ほめたりけなすのではなく事実を伝えたい
よく仕事をしていると
「私ってどうですか?」
「あなたから見てどんなふうに見えますか?」
「改善点を教えて下さい!」
と聞かれる。
その時に決まって考えていることがある。
それは
”事実を伝えたい”
ということ。
人間は歳や経験で簡単に上にも下にも自分の身分をコントロールできてしまう。
それは一方で便利であるが、一方でとても怖いことだと自分的には感じている。
アドバイスを下さい
は別に
褒めてください
と言われているわけではない。
そこには客観的意見を求めるという側面が必ず含まれているはずなのである。
それなのに褒めて伸ばすとかいう考えがうまれてきてしまう。
事実でいい。
こちらから見てそちらはこう見えますよという事実を伝えてあげる。
人間はそんなにバカではないから必ず修正を加える事ができる。
だから大事なことは事実、相手には見えていないだろうな。もしくは気づいていても目を背けているだろうなと思われることに対してしっかりとこちらから見えている世界を言葉にしてあげることを大切にしていきたい。