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自分の商品だけ特別だと思っていませんか?

Amazonや楽天などのECサイトで自社商品を販売するには、アカウント作成などの手続きを経て商品ページを作成することになります。

アカウント作成の際には送料の設定や注文から発送までの期間、問い合わせ窓口の情報や会社情報の入力など、バックオフィス的な項目の設定も必要です(FBAなどの物流代行を利用する場合は一部省略できるところもありますが)。

そして、商売ページには商品名、商品画像、説明文、スペック情報、販売価格など商品にまつわるあらゆる情報を登録することができます。

商品名や商品画像などがしっかり登録されている商品は多いと思いますが、細かな情報まできちんと登録できている商品はあまり見かけないように思います。

ここで少し、ご自身がネットショッピングをするときのことを思い出してみて欲しいのです。

ECサイトのアプリなどを開き、欲しい商品をキーワードで検索したりして商品ページにたどり着き、商品情報を確認して、納得したらカートに入れて注文を完了させる。

もちろん最近はSNSで紹介されていた商品を狙い撃ちで購入する、というような買い物の仕方もあると思うのでネットショッピングのプロセスも多様化しているとは思いますが、まだまだ一定以上のユーザーは上記のような流れで買い物をしていると思います。

特に初めて購入する商品の場合、このサイズで本当に大丈夫か、画像と実物で色が違わないか、必要としている機能は備わっているか、オーガニック素材を使っているか、子どもが食べても大丈夫か、いつまでに届くのか、送料はいくらかかるか、本当に信頼できるお店なのかなどなど、挙げれば切りがないですが、さまざまなことを気にして、それを確認してから購入しているのではないでしょうか。

自分がネットで買い物をする時は細部まで確認してからでないと怖くて注文できない、と言っている人でも、自分が商品を販売する側にまわったときはなぜだか詳細な情報の掲示を怠ってしまう。そんなケースが多いようです。

SEO対策や広告などの集客施策も重要なのですが、せっかく商品ページまで来てくれたお客様に対し必要としている情報を提供できなければ、お客様はその商品に納得できずに去ってしまいます。

ですので、商品情報や会社情報は可能な限りすべて出し惜しみせずに登録したほうがいいですよ、というお話でした。


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