この感情は忘れてたなぁ

結婚してからというもの
こういう感情がない

昨日レポートした｢時代｣だって
今は旅人のフレーズに心惹かれてしまうのだから…

いや、そもそもこんな感情って自分にあったのかな？
手に入らない物への執着心が無さすぎる
それは、人の心もそうだったのかもしれないな…

なんで今日、この曲に立ち止まってみたくなったのか？
それは、この指の動きがいじらしかったから

指の動きで語るなぁって、心底思い出すのは
今年の夏のラブピアノで、友達の演奏を間近で見た時に改めて感じたから

(あ、この指、恋してる)って思ったの
その人の演奏は、見せる演奏じゃなくて
内に秘めるような演奏だった
｢シェルブールの雨傘｣をリクエストした
｢隣に立って聴いて｣って言われて、恥ずかしかったけど鍵盤見ながら聴かせてもらった

ふみくんが
この｢ヤキモチの答え｣を弾いた時の指の演出は、配信者としての演出だったのかもしれないけど…
あぁ、ふみくんもこんな気持ちを知っているのかな？って思いながら聴いていたから、友達の演奏を目で見た時に同じ感覚を感じたんだ

その指のいじらしさ…

私は、本を読むと感情移入する癖があるから疑似体験が多すぎるけど(笑)

こんな可愛い嫉妬なら、沢山しておけば良かったなって思ったし
今さらながらに昨日思い出した幼なじみとのすれ違った初恋が
口に出さなかっただけで
同じ思いですれ違っていたならと、とてもベタな初恋の物語を想像してみたくなった

所詮は、モンゴメリーから卒業出来ない
赤毛のアンみたいな妄想癖によって
私の若さが保たれているのに違いない
HoneyWorksの曲の世界観にモンゴメリーをダブらせるのって私だけなんだろうか？
あの時代とこの時代とでは、生活の風景が違うだけで、表現が似てるなと感じるけど…

そんなピュアな世界観を指の動きで、音の作りで、小技の効いた演出で魅せてくれるから、ふみくんのHoneyWorksの演奏動画が好き

おかえり乙女の私♪