日記(2022/11/15) #まじ日
「アメーバ経営/稲盛和夫」読了。
今更感もありますが、ぼんやりとしか知らなかったので、読んでみました。
独立採算制をとり部門間でも売り買いの概念を適用する、とはいえ部門の利益のみを考えてはいけないのでフィロソフィーの浸透を図り人格者であることを説く、目指すのは売上を最大限にして経費を最小限にする、みたいなことだと理解しました。
稲森氏の功罪やブラック企業云々ということはあると思うのですが、時代性も感じるし、わかりやすくてシンプルだから、心酔する人もいるだろうなぁという感じです。
そんなことないよと言う人もいるかもしれないけど、仕事してる時って、意外と真面目というか、きちんといいものを作りたい、より売りたい、良くしていきたいという思いがあるんじゃないかなとなんとなく思っています。まぁ、それを上回る人間関係の嫌さとか、日々の面倒臭さとかはあるんですけど、でも、わざと悪いものを作ってやろう…という労力の掛け方をする人はあまりいないはず。だから、こういうわかりやすい、良いものをつくって利益を出すために頑張る!そのための考え方!!というものは、納得しやすいんだろうなぁと思いました。
アメーバ経営って、比喩だと思ってたんですが(いや、比喩なんですけど)、組織の最小単位のことを、ちゃんと「アメーバ」と呼ぶんだ…というのは、小さな驚きでした。というか、小さなおもしろでした。「こういう仕組みにしたら、アメーバは頑張る」みたいな形で、普通に使われてて、なんか変でした。変なおもしろだった。アメーバって頑張るのかな……知らない……
稲盛和夫といえば、大学の近くに稲森財団の建物があって、入ってみたかったから授業(たしかスワヒリ語だった)をとろうかと検討したことがあります。次の授業に間に合わなそうだなぁと思ってやめたんでした。
そんな思い出からもわかるように、稲盛和夫にもアメーバ経営にも特に思い入れはなく、「へぇ〜」って感じでした。経営って大変だな。
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