日記(2023/08/30) 「嫌いなら呼ぶなよ / 綿矢りさ」読了 #まじ日

「嫌いなら呼ぶなよ / 綿矢りさ」読了。

綿矢りさの書く脳内ナレーションのテンポ感ってめちゃくちゃ心地いいな、と改めて感じた。
私は、本を読んだ後、脳内ナレーションがその本に感化されるかどうかで、ハマったかどうか、おもしろかったかどうかを判断しているのだけど、綿矢りさは、既存の脳内ナレーションとのシンクロ率が高くて、逆に、あまり変化がない。そういう心地よさがある。という点で、1話目の「眼帯のミニーマウス」が1番好きだった。私が喋ってんのかと思った。読んだ人みんなが思ってそう。
全編、コロナのせいでおかしくなったのか、そうじゃないのか、絶妙なラインを書くのがうまいな。
帯にはミニ裁判と書かれていたけど、結構ガチ裁判というか、しっかり裁かれてるな、という印象を受けた。普通に全員ちょっといろいろと性格が悪い。
その手触りをおもしろく読んだけど、理解できなかったり、不快に感じる人もいるだろうな、と思った。


ところで、仕事でNotionを触るようになり、タスク管理や目標管理のいろいろを整えてたんだけど、めちゃくちゃ脳汁出るな。
これはヤバい快感だし、自分を構築する全てを突っ込みたくなる気持ちになる。
そんなことしてもしょうがないし、そもそもこういった快感は長く続かないので、ほどほどのところでやめたけど、人々がハマっていく可能性は感じた。
自分の管理にしか使ってないので旨みは半分くらいかもしれない。同僚があまりNotionのこと気に入ってなさそうだから、ゴリゴリするのもあれかな〜とか思って遠慮してるが、しない方がいいんだろうな。この辺はもう少し様子見。

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気づけば使われてた611sって言葉、よいな。
聞いてください

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