マイナンバーカードの普及率が5年掛けて15%しかない理由は○○がない?
マイナンバーカードってあなたは持っていますか?
ちなみに、私は持っていません。今まで5年間で必要だなと感じたことが無かったです。
いや、1度だけありましたが
「なんじゃこら、そんなの聞いてないぞ~」
と私の想定と違ったので「やっぱ要らね~」となったのです。
この出来事は、次回に記事にしますね。
ただ、マイナンバーカードの事を数回にわたって記事にしたいと考えていますので、コロナ禍で役所が落ち着いたら申請しますよ。
まず
マイナンバーカードとはどんなものか?
についてですが、あなたが持っている「マイナンバー」をICチップの入ったカードとして申請すれば貰えるカードです。
そして、カードの表面には本人の顔写真、氏名、住所、生年月日、性別などの個人情報が記載されており、カードの裏面には個人のマイナンバーが記載されています。
マイナンバーカードの総合サイトには「マイナンバーカードで出来ること」として下記のようなことが記載されています。
マイナンバーカード1枚でできること
個人番号を証明する書類として
マイナンバー(個人番号)の提示が必要な様々な場面で、マイナンバー(個人番号)を証明する書類として利用できます。
各種行政手続きのオンライン申請
マイナポータルへのログインをはじめ、各種の行政手続きのオンライン申請に利用できます。
本人確認の際の公的な身分証明書
マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。
金融機関における口座開設・パスポートの新規発給など、様々な場面で活用できます。
各種民間のオンライン取引に
オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引に利用できるようになります。
様々なサービスを搭載した多目的カード(※)
市区町村や国等が提供する様々なサービス毎に必要だった複数のカードがマイナンバーカードと一体化できます。
コンビニなどで各種証明書を取得(※)
コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
※ 市区町村によりサービスの内容が異なりますので、詳細はお住まいの市区町村にお問い合わせください。
しかし、実際にはこれらのサービスが全て現段階で活用されている事実はネットを探しても余り見つかりませんでした。実際にメリットとして挙げられていたのは、「これまでは市役所などでしか受け取ることができなかった住民票の写しや、印鑑登録証明書をコンビニで受け取れるといった点」です。
市役所などは夜間までやっているところが少なく取得が出来ないという人、また、日中に市役所などに行ったとしても人で混雑しており書類の受け取りに時間がかかりますから待つのが面倒くさいという人には良いですよね。
しかし、逆に言うと住民票と印鑑登録証明書しかメリットがないのです。
これでは、私は全く「メリット」として感じないのです。他にも実施している事があるかもしれませんが、私たちにとってメリットを感じることが出来ない内容だと私は感じます。
例えば、「月に1回」住民票や印鑑登録証明書を取得する必要があれば、
私もコンビニで取得できるメリットとして感じるかも知れません。
でも、「年に1回」であれば、私なら市役所に面倒でも行って取得します。
必要があれば「有休」を取ってでも「年に1回」なら行くでしょう。
だから、マイナンバーカードを取得した後の未来をもう少し示さないと普及率が上がって行かないのではないでしょうか?しかも、先ほどの「総合サイト」に上がっている内容をもう少し「具体的に誰にでもイメージできるように」説明する必要があるのでは?と感じています。
つまり、マイナンバーカードの普及率が5年掛かって15%しかない理由と、コンビニで住民票や印鑑証明書が受け取ることが出来るというメリット余りにも取得理由としては弱いのではないか?と想像しています。
一時的な「メリット」だけで普及率が上がったとしても、その後の「継続的なサービス」が無ければ「宝の持ち腐れ」になってしまうのではと危惧しています。
では
どんなサービスと連携すれば、マイナンバーカードの価値が上がるのか?
については、後ほど新しい記事として公開していきますよ。
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