読書メモ「マルチポテンシャライト」

ビジネス本を読むことは続けているんだけど、せっかくだからnoteに記録を残しておこうと。第一弾は「マルチポテンシャライト

<書籍概要(一部略)>
やりたいことがたくさんありすぎて困っている人、必見! 「マルチ・ポテンシャライト」とは、さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人を指す言葉で、「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能」を持つ人のこと。(中略)「天職が見つからない」「中途半端で飽きっぽい」「何をやっても長続きしない」――この本は、こんな風に毎日悩んでいるあなたにこそ、読んでほしい1冊だ。本書を読めば、自分の好きなことを「一つに絞ることなく」追い求めて実現し、「なりたいすべてのものになる」ことができる方法が、必ず見つかる!

もうここ最近「自分が何をしたいのか」がわからなくて、というか、いろんなことに興味があって、キャリア迷子をしているところでした。そんな中目に入ったこちらの本。読みながらニヤニヤしてしまいました。だって、「やりたいこといっぱいあってええやん」と背中を押してくれたから。

どうしても「専門性のある人」「スキルを持っている人」が目を引きやすい。就職や転職に有利なイメージもある。そんな中私は、AD→IT関係ときて、わかりやすい「スキル」がないことに負い目を感じていたし、次に伸ばしたいスキルややりたい職種が定まりませんでした。というか、職種はこだわらない(ただ、経理は数字が苦手なので無理)。目指す業界で働けるなら、営業もあり、人事もやってみたい、企画も出したいなあ、広報として企業を知ってもらったり、などなど。ぶわーっと広がってしまったのです。そこで指摘された「何がしたいの?」で、職種絞らないとだめでしょうか⁉

けどまあこの本を読んで、いいんだよやりたいことを絞らなくても、と背中を押してもらった上に、1つに絞りたがる社会の中で「マルチポテンシャライト」がどうやって幸せに生きていけるか、「マルチポテンシャライト」のライフパターン、不安の取り除き方など、目から鱗がぼろぼろ落ちました。と同時に、少しほっとしました。無理して絞る必要もないんだと。

ほっとするだけじゃ意味がないのですけどね。本の中に課題もあるので、それを見ながら自分を見つめ直す時間も作れます。

ちなみに、「マルチポテンシャライト」が幸せに生きていくために大切なことは
1.生活に必要なお金
2.意義(「なぜ?」と問いかけてみる)
3.多様性(たくさんのプロジェクトにかかわりたい?)
の3つ。

その3つを軸に、どんな働き方をするかの4パターン。
1.グループハグ・アプローチ
2.スラッシュ・アプローチ
3.アインシュタイン・アプローチ
4.フェニックス・アプローチ
どれかにガチっと当てはまるわけではないかもしれないけど、また多様にアプローチの仕方を変えていくのもマルチポテンシャライトだよなと。

多くのリサーチに基づいた、様々なライフスタイルの例も載っていますので参考になります。興味が1つに定まらない方は一度読んでおいて損はないかと!

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