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どうぶつのはなし

先日、上司に大阪のニフレルのカバの赤ちゃんの写真を見せてもらった。ムーミンみたいなフォルムで(いや、ムーミンがカバに似てるのか)体がつるんっつるんである。ウォータースライダーを凄いスピードで滑っていきそう。可愛いか可愛くないかで言えば可愛い。

ニフレルの公式インスタグラムを見ていたらアナホリフクロウやコツメカワウソなどのカワイイカワイイのなかに、タコやナマコが紛れていてドキッとする。カニや貝も苦手だ。ぞわぞわする。微動だにしないくせに、時が来たらみんな一斉に襲いかかってきそうだ。そういうタイプの敵いるもん。

そういう奴らがたまたまうまいこと可愛く写った写真を見て おっ と思って検索したりすると本来のおっかない姿をGoogleがバシバシ見せてくるから注意しなくてはいけない。

ナマコは、目も耳も鼻も舌も心臓もないらしい。ていうか脳もない。口と胃と腸とおしりだけある。2つに切れば2つのナマコになり、にぎると硬くなったり溶けたりする。
生き物って何なんだろうな……………

フクロウがキョロキョロ首を動かすのは眼球が動かせないから首ごと動かして物を見ているだけで、寝ている時ニッコリして見えるのは下のまぶたで目を閉じているからである。フェネックの耳が大きいのは体温調節のためだだし、みんな生き残るためのはずなのに、可愛らしく進化していて羨ましい。
人間ももう少しスタイリッシュでシンプルな形状になれなかったのだろうか。局所的に毛が残っていたりして、何かいつのまにかこうなっちゃいました!という行き当たりばったりの造形じゃないですか?鳥のようにスマートでかっこいいデザインになりたかった。

まぁ可愛いも可愛くないも、野生動物にしてみせば余計なお世話でしょうけどね。
ニフレル、行きたいなー

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