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中国武漢からの手紙〜4  2つの新年:春節の頃

大家好,(皆様こんにちは)
 前編に引き続き新年についてで、今回は中国暦の新年(春節)です。

 今年の中国の新年は2月10日で、春節は2月10日から17日でした。この期間(+前後数週間)キャンパス内のほとんどの中国人は正月を祝うため実家に帰省し、お店もジムも配達サービスも食堂もほとんどが休止となり、キャンパス内はガラガラになります。

 春節では花火や爆竹で盛大に祝うようで、至る所で花火が上がり、爆竹が鳴り続けます。キャンパス内は人がほとんどいなくなるのであまり盛大なイベントは行われませんが、キャンパス周辺では、数千のドローンで連続的に瞬時に変わる文字や絵柄を空に描くドローンショー(无人机表演)やライトアップ(灯光)やプロジェクションマッピングなど高度な技術を使った豪華なイベントが多数行われていました(写真1〜6) 。


(写真1,2: 数千のドローンによるショー。新春快乐(新春おめでとう)と電子マネー版の紅包(お年玉)の形。電子マネー版紅包は「開」をクリックすると(ランダムな)金額が貰えるランダムお年玉みたいなもの。)
(写真3〜6: 光を使った街中の色々な演出。空からでないと全体がわからないような大きなものや、人の動きに合わせて演出が変わるようなインタラクティブなものもある。)

 街には新年の様々な飾りが至る所に飾られます(写真7〜9)。
 街中の標語や演出では「梦(夢)」や「梦想成真(夢を実現する)」のような中国ドリームを感じるような表現が多く見られ、勢いを感じます。

(写真7〜9: 中国のイメージカラーの赤を使った新年の様々な飾り。中国では赤は幸運や活力を象徴する。)

 
新春快乐。龙年大吉。(良い新春を。良きドラゴンイヤーを。)

大家好(dajiahao:ダージャーハオ) <皆様こんにちは>
再见 (zàijiàn:ザイジェン) <さようなら、またね、また次回> 

中国語会話 ワンポイント


<〜次号に続く>