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「琉球アスティーダ」クラブ ~Nudgeを通じて、地域のファンと深く繋がる~

琉球アスティーダ・早川社長が目指す、ファンと一緒に作るチームの世界観とは。
そして、「簡単に始められて画期的」「ファンとの新しいコミュニケーションの形になっている」という、Nudgeの活用方法とはどんなものなのでしょうか。
お話を伺ってきました。

Nudgeとは

Nudgeは、利用金額に応じて応援している「クラブ」の特典がもらえるカードです。
スマートフォンアプリと連携し、普段の支払いに「応援」と「特典」という楽しさが伴う新しい金融体験を提供しています。

今回は、Nudgeカードのクラブオーナーである、「琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社」代表取締役、早川 周作様に、Nudgeを導入した経緯やサービスの魅力、今後Nudgeを使って実現したい世界観についてもお伺いしました。

さらに、Nudgeを導入してみて気づいた課題や、今後の構想まで、非常に興味深いお話を頂いています。

ファンやお客さまとの繋がり強化を検討されている会社様にも参考になるインタビューですので、是非最後までご覧ください。

インタビュイーのご紹介

ー  本日はお時間頂きありがとうございます。早川様の自己紹介と琉球アスティーダスポーツクラブ様の概要について教えてください。

こんにちは、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の早川です。
私は、20代前半から学生起業家として、幾つかの会社の経営に参画してきました。その後政治の世界にも身を置き、2021年には沖縄に移住。幅広い分野で企業の取締役や顧問などを努めてまいりました。
そして、2018年に琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社を設立し、現在も代表をしています。

琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社は、「沖縄から世界へ!」を旗印に、世界No.1の卓球リーグ実現を目指すTリーグに参戦している「琉球アスディーダ」を運営しており、おかげさまで、2021年3月にプロスポーツチームとして初の上場を果たすことができました。

その他弊社では、スポーツ✖️健康✖️飲食をコンセプトにしたスポーツバルの運営や、沖縄密着型アイドルグループ「Ka☆chun! from 琉球アスティーダ」のプロデュースなど、様々な事業を行っています。

琉球アスティーダ様クラブのご紹介

Nudgeでも、琉球アスティーダだけでなく、女子卓球チーム・スポーツバル・アイドルグループの4つのクラブを開設して、活用しています。

Nudgeの魅力とは

Nudge導入のきっかけ

ー  地域に根ざした事業を多数展開されていますが、Nudge導入を検討したきっかけ、決め手はなんでしょうか?

元々、「地域経済の発展のためにできることはないか?」、「沖縄の人と一緒にチームを作っていくことで様々なものが循環する仕組みを構築できないか?」と模索していました。

そんな最中、日ごろお世話になっているスポーツエージェンシーの方の紹介でNudgeを知ったんです。
ファンが普段の買い物で気軽にチームを応援でき、日常的にアスティーダを感じてもらうことのできる、Nudgeカードは「新しい切り口だな!」と、感じたことを覚えています。

新たなお金を集めるために企業の方に「スポンサーになってください」というのではなく、ファンの方に日頃から使っているクレジットカードをNudgeカードに変えるだけで、スポーツを応援できるというのは、スポーツチームにとっても地域経済にとってもプラスです。

普段の生活で自動的にスポーツを応援する、そういったことが習慣にもなって、いずれ子供たちも興味を持って使ってくれることで、ファンと地域の皆様が溶け合うような世界が創れるのではないか。
そう感じたことが、Nudgeカード導入の決め手となりました。

Nudge サービスの魅力

ー  早川様が考えられるファンと地域の在り方、まさにNudgeがクラブオーナー様と一緒に創っていきたい世界観そのものです。では、Nudgeのサービスとしての魅力・共感している点はありますか?

クラブオーナーとしての目線で考えると、まず1つは、非常に簡単にサービスを利用できることです。始める手間がほぼかからないので、「まず始めてみよう!」ができます。

具体的には、画像2枚と特典設定を決めるだけです。Nudgeの方とディスカッションしながら進めて、負荷なく決められるため、琉球アスティーダだけで言えば、意思決定から開設準備が完了するまでは非常にスピーディーで1週間程度で完了しました。

また、オリジナルカードも1枚から作れて、しかもカードデザインまでNudgeでやっていただける。これは非常に画期的なサービスではないでしょうか。

そして、ファンや地域の皆様がこのカードを持つことで、精神的とは言わないまでも何らかの繋がりを持つための「仕組み」を作ることができるのが魅力だと感じています。

日々のお買いものの支払い時にも、チームロゴ・キャラクターがプリントされたカードを使うことでチームのことを考えてもらえるし、決済・返済の際にもアプリ内でチームに触れることができます。

さらに、カード利用金額に応じて「特典」が用意されていて、この特典を通じてファンにチームのことをよりよく知ってもらえることはファンマーケティングにおいて非常に重要です。

Nudgeの活用方法

ー  では、御社がNudgeをどのように活用しているか、教えてください。

「琉球アスティーダ」だけでなく、グループ会社で女子Tリーグに参戦する「九州アスティーダ」でもNudgeを活用しているんです。

まずNudgeについては、「チームをより地域に馴染ませ、ファンが近くに感じてもらえるファンマーケティング施策の一環」として捉えています。

特典はとても豪華で、選手とワンゲームマッチができたり、卓球の指導を受けられるというものが人気です。
普段遠くからみているプロの卓球を自分自身が直接触れ、感じて頂くことで、より応援してくださるコアファンになってもらいたいと、そう思っています。

スポーツバルの「バルCO-LAB」では、お客さまを呼び込み、リピートに繋げる好循環を作るためにNudgeを活用しています。
こちらもかなり豪華な特典を出していて、お店に来る方はNudgeカードを使わないと本当に損と思うくらいです。

一緒にお店にこられた方にもNudgeカードの入会が促進されるので、そのお客さまがNudgeカードで他のお店で買い物した場合でも「バルCO-LAB」に還元され、さらに豪華な特典がお客さまに提供できる
そんな好循環を作り出すことができています。

また、アイドルグループ「Ka☆chun」とNudgeはさらに相性がいいです。
「Ka☆chun」は沖縄の地元密着型アイドルで、地元の方により近くで応援してもらうための施策として、メンバーと触れ合える特典を多く用意しています。
是非、Nudgeカードに入会してもらい、メンバーに会いにきて欲しいです!

このように、琉球アスティーダだけでなく、九州アスティーダ、飲食、アイドルグループも巻き込んで、様々な場所でメリットを感じてもらえる経済圏を作りたい。
そして、沖縄の方、九州の方が色々なきっかけでカードを作って、みんながコミュニケーションを取ってもらえるという世界を広げて行こうとしています。

ファンの方の反響

ー  グループ全体で様々な特典が得られるのは素晴らしい試みですね。ファンの方からの反響はいかがでしょうか。

Nudgeカード開始当初から多くの申し込みをいただいています。
特にオリジナルカードのある琉球アスティーダは人気で、キャンペーン施策に対しての反応も良好です。

最近では、チームのカードが届いたことをTwitterに画像投稿する方も多く、SNS内にてファン同士が繋がるという新しいコミュニケーションの形ができているなと感じますね。

また豪華な特典はやはり人気で、選手との新しいふれあいの場ができてきています。
今後はこれをより定着させていきたいですね。

目標枚数まではまだ届いていませんが、引き続き魅力的な特典を出したり、認知獲得を強化する施策を打っていくつもりです。

Nudgeの課題とは

ー  逆に、Nudgeで課題に感じていることや、これから期待したいことがあれば教えてください。

スポーツで考えると、Nudgeにもっと多くのチームが入って欲しいですね。
卓球に限らず、有名なチームがクラブオーナーになってくれれば、ユーザーの認知はさらに上がると思います。

そして、クラブオーナーが増えた場合も、ファンの方がそれぞれのクラブを、webサイト上やアプリ上で見つけやすいように見せ方を工夫するなどして、ファンの方がよりスムーズに自分の好きなチームを応援できる体験を提供していってほしいです。

Nudgeの規模が大きくなると、プロモーションへの投資が活発になることが期待できるので、Nudgeもクラブオーナーも、そしてカード利用者も三法よしの関係が作れるのではと。

琉球アスティーダとしても、もっともっとファンの方にNudgeカードの存在が届くよう、マーケティングを進めていきたいと思います。

今後の展望

ー  最後に、今後Nudgeを使って今後実現していきたいことをお聞かせください。

そうですね。まず、Nudgeカードの会員数の目標を達成し、より「ファンと一緒に作り上げるチーム」を実現したい。そしてその先には、ファンの方と一緒に「世界を獲りたい」という野望があります。

ただし野望をただ追いかけるだけでなく、その野望を実現する過程で、ファンの皆様への還元はより強化し、利用額に応じた特典や応援キャンペーンを充実していきます。
例えば、福原あいさんにもキャンペーンに参加してもらうなど、カードを使うことによるファンのエンゲージメントをどんどん高めていきたいです。

そして、普通にスポーツ関係者がアスティーダカードを使っているという世界、卓球をやってるんであれば当たり前でしょ!?というような世界を作っていきたいですね。

Nudgeの今後の発展に期待しています。

ー  早川様、貴重なお話、誠にありがとうございました。本日頂いたNudgeへご期待も踏まえ、Nudgeでは更なるサービス向上に努め、御社の未来創りを全力でサポートしたい所存です。今後ともよろしくお願いします。

【編集部より】

最後までお読みいただきありがとうございました。
インタビューさせて頂いた、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社様及びグループ会社である九州アスティーダ株式会社様では、以下4つのクラブを開設・運営頂いています。

4つのクラブを使い、沖縄・九州の地域経済の発展を目指す同社の取り組み、参考になりましたでしょうか。
ご不明点等ございましたら、お気軽にNudgeまでお問合せください。

また、Nudgeでは様々なスポーツチームやアイドル、企業などの「クラブ」が用意されています。

好きなクラブを選択して普段通りにカードを使うだけで、クラブの特典がもらえます。
詳しくは、Nudge サイトをご覧ください。


取材:新井田 諭
文章:山咲かもめ


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