中国からの手紙〜7 花花花どこでも花:花海・卒業
大家好。梅雨真っ盛りですね。こちらは猛暑から少し気温も下がり過ごしやすいですが、連日大雨で長江(长江)が急激に増水しています。
今回は花・卒業(毕业)について書こうと思います。
前回は桜を紹介させて頂きました。現地の方々はインパクトある大量の花がとても好きなようで、春から夏にかけて桜以外も様々な花の花海が色々な場所で見られます(写真1〜5)。大きな花束やハートのアーチなど愛をテーマにしたSNS映えしそうなオブジェも色々とおいてあり、夕食後気温が下がってくる頃ゆるゆると人が集まり出し、老若男女関係なく撮影や散歩を楽しんでいるようでした(写真6〜9)。
6月は卒業の時期で、卒業発表が合格となった時に大きな豪華な花束を贈るのが風習のようです(写真10〜13) 。
花束には、「毕业快乐(卒業おめでとう)」「前程似錦(未来は錦のように輝かしい)」「You are sunshine」など輝かしそうな言葉が添えられています。研究棟や寮なども色々な飾り付けがしてあったり、写真撮影用の手作りバルーンオブジェも置かれていました(写真14)。
学位授与式は屋外で行われるようで、雨の中長い赤い絨毯と多数の椅子が準備されていました(写真15〜17)。
前夜祭(?)、授与式、お祝い、各専攻のイメージで飾り付けられた車のパレード、水を掛け合うwater festival(?)などなど卒業関連の行事が続いていました。今年は多くが大雨の中の決行となりましたが、学長を始め多数の人たちで踊ったり、ライブ中継を見ていた人たちも多数いて、盛り上がったようでした。
学長もとても気さくな方なようで、学生と手でハートマークを作ったり、色々なポーズで学生とセルフィー(自拍)を撮るのが普通のようで、色々なメディアにも取り上げられていました。街中でも公園などの入場券が新卒業生は割引になったり、高層ビルの壁一面の電光装飾が卒業祝い関連のメッセージになっていたり、街をあげてのお祝いムードでした。
<〜次号に続く>