日記(2021/06/27) #まじ日

「コンジュジ/木崎みつ子々 」読了。
芥川賞候補になったとき、推し燃ゆと並べて語られることも多かったように思う。どちらも、身近でない敬愛する存在=推しによって生活できている人の話だったが、推し燃ゆは推しによって息ができる人の話で、コンジュジはもう少し生命に直結するような人の話だったと思う。切実で、本能的に、推しがいないと生きていけなかった人。その生い立ちはあまりにつらい。過酷な現実と妄想が絡み合う世界に生きる主人公は、下手したら、”おかしい人”にも見える。死なないために仕方がなかった。せれなにリアンがいて良かった。サバイブできて良かった。全てに絶望して投げ出さなくて良かった。実際には、折り合いがうまくつかずに苦しんでいる人も多々いると思うとやるせないな。せれなもべつに救われてるわけではないんだけど。


ドラゴン桜を1話ぶりに見た。ほとんど思い入れのない生徒の合格発表にドキドキした。東大は楽しいところなのだろうか。まぁでも大学っていいよね。いいと思う。

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