては小さめなのでもう少し伸びるといいね


Andrés Cuenca

アンドレ クエンカ 17歳 CB
16歳にしてフベニールAのスタメンの座を掴み取った左利きCB
ハンジフリックが目をつけているという報道も
足元の技術に優れており、決して強靭なフィジカルを持っているわけでは無いが年上のカテゴリーにおいても安定的な守備対応を見せていた
裏に抜けた選手めがけてグラウンダーの縦パスで一気にチャンスを創出するシーンは見ていて気持ちが良い
似たようなプロフィールにクバルシがあげられるが彼は異次元すぎるので比較対象にならないかな
今季は怪我の影響もありシーズンの半分くらいを欠場していたためもっと見たかったというのが率直な感想
いつのまにかトップチームでバリバリやっている元相方と再開する日が来ることを楽しみにしている


Eman Kospo

エマン コスポ 17歳 CB
スイスからやってきた大型CB
母国ではU17世代のキャプテンを務めている
シーズン序盤の印象は決して良いものではなかった。遅いし足元の技術があるわけでもなく対人戦が強いわけでもない、190cmは魅力的だがそれだけという選手
シーズンが進むにつれて徐々に上達していき見るに耐えないレベルは脱却
頼もしくなり始めたなぁなんて考えていたら怪我で離脱
アルバロコルテス、クエンカも離脱していたのでフベニールAは半年ほど本職CBが1人になってしまった

19歳だと勝手に思っていたら17歳ということがこの前発覚、完全に勘違いしていた
まだまだ時間はある、より成長していく姿を見せて欲しい


Albert Navarro

アルベルト ナバーロ 17歳 LSB
190cm近い大型ラテラル
キックの精度が高くフリーキックやコーナキックでのキッカーを任せられていた。UYLでフリーキックを直接決めてた
190cm近いので空中戦もヨシ。CBやらされてる試合もあった
ラテラルとしてはもう少し改善が必要か
基本的に高い位置にいるだけの試合が多い
バルセロナの左ラテラルには全員ジョルディ・アルバの動画を見せましょう
フィジカル面については焦ることなくじっくりつけて行こう
16歳にして19歳のカテゴリでスタメンを取れていることは注目すべきポイント


Landry Farré

ランドリー ファレ 17歳 RSB,CB
二度の大怪我を乗り越えて今季はフル稼働を達成。シーズン終盤にはチャビの元でトレーニングする姿も見られた
年齢的に一つ下のフベニールBに所属しているが先ほども述べたように圧倒的なDF不足によりフベニールAでの出場機会が多かった
本職は右ラテラルだがCB、左ラテラルも熟せるためDFライン全部できるマンとしてチームを支えた
年上相手のカテゴリでも通用するフィジカルや対人性能が特徴的
一方で攻撃面においては改善の余地がある
ラテラルとしての動き、クロス精度などなど課題はたくさん。
また前述したDFライン全部できるマンに関して、CBとしてはファーストチョイスになるレベルとは言い難く、あくまで緊急事態に起用されるようなレベルという認識でいて欲しい(代表ではバリバリCBやらされてるけど)
焦らずじっくりと成長していって欲しい選手の1人


Xavi Espart

チャビ エスパルト 17歳 CDM,RSB
元は中盤の選手としてチームの組み立て役として立ち回ることが多かったが昨シーズンに右ラテラルにコンバート、結果的にそれがフィットした
ピボーテでの起用時はさることながらラテラル起用時でもビルドアップへの貢献度は健在でドブレピボーテのような立ち位置に移動したと思えばインテリオールの位置まで移動してチャンスメイクすることも
ラテラル、ピボーテを高い水準で熟せたためランドリーと同様に一つ上のカテゴリ、層が薄々のフベニールAに召集されることが多かった
サイズ的には小柄であるが守備面でも見劣りすることは少ない。シーズン当初に比べると胸板が厚くなっている
来季もユーティリティさや組み立ての部分で能力遺憾無く才能を発揮しチームを助けてくれるはずだ


Pau Prim

パウ プリム 18歳 CDM
国立競技場で行われた試合を覚えているクレもいるのでは。
ピボーテとしての技術面は申し分なく、視野の広さ、創造性あふれるパスなどが特徴的
ピボーテとして適切なポジションを取り続けボールを受けるとターンでの前進、ワンタッチプレーなどその場その場で最良の選択をしている
本数自体は少ないがミドルシュートの精度もなかなかのものを持っている
どちらが利き足か分からないほど両足を使えるのもGood
ブスケツに似ていると言われているけれどあまりそういう印象は受けない
ブスケツよりも動的ではあるがベルナルよりは静的
守備面においてピボーテとしての潰しの面で物足りなさを感じることが多々ある。潰しきれないこととカバー範囲を広くしていくことができればトップチームがグッと近づくのではないかと思う

今季は思わぬライバルの出現があったもののUYL、U17W杯ではベルナルとドブレピボーテ的に共存は出来ていた
UYLでは何故かプリムがインテリオールをやらされていたが。
ソロピボーテとしてはラマシアの中でポテンシャルが一番だと思っている。来季も期待


Cristo Muñoz

クリスト ムニョス 19歳 CMF
技術力、守備力共に平均値以上の能力が長所であり何か一つでも秀でている訳ではないというのが短所
正直これから何か尖った武器を持つことは考えづらいので全ての能力のパラメーターをどこまで上げれるかが鍵になってくるだろう

急激に身長が伸びたことにより昔できていたプレーが出来なくなったというのを目にしたことがあるが実際本当なのだろうか。確かに昔の映像を見てみるとキレが違う気がするが、、

サッカーと全く関係ないけど彼のインスタ是非見てみて。超イケメンだから
ラマシアのMFイケメン多いけど彼の顔が一番好きです。

今シーズン限りでの退団を発表。新天地はどうやらラツィオ


Quim Junyent

キン ジュンジェン 17歳 CMF
170cmあるかないかという小柄な体格ながらも体感は強く、年上相手にも体をぶつけられても軸がぶれないのでほとんどボールを奪われない
ドリブルは勿論、ピボーテ横に移動しビルドアップを行いつつチャンスメイクでは高い位置で相手を引きつけてからのスルーパス、低い位置から裏抜けしたFW目掛けてのロングパスなど多彩なバリエーションで相手に脅威を与え続けた
大柄相手になると流石に部が悪いがボールの受け方などを工夫しているように思えるし小柄でも世界で活躍しているインテリオールは数多くいるので怪我なく成長してほしい
シーズン前半のリーグ戦でハーフラインからシュートを放ちそのままゴールに吸い込まれたシーンが個人的ハイライト

発音はキンジュンジェンっぽいがかわいいからスペルそのままのクィム呼び


Juan Hernández

フアン エルナンデス 16歳 CMF,LWG
昨季終了後にパリサンジェルマンへの移籍の噂もあったが結果的に残留
今季はエストレーモでの出場が多かったが緊急時には偽9番、U17代表ではインテリオールをやっていたりユーティリティ性抜群
とにかく全部うまいという印象
エストレーモでは大外で受け内側へ侵入し味方との連携でチャンスを作り、インテリオールではターンで前を向き味方とのワンツーの意識が強い
U17代表で前述したクィムとインテリオールで出場した際には絶対にボールを失わないコンビが完成していた
カットインからのシュートを打てるようになると更に面白い選手になるだろう。エストレーモ不足のラマシアにとって貴重な存在である


Nil Calderó

ニル カルデロ 19歳 RWG
特にこれといって秀でている才能はないが何故か点を取るカピタン属性ましましの右エストレーモ
昨季はフベニールBカテゴリにおいて堂々の得点王。今季も要所要所で得点を続けてきた
フベニールAのDF事情的に一つポジションを落として右ラテラルでの出場も
その時には気持ちのこもったタックルでボールを奪っていたのが印象的だった
課題としては得意なことが一つも見受けられないことだろう。ドリブルでの突破力があるわけでもクロスが上手なわけでもない
本当に点が取れていることが謎。エストレーモでは無理だろうからラテラル極めてみる?

執筆途中にラマシアを退団
2年間ありがとうございました。次のクラブでも頑張って


Arnau Pradas

アルナウ プラダス 18歳 LWG,RWG
かつてラミンヤマルとコンビを組みヤマルと同等に期待されていた選手
気付けば元相棒とは大きな差が開いてしまっていた
ボールコントロール技術が高く瞬間的なスピードで圧倒していたが年代が上がるにつれて段々と通用しづらくなっていった
ドリブルで突破しようにも抜ききれないことも多くある
しかし試合中は所々で才能を感じさせるプレーもあるためフィジカル強化等を行えばまた輝く日が戻るかもしれない
後述するダニロドリゲスも昨季は似たような感じだったのでプラダスなら大丈夫と勝手に思っている。いつの日かトップチームで再びヤマルとコンビを組むことを夢見て。

彼に限らずラマシアの多くのエストレーモはカテゴリが上がるにつれて対峙する相手も成長し今までのプレーが通用しなくなっている印象を受ける
ラミンヤマルは例外だったが、、、


Dani Rodríguez

ダニ ロドリゲス 18歳 LWG
今季のフベニールA、特にUYLでは彼に頼りぱなっしだった。
小柄な体格ながら細かいタッチと相手を一気に抜き去るスピードで左サイドの覇権を握った。
なんとなくネズミみたいなイメージ
スピードを生かしての縦突破からのクロスが主なプレーだが内側にカットインしてのシュートも可能
ここ2シーズンほどは左サイドが主戦場だが利き足的には右エストレーモが本職であろう。神戸戦では右エストレーモで出場してたね
UYLでは毎試合得点に絡んでおりベスト32で敗退したにもかかわらずG/Aで大会3番目の記録
ハーフラインからのドリブルでゴールまでもっていった試合もあった
守備もサボらずとにかく走るので安心

契約延長に前向きとの報道が多々あるため来季も期待してよさそう。頼む、残ってくれ


Òscar Gistau

オスカー ジスタウ 16歳 CF
今季は15歳ながらフベニールAとBをハシゴ。両カテゴリ合わせて14Gの活躍
シーズン終盤に怪我をしてしまったのが非常に残念
ボックス内での動きやワンタッチシュートの技術が高い
ビルドアップ時に顔を出してワンタッチでボールをはたくなどビルドアップの出口としての役割もこなし味方との連携もバッチグー(フベニールAだと監督の戦術的に前線に張りっぱなしが多かったけど)
守備もさぼらなずに相手GK、DFにプレスをかけ続ける
これといって欠点はない気がするのであとはどれだけ今の能力を伸ばせるか
180㎝近い身長の割にはフィジカル強さは感じれないけれどそれはおいおいで大丈夫かな。まずはしっかり怪我を治してください


フベニールB

Andrea Natali

アンドレア ナタリ 16歳 CB
別れをば山の桜にまかせてむ
とめむとめじは花のまにまに

お別れについては、山の桜に任せてしまいましょう。
私たちを別れさせる、あるいは、そうはさせないとするのも、桜の花の心のままに。

来るもの拒まず去るもの追わずの精神でやっている私だが流石に動揺した
U17EUROにイタリア代表として出場、見事優勝を果たした直後、レヴァークーゼンへの移籍合意報道が。今季限りでさよならに

180cm後半の身長で空中戦はほぼ負けない。ラマシアの選手らしく足元技術もマル。足元技術を活かしてボールを押し進めることも少なくない
キック技術も申し分なく左右関係なく長短のパスを繰り出せる
足の遅さは感じるものの先読みしたポジション取りでボールをカットしており守備時での賢さも見せる
課題として強引なキャリーやキャリー後の判断面、無理な縦パスによるボールロストが挙げられるか
イタリアの有望株CB、レヴァークーゼンでも頑張ってください


Leo Saca

レオ サカ 17歳 CB
とにかく安定している
ビルドアップ時には両方の足から安定して良い縦パスを刺せる。あとはPKキッカー任せられてる、シーズン序盤は毎試合決めてた
守備時には初速のスピードが速いためかスライディングでのボール奪取や対人戦では抜き切られる前に潰していたイメージ
前能力80点以上の綺麗な図形を描いているがトップチームに絡んでゆくためには前能力90点以上はマスト、それに加えて何か一つ圧倒的な武器が出来れば良いが果たして

ちなみにレオサカファミリーには頭が上がりません。ラマシア気になる方はYouTubeでSACA FÚTBOLと検索してみましょう


Guillem Víctor

ギジェム ビクトル 17歳 RSB,CB,CDM
エスパルトと似たようなプロフィール
エスパルトと2人並ばれると見分けがつかない気がする。エスパルトorギジェムクイズできそう
ラテラルとして6番の位置への移動でピボーテの補助しビルドアップに貢献したりピボーテとして保持時に適切に振る舞うことができる
小柄ではあるがシーズン終盤にはCBでも出場することが多かった
非保持の部分での課題は見受けられるが前述したようにCBやらされてる試合もあるし徐々に改善されているのかなという印象
兄弟(パウビクトル)共々良きシーズンになりました。


Tomás Marqués

トマス マルケス 17歳 CDM
急遽CFダムからのローンを終えて復帰した静的ピボーテ
今季個人的に1番驚いたのが彼
保持時にはプリムやベルナルと比べ静的ピボーテとしてボールを捌き続ける。足元の技術も申し分なくルーレットで相手を交わすえっちなプレーも出来てしまう
身長も180cmは優に超えているだろう。足の長さを活かしたボールカットに加えフィジカル能力も
高いため当たり負けしない
プリム、ベルナル、マルケスなら間違いなくマルケスがブスケツ似
身長が高いからかCBをやらされたり足元が上手いからかインテリオールをやらされる謎試合もあったがそれもまた一興ということで
明確な課題はないように思えるが押し込んでいる局面で決定的なパスが出せるようになると無敵になれる。あと足は速くないことは一応挙げておく
過小評価されている気がするので来季はもっと暴れちゃってください


Dani Ávila

ダニ アヴィラ 17歳 CDM
昨季のカデーテAで超中心的存在だったピボーテ
今季は怪我に悩まされシーズン半分も出ていないと思うがその賢さやサッカーの上手さは十分伝わった
派手さはないが味方の抜け出しに合わせる中長距離のパス精度、プレスを受けても動じない冷静さを見受けられる
また味方のパスコースを確保するための動きやボールを受けにきた後の味方との距離感など目立ちはしないがよく見るとものすごく頭を使っている様に思える。(無自覚かも知れないけど)
昨季はベルナルとの併用でドブレピボーテ気味で優れたバランス感覚を披露していたため近い将来に再タッグを組むことを期待している

ちなみに昨季のカデーテAはものすごく強かった
リーグ戦優勝
(30試合中27勝2分1敗 得点107 失点11)
MIC Football優勝


Wesley Dual

ウェズレイ ドゥアル 18歳 CDM,CMF
「こんなものなのか?」と今季の彼を見て思ってしまった。そもそもあまり試合に出てないのはあるかもしれないが1年を通して身体が重そうという印象を受けた(ぎこちないイメージ?)
ピボーテとインテリオールの両方でプレーできターンやサイドへの展開でボールを回していた
彼の記憶がほとんど無いのでこれ以上は書けず申し訳ない。是非有識者の方のツイートを参考にしてほしい


Manu Vila

マヌ ビラ 18歳 CMF
ダニロドリゲスがインテリオールでそのまま育ったみたいなイメージか
シーズン序盤の活躍は凄まじく高い位置でボールを受けてから小回りの効いたドリブルで相手を翻弄し続け自分でゴール前まで持っていくシーンが多々あった(私はこれをマヌビラ無双と呼ぶ)
しかしシーズンが進むにつれて低い位置からの組み立てに絡めずに高い位置で留まり続ける試合が増え小柄な体格なためか相手と距離近いと潰されやすい短所が露呈していった
同年齢のクィムや一個下のファンと比べるとどうしても見劣りしてしまうが、めげず、焦らずの精神で頑張ってほしい
ダニみたいにエストレーモに改造しても面白いかも(オルカルロペス理論)


Shane Kluivert

シェイン クライファート 16歳 LWG
パトリック クライファートを父に持つクライファート家の末っ子
お父さん、パトリックのプレーを見たことはないがまぁ似てないだろう
本職は左エストレーモだが偽9番的役割を任せられている試合もあった
突破力が秀でている訳ではないがサイドで貼った時にボールを失わないイメージはある
ボールを受けると内側にカットインしてのシュートやクロスを上げときたま縦突破からのクロスを上げるが精度は高くない
そもそもボールを受けて相手と対峙するとボールを下げるプレーを選択しがち
恐れずにもっと積極的に仕掛けても良いと思う
アンダー世代のオランダ代表ではカットインから良いシュートを決めていたのでクラブでもそれが増えるとなお良い


Daniel Ferrer

バルサユニの姿見つからない

ダニエル フェレール 18歳 RWG,LWG
レジェンドの息子2連発
父はヨハンクライフのエルドリームチームの重要メンバーだったアルベルトフェレール
こちらもお父さんを見たことはないけど絶対に似てないよね
ドリブル突破で魅せるというよりもシュート精度が高いなという印象。実際にデビュー戦でゴールを決め今季冬加入ながらチーム内得点ランキングで上位に立った
ちなみに今季移籍前に対戦した時には彼に2ゴールを決められ敗北している
前述したシェインにシュート精度がプラスされたみたいなイメージかな
髪の毛が長髪サラサラ金色ですぐ見つけられるのでありがたい


Toni Fernández

チャビ × トニ 🫶

トニ フェルナンデス 15歳 CF,CMF
恐らくToniはAntonioの愛称
今ラマシアないで最も勢いのある一家、フェルナンデス家の1人であり前述したギジェの従兄弟にあたる
シーズン終盤にチャビがトップチーム練習に呼んでいたのは記憶に新しい

9番に相応しい得点能力と10番に相応しいチャンスメイク能力を兼ね備え前線にいるときには相手DFラインとの駆け引きから空いたスペースへの走り込みでパスを受けゴールに迫ったり中盤近くまで降りていき味方とのパス交換で一気に前進したり右サイドへ流れてドリブルやクロスなどのアシスト側に回ることもできる。とにかく多才
組み立てに参加しながらもフィニッシュの局面ではしっかりボックス内で構えているため今まで驚異的な得点ペースを記録していたのかなと思う。今季は昨季までに比べ得点ペースが明らかに落ちてしまったが15歳にしてU18カテゴリで出場機会をある程度貰えているだけでも凄い

ポテンシャルは申し分ないがひとつ気がかりなのは適正ポジションがいまだに分からないということであろうか
今まで彼の起用法についてさまざまな意見を見てきたが現状1番しっくりくるのはシャドーストライカーだろう。しかしラマシアにおいてはご存知の通り433を貫いているのでシャドーストライカーなんてポジションは存在しないのでさてどうしたものかという現状
個人的には圧倒的ロマンであるデランテロ(CF)を推したい

最後に。前述したナタリがレヴァークーゼンとの合意をしたと報道された同じ日にトニも同様今シーズン限りでバルセロナを離れるとの報道がなされた。結果的にはトニ自身がインスタライブにて否定していたので大丈夫だとは思う。心臓に悪いからやめておくれ


カデーテA

Iker Rodríguez

イケル ロドリゲス 16歳 GK
私が見た試合は基本的にチーム全体で常に押し込む試合展開だったためGKが目立つような試合はなかったが少ない相手の決定機をことごとく凌ぎまくって相手が可哀想に思えたこともあるくらいには素晴らしいセービング力を見せていた
また、ボールを繋ぐ技術も目を見張るものがあった。
このまま成長して未来のトップチームGK候補に名を連ねて欲しい


Alex Campos

アレックス カンポス 16歳 CB
自身でボールを持ち運び楔のパスを入れることのできる、なんかたまに凄いシュートを打つ、ぐらいの認識でいた
たまたま本職のCBではなくピボーテをやっていた試合を見る機会があったのだが驚くべきことに超高レベルなピボーテだった
展開力、ワンタッチプレーのうまさに加えてCBの時に見せていた持ち味であるボールキャリーも披露
元々CBなので体格も同年代に比べて平均以上なため潰しの面でも強さを発揮していた
その後はCBで出場していたので再び彼のピボーテ起用を見ることはなかったが

海外のラマシアアカウントから彼のピボーテ起用云々は疎か彼の名前自体あまり聞かないしたまたま当たりの日の試合を見ただけなのかも知れない。来季もピボーテで起用されることがあれば真偽を確かめられるかも知れないが果たして


Pol Bernabéu

ポル ベルナベウ 16歳 LSB,CMF
基本的にラテラル起用ではあるが個人的にはイマイチ良さが分からなかった
一応一時期はカテゴリ一つ上のフベニールBでスタメンであったが、ボールを扱う技術は高いものの守備力があるわけではなく基本的にCBにパスを出すだけのプレーをしていた
ただ本職インテリオールでの起用時には彼の高い技術力、ラテラル起用時にも見せていたボールを扱う技術が狭いスペースで発揮されていたため非常に驚いた
ラテラル起用に関して、昨季ちょろっと見たときには右ラテラルをやっていた記憶があるのだが今季は左ラテラル
左右が違うと見える視点も全然違うと言うしもしかしたら関係があるのかも知れない


Pedro Rodríguez

ペドロ ロドリゲス 16歳 CDM,CMF
同じカテゴリのペドロ三人衆の中で今季1番突き抜けて結果を出していたペドロ
ピボーテ、インテリオール共に超高いレベルでプレーできる
ピボーテ起用時には一級の基礎技術を活かしてターンやワンタッチプレーなどとにかくシンプルに、そして動かない
しかしインテリオールでは全く逆で超動的にプレーする。CFが開けたスペースに入り込みチャンスを演出していたシーンが数多く見られた
守備時にも身長は決して高くないものの当たり負けしない体格と守備意識の高さが伺える
今季はそれらに加えて得点能力のパラメータも伸ばしてきたのが凄い。力強いミドルシュートを決めるシーンを何度も見たし数試合しかプレーしていないフベニールBでもしっかりゴールを決めていた
来季はもっと名を聞くことになるだろう1人

ペドロ三人衆は全員の名前を覚えましょう
ペドロロドリゲス
ペドロフェルナンデス
ペドロビジャール

Pedro Fernández

ペドロ フェルナンデス 16歳 CMF,LWG
ペドロ三人衆の2人目
安直だが天才枠と言ってしまうのが早い。雰囲気ジョアンフェリックスとか言ってしまうと変な印象を与えそうだがなんとなく似ている
独特なタッチと独創的なアイデアで相手の逆を突き続け狭いスペースなんのその。美しさ100点満点のショートパスを前線へ送りチャンスメイク
彼のプレーを見るたびに「うまいなぁ」としか言えなくなる
偽9番的にCFでプレーすることもしばしばあり中盤の低い位置まで降りてきてビルドアップに関与しまくっていた
あとは本当にシュートだけ。とりあえず枠に飛ばす回数を増やしていって欲しい
成長してもボールを追い続けることも忘れずに


Nil Vicens

ニル ヴィセンス 16歳 LWG,CMF
今夏にジローナから加入。お兄ちゃんはバルサBでプレーするヴィエルヴィセンス
見た試合ほとんどエストレーモでの起用だったが本職はインテリオールらしい
フィジガルがあって推進力があって得点力がある。加入初年度にしてカデーテAでゴール数上位に食い込んでいるのは立派
しかし正直なところエストレーモでは天井が見えていると思う。エストレーモでどう成長していくのかイメージが湧かない
かといってインテリオールでもチャンスメイク力の低さやビルドアップに関与できなそうな印象を受けた
来季以降はそこの部分がどう成長していくかを楽しみたい


Samakou Nomoko

サマコウ ノモコ 16歳 RWG
決して調子が良いとは言えなかった昨季に比べ今季は1年通して好調をキープしていた。数字もエストレーモながら2試合に1得点のペースとしっかり残している
大きなタッチと瞬発力で相手を置き去りにする縦突破が魅力
ラテラルとの縦関係は勿論、中央の選手との連携もスムーズにこなしている
今季になってから無駄な仕掛けによるボールロストの回数も減少しているしクロスの質も向上しているのが好印象
実況ではサマコーと呼ばれているのがかわいい。


Adrián Guerrero

名前も容姿もタイプすぎる

アドリアン ゲレーロ 16歳 CF,LWG
元はエストレーモだが今季は偽9番として一年間で物凄く成長した
シーズン序盤に見た時は彼を偽9番で起用する良さが分からなかったがシーズン終盤に再び見てみるとパスの引き出し方、ゴール前での振る舞い、プレー選択等めちゃめちゃ様になっていた
深い位置まで降りてきてビルドアップに関与しつつ相手CBを釣り出し開けたスペースに味方が走り込んで得点するシーンが散見され、彼自身も最終的にはしっかりゴール前で構えていることが多い
このままの成長曲線で同じような役割で得点量産しまくっていたトニフェルナンデスを超えていってほしい


カデーテB

Raúl Expósito

ラウール エクスポシト 15歳 RSB
昨季も少しだけ彼を見たことがあったがその時よりも身長が大きくなってて成長を感じた
守備者としてパーフェクト。ボール奪取能力、的確な予測からのインターセプト、とにかく彼のいる右サイドは見た試合全てがガチガチの守備力だった
海外のラマシアアカウントさんがクバルシに次ぐ才能、ラマシアNo. 1のDFとツイートしていたのも頷ける
保持時においては優れた判断で的確な縦パスや被プレス時においても落ち着いてプレーしプレスを回避することができる。さらにパスを出した後も受け手となれる位置へ動けるのがGood
オーバーラップで突撃して相手DFラインを脅かすこともしばしばありラテラルながらハットトリックを記録する得点能力もある
後方から頼れるカピタンとしてチームを支え続ける彼は今後どのように成長していくのだろうか


Baba Kourouma

ババ クルマ 15歳 CB,CDM,CMF
あのモリバの弟。
中盤でもプレー可能だが私が見た試合ではCBとしての出場がほとんどだった
空中戦の強さやフィジガルの強さも魅力だが特筆すべきなのはCBとは思えないほど巧みな足元技術だろう。相手のプレスを1人2人と躱して一気に相手陣内までボールを持ち運ぶことが出来る
気になるところとしては判断面がよろしくないのか軽率なミスを犯したりすることが少なくない。それ故にCBよりもインテリオールとして育てていくべきなのではという意見もある
どう育てるべきか悩ましい選手だがポテンシャルは間違いない。兄を超えて欲しい

ちなみに今季はほとんど見れなかったインテリオール器用だが彼を初めて見た試合がそこでの起用だった。フィジガルに加えて足元の技術が高く全くボールを奪われないぬるぬるドリブルをしていて衝撃を受けた


Michał Żuk

ミハイル ズック 15歳 CMF,CDM
ラマシアを去ったあとポーランドのクラブで13歳ながらU17でプレーしていたとかなんとか目にしたので弟君と共に今季戻ってくると聞いて楽しみにしていた
出た試合はチームの潤滑油的な存在でサイドにボールを散らし続けていたがインテリオールとして決定的なパスが出せていないのが気になった。正直なところ事前に思っていたプレーとは程遠かった
しかしピボーテ起用された時にはフリーで受けれる位置まで移動してサイドにボールを散らし続けるプレーがいつもよりも活きていた印象を受けたので来季はもっと起用してみて欲しい

クリストムニョスのときも言及したが彼の昔の映像を見てみると今とキレが全然違うように見える。やはり急に身長が伸びたことと関係あるのだろうか。

ちなみにadidas関連でこんな写真も↓

ズック × トニ × ペドリ 🫶


Ebrima Tunkara

エブリマ トゥンカラ 15歳 CMF
U16のMIC footballでジローナとの決勝戦でヘディングでボールを押し込み決勝点。チームを優勝へと導いたのは記憶に新しい
年上相手だろうが関係なく相手守備ブロックを1人で破壊できる
パスを受けるとボールを適切にコントロールしスピードとフィジカルを活かしてボールを運ぶ。それだけでなく正対して相手を躱すドリブルも得意
圧倒的な個の能力を見せながらも味方を使うことを忘れず、コンビネーションでも怖さを見せる
パスの精度やシュートの精度も高い。昨季は左エストレーモもやってたし前線どこでも任せられそうな勢い
アフリカ系の若手はプレーが少々雑な選手が多い印象だが、彼は真面目な性格なのか守備も決してサボらず試合中に気を抜くこともない
まさに欠点が見当たらない選手。このまま行けばヤマルに次ぐ選手になることはほぼ間違いないだろう。怪我だけ気をつけて


Orian Goren

オリアン ゴレン 15歳 CMF
今季初めて見たが心に刺さった選手
ざっと調べてみた感じ昨季加入でイスラエル出身らしい
とにかく相手の逆を取るターンが上手い
ビルドアップ時にハーフライン付近まで降りてそこでターンしてから前を向きボールを一気にペナルティエリア付近まで前進させる
ワンタッチではたいているシーンもあったが基本的に抜けてしまうことが多かった印象
見た試合はしっかり数字も付いていたのも好印象
来季はもっと見たい選手の1人


Alieu Drammeh

アリウ ドラメ 14歳 RWG,LWG
初めて見たときの感想は不器用なデカいエストレーモだった
昨季見たときに比べるとクロスの精度が少し上がったのかなという印象
フィジカルを活かした縦突破が魅力でフィジガルで優位性を保てればマドリーユースの左サイドだってボコボコに出来る
ちょくちょくデンベレを思い出させるプレーをするのがなんとも。あとアイドルはクリスティアーノ ロナウドさんみたい。Siuuuもやってたし
どのように成長するのか未知数すぎる選手だ

番外編

Rubén Cantero

ルーベン カンテーロ 20歳 CB
今季はスペイン4部相当のチームへレンタル
そこでファン投票のシーズン年間MVPに
一応昨季彼を見たはずだがほとんどプレーを覚えていない。海外のマシア大好きおじさんたちが来季のフェルミン枠とか言っているので期待している。まずはバルサBで見てみましょう


Aleix Garrido

アレイシ ガリード 20歳 CMF
昨季フベニールA、チーム内アシスト王の今季は苦しいシーズンになっただろう
The ラマシア出身と思える基礎技術の高さと戦術理解度でバルサBの10番を託された。抜群のポジショニングと両足どちらでも蹴れる高精度なパス。ペドリに似ているかもしれない
リーグ戦第4節のゴールは素晴らしかった↓

シーズンのほとんどを怪我により欠場。さらに先月再発した怪我のためプレーシーズンには間に合わないとの報道もあるが来季は彼の年になってほしいと切に願っている


Ángel Alarcón

アンヘル アラルコン 20歳 LWG,CF
復帰しては怪我しての繰り返しのシーズンとなってしまった。
特筆すべき点はシュート精度であり少ない試合数でも数字は残している
1vs1などは勿論、サイドでボールを受けるとドリブルで前進し自分でシュートまで持って行くパワフルさとスピードを兼ね備えている。味方と連携することも得意でLWだけでなくCFもこなせる

毎度、復帰してから数試合は怪我をしていたとは思えないパフォーマンスを披露するもののすぐに離脱をしてしまうようではこの先厳しい
トップチームのプレーシーズンに帯同すると予想されている。彼にとって来季は山場だろう


Álvaro Cortés

アルバロ コルテス 19歳 CB
19歳にして身長約190cmと恵まれた体格を持つ左利きCB
空中戦は勿論対人戦でも強さを見せる
今季バルサBのリーグ開幕戦では堂々のスタメンで存在感を発揮した
しかしその後シーズンアウトの大怪我でほぼ1年間チームを離れることとなった
CF Dammのレンタルから帰ってきて個人的に1番楽しみだったCB、来季こそ期待

2026年まで契約延長を発表!


Madou Murcia

マドゥ ムルシア 16歳 CB,LSB
ラマシアのCBの中で5本の指には入りそうなポテンシャルを持っている
今季頭から音沙汰がなくマシアっ子あるあるの行方不明状態
卓越したフィジガルを存分に活かしたダイナミックな守備に加えラマシアらしい足元の技術も兼ね備えている。最終ラインからの配球能力もマル
来季多くの試合に出ることが出来れば今まで以上に名を聞くことになるだろう


Pedro Villar

ペドロ ビジャール 16歳 CDM
ピボーテとしてペドロドよりも優先されていた
昨季チラッと見たときはプリムに似たタイプであると感じた。味方の裏抜けを見逃さず左右どちらの足からも上質なパスを出していた記憶
今季は1年通してほぼ試合に出ておらず最終盤には試合に出ていたがパスミスが目立ったりネガトラ時の潰しが気になったりと感覚を戻すのには時間がかかりそうだ
ペドロ三人衆をトップチームで見たいので復活してくれ


あとがき

”はしがき”でも書きましたが最初はラマシアベスト11的なのをやろうとしてました。ただどう頑張っても埋められないポジションが出てきたのでそれなら一層のこと気になった選手全員書いちゃえと思ったわけです。それ故完成まで2ヶ月ほどかかってしまったわけですが、、、
何はともあれ完成して良かったです

話は変わりますがトップチームに対してもラマシアに対してもファンの私が出来ることと言えば選手たちの成功を願い、ときに興奮し、ときには冷めて、選手を褒め称えたり、ボロクソにいったり、、、
それくらいしか出来ませんがそれくらいのことをしてる時間は物凄く楽しいものです。と、PSMシーズンになると毎度思います
どんな状況でも自分が好きになったものには全力で。恋は盲目とはこういうことでしょうか?

ちなみにラマシアを見てるときに楽しいこと第1位はなんだと思いますか?

ちびっ子たちのプレーを見て将来のトップチームを妄想することです笑



最後まで駄文を読んでいただいた方、ありがとうございました。本文を通してラマシアの選手たちに触れ、読了後にラマシアに興味津々のあなたを作り上げることが出来たならば心から嬉しく思います
また何かの投稿でお会いしましょう。それでは

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