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中国武漢からの手紙〜3  2つの新年:クリスマス・西暦の元旦の頃

大家好(dajiahao:ダージャーハオ),好久不见。 (皆様こんにちは。大変ご無沙汰しております。)

 4月は入学・入社など様々な門出の時期だと思いますが、今回は「新」に合わせて、新年について書きます。
 日本では元旦は1月1日ですが、中国では2つの新年(西暦と旧暦の新年)があります。旧暦の新年は太陰暦での最初の日となっており、1月下旬から2月初旬の間辺りです。

 キャンパスでは12月31日、屋外運動場の一つで軽めの元旦祝いを兼ねたカルチャーショーが毎年行われており、各国の学生がそれぞれの食べ物やアクセサリーやドレスのお店を出したり、ダンスや歌などを披露したりしてアウトドア文化祭・ライブのようです(写真1,2)。

(写真1,2:キャンパスの運動場でのカルチャーフェスティバル&元旦祝い)

 1月1日元旦の辺りの期間は、それほど長い休暇はなく、生活は普段とほぼ変わりません。むしろ、中国のメインの春節休暇の前の総括時期で、テストや発表などが重なり(おそらく一年で一番)忙しい時期となります。

 クリスマスは、もともとは祝う習慣はなかったようですが、若い世代では「平安 (pingan)」の音が「りんご(苹果(pingguo))」と類似していることから、装飾したリンゴを箱に入れて贈る習慣もあるようです(写真3,4)。

(写真3,4: 装飾・ラッピングされたリンゴ)


 街中では大きなサンタクロースがビルによじ登っていたり、色々なクリスマスの飾り付けも見られるようです。

 タイムラグではありますが、祝你2024年健康快乐(健康で幸せな2024年になりますように)。

<〜次号に続く>

<大前さんから受信:2024/04/02>