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サンゴが教えてくれたイラヨイ

3月5日。
サンゴの日。

と気づいた。

1ヶ月ほど前から「山サンゴ」が気になっていた。
(これもいろいろなメッセージをもらってる気がする。)

そして今日「サンゴ」に気づく。

沖縄のきれいな砂浜をつくっているサンゴの死がい

サンゴの日

少しサンゴのことを調べてみると、
石垣の「民宿イラヨイ」さんという民宿を発見。

3月5日はサンゴの日、というのを教えてもらった。
そして大波から守るものがサンゴなのだそう。

もしも温暖化や環境破壊で珊瑚がなくなってしまったら…
ここに住むことはできません。
珊瑚礁で囲まれた離島は、どこでもそうです。
サンゴに生かされています。

https://www.facebook.com/irayoi2015/posts/3132014247017213

サンゴの日なのは、3(サン)5(ゴ)の語呂合わせと、3月の誕生石にちなみ、WWFジャパンが制定したようだ。
誕生石はどうな風に月にあてられているのだろう。

サンゴは植物のようで動物。
でも植物と同じように二酸化炭素を吸収して、酸素をつくり出す働きがある。
実は植物よりも多く酸素をつくっているとも聞いたことがある。
波を防ぎ、魚たちの隠れ家をつくり、酸素をつくり・・・
海にはなくてはならないものなんですね。

調べていて「うるま」もサンゴの意味を持っていてまた驚きでした。

沖縄の昔の呼び名は「リュウキュウ」。
それよりもっと前は「ウルマ」と言っていました。
ウルマの「ウル」とは、「サンゴ」という意味。
昔の人は島がサンゴでできていることを知っていたのかもしれませんね。

https://coralokinawa.net/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%81%AE%E8%B1%86%E7%9F%A5%E8%AD%98/


イラヨイ月夜浜

そして「民宿イラヨイ」さんの「イラヨイ」。
イラヨイってどういう意味だろう?
とこれまた調べてみると、
民謡の囃子言葉だそう。
「愛しい」「懐かしい」と思うときに使われる古語だそう。

民謡の『イラヨイ月夜浜』からの「イラヨイ」。

月ん灯ん波に受け 戻し戻されくぬ浮世 

大和世までぃ照らし給り イラヨイマーヌ 照らし給り

イラヨイマーヌ波にぬれ イラヨイマーヌ流されて 

イラヨイマーヌ照らされて イラヨイマーヌ流されて

イラヨイマーヌ大和ぬ世 イラヨイマーヌ沖縄ぬ世 
イラヨイマーヌ宮古ぬ世 イラヨイマーヌ八重山ぬ世  
イラヨイマーヌ花が咲く

『イラヨイ月夜浜』

曲を聞きたいと探すと、
ビギンの歌がでてきた。

好きなメロディ。
歌詞に込めらられる想いもまた響く。

サンゴも「イラヨイ」と唄っているのではないかな。

唄は人の心をつなぐ。

楽しい時も悲しい時も唄は人の心を結ぶ。

一人ひとりに持つ「故郷」。
きっと大切に守りたいものがあるから、
時には分かれてしまうこともある。

でも同じ地球が故郷の私たち。

世界の故郷はどこにあるのか。

サンゴは知っている気がする。
自然は知っている気がする。

世界に届けたい「イラヨイ」。
誰もが一緒に唄いたい。

イラヨイマーヌ 花が咲く


サンゴのもり

そしてまた素敵なものを見つけた。

絵本。

サンゴの生きている海は、色あざやかな魚がいっぱい。
みんな違う形と色。性格だってかわってる。
ひとつとして同じ生き物は、いない。
違いがあって、あたりまえ!

https://imaginationpluspress.com/booklist/%E3%80%8E%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%82%E3%82%8A%E3%80%8F/

絶滅が危惧されるサンゴの海を舞台に多様性(ダイバーシティー)を描いた背景は、作家自身が体験した、養護施設の子どもたちとのふれあい。きれいごとじゃないけれど、それでも美しいもの、うれしいことを共有できる仲間をたがいにふやせれば、子どもたちの世界も未来も、もっと大きく広がっていくことでしょう。

多様性。
とっても簡単にまとめられる言葉があるけれど、
簡単にはまとめられない。

故郷を想う気持ちもあれば、
未来を想う気持ちもある。

未来の子どもたちの世界に、
少なくとも僕は届けていきたい世界がある。

向き合うことも大切だけど、
向かい合っている間は解決しないことがある。

共に同じ方向を見て今を、明日と向き合っていけたら―。

『サンゴのもり』買ってみよう。
(というか、この出版社さん気になる。
他の絵本も気になる。なんかまた素敵なところに出会ったぞ。)


”結”のメッセージ

今自然からいろんなメッセージを送ってもらっている気がしている。
ものごとは表と裏で、分かれるは統合する・和すること。
「わ」(環・和・輪)になるために今いろいろ教えてくれているのではないか。
現実として今いろんな事象が教えてくれている。

自然は僕らに気づかせてくれるために、”分かれる”という役割を担ってくれているのではないのか。
最近、身近な石、植物、木など、会話をしているかのように、ふと大切なことに気づかせてくれる。

人は自然とともにあるんだ。

みなさんもまわりの、草木に触れてみてほしい。

自然は大きなバランスと保とうとしている。

地球にも、僕らにも癒やしが必要。

まさに、ことだまの

「ゆ」

「ゆ」は癒す働き。
お湯のように、温泉のようにゆったり力を回復させてくれる。

そして元気になり、
次のステージの「ゆ」=「結」に移るときなのかもしれない。

=========== 
1ステップ:『湯(ゆ)』のメッセージ
「頑張りすぎていませんか?」
「休息を持つ時ですよ」 
「自分を大事にしてください」
===========
2ステップ:『結(ゆい)』のメッセージ
「一人で頑張ろうとしてませんか?」
「人と協力して使命を果たす時ですよ」
「人との関係を大事にしてください」
===========

https://www.facebook.com/kototama/posts/4530549077049770

「結」。
みんなでともにできることがある。

そのためにも、
今、動植物たちが僕らにたくさん力を貸してくれているのかもしれない。
気づかないだけで、サンゴも石も草木も動物もみんなそうなのかもしれない。

海は世界とつながっている。


また、大切なものを教えてくれてありがとう。

さんしんの日(さん(3)しん(4)→3月4日)からのサンゴ。
さんしんの日もまた素敵な気づきをいただいた。
沖縄って、とってもシンプル。
チャンプルーだけどシンプル。
シンプルが、
真ん中が、
芯がとってもあたたかだから、
チャンプルーでも、対立していない。
新たな価値に生まれ変わって
また新たな世界が広がる。

海はつながっている。
もちろん山も。その”あいだ”も。

見えないおおきな”ひとつ”なのかもしれない。




ありがとう、サンゴさん。





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