日記(2022/11/17) #まじ日

「世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 / 丸山ゴンザレス」読了。

たまたま録画されていたクレイジージャーニーを見ました。メキシコの麻薬カルテルの話はスリリングなだけでなく、国境の強固なフェンスを境にアメリカとメキシコで全く違う光景が広がっているビジュアルは、なかなか衝撃的でした。
というわけで、丸山ゴンザレスの話をもう少し聞きたく(読みたく)、本著を買ってみました。

世界の危険思想、殺人やドラッグやその他犯罪を犯す人は、何を考えて、何を動機としているのか?という問いを軸に、各国で取材した話と丸山氏の考えが散りばめられていました。と言っても、わりと浅く広くで、考察してどうのこうのっていうわけではありませんでした。が、エピソードだけでも興味深いし、興味深いなんて言葉で済ませられないような構造的な問題、貧困、コミュニティの考え方などが絡み合っているんだなぁということもわかりました。逆にいうと、環境起因ではあるけど、動機はシンプルに「お金のため」だったりするのだそうです。

にしても、こういう、アングラな世界を覗きたいという願望は、どこからきているのでしょうか。自分の知らない世界を知りたい以上の、なにか仄暗い気持ちがある気がしてなりませんが、うまく言語化できていません。
何とも言えない居心地の悪さと、それを上回る好奇心によって、動いてるなぁと思いました。

唐突ですがおたよりお待ちしてます!
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