日記(2021/03/14) #まじ日
ほぼ最後のリノベ打ち合わせが終わった。数週間前に、まだ決まっていない項目を紙に書き出したら10以上あったので、ほんとに大丈夫なのだろうかと不安になったが、今日改めて同じ紙を見たところ、全て綺麗に結論が出ていた。決めれば決まるものなのである。ほぼ最後といったのは、1番大きな面積を占め、かつ部屋の印象を左右する最重要要素である造作家具の色が決まっていないからなのだが、それくらいならもう少し時間が経ってから、どこかのタイミングで決めればいい話のようだ。結局見積もfixしてるのかしてないのかよくわからない。とりあえず発注には進むらしい、そういうものらしい。言ってもマンションリノベなので範囲は限られているし図面も一階層だけで済むので頑張れるが、これが一戸建てになったら、ちょっと難しいだろうと思う。人間が一度に検討できるキャパを超えている。インスタグラムでは、#後悔ポイント のハッシュタグが盛り上がっていて、この人たちはこだわって決めたのになぜ後悔しているのだろうと不思議に思うこともあったが、今はわかる。正直、ぜんぶを想像して完璧にするのはかなり労力がかかるし、だんだん疲弊してくるのだ。全体的な調和を描いていても、数週間前に決めた色は覚えていないし、確認するのもだんだん面倒になり、きっとなんとかうまいこといくんだろうと思うようにな?のは想像に易い。また、たいていの場合、あえて言わなかったら相応のものにしておかれるということがある気がする。検討事項が全部洗い出されているわけではないので、全く見逃している検討事項がある可能性もある。めざとく気づいて、いちいち確認をしていかないと、よしなに決められていることもありそう。今日の打ち合わせで、タイルの目地について尋ねたら、とりあえず白にしてありますと言われた。白が悪いわけではないが、最良ではなかったので改めて検討し、薄いグレーに変えてもらった。家に帰ってもらった資料を見たら、玄関框が知らぬ間に決まっていたことに気づいたが、ググって想像して、もうこれでいいかなという気持ちになった。次のタイミングがあれば聞くが、おそらく説明されたら納得する類のものなのだろうと思った。框にこだわりないし。みたいなことの積み重ねは、とても楽しかったけど、まぁまぁ大変であった。これで最高おうちができあがればいいが……この先マイホームブルーにならないようにしたい。そして、打ち合わせが終わったとはいえ、ここから家具を買い替えたり、引越し業者を手配したり、ネット回線を切り替えたり、いわゆる引越し手配が始まるので、気を抜いている場合ではない。むしろここからが段取り力の腕の見せ所。無駄がなく精神的に余裕がある状態でプロジェクトが完遂するように、引き続きディレクション業務に精を出したい。