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定光寺駅

最近映画鬼太郎、ゲ謎にどハマり中です。
ライフワークの撮影で愛知は犬山に行く機会があったので、ついでにと水木が降り立つ駅のモデルになった定光寺駅にいってみました。

名古屋方面ホームからから地上への階段
南(名古屋)方面
北(多治見市)方面
多治見市方面ホーム側の階段入り口
降りて振り返る
駅員1人いない無人駅
階段を降りてすぐの通路
住宅の家並み。
おじさんが経営するこぢんまりしたカフェも
並びの家は、駅側が水路の上に建てられている
城嶺橋の橋灯。
栄えていた時の雰囲気が垣間見えるデザイン性
瀬戸市側からの定光寺駅と家並み。
駅側からは平屋に見えるが、川側に地下階がある作りの家
橋からの千歳楼
持ち主が現れず解体も出来ない状況。
白骨化遺体が見つかったり、放火が連続してあった為今は完全に封鎖、管理されている。
駅前住宅からの景色
窓から見える景色
夏は深緑が綺麗だそう

ここの目玉である廃墟の千歳楼。
今の場所に出来たのが1954年。
車の普及で他の観光地に人が流れたこともあり、2003年に倒産。
当時は政府系金融機関のお偉さんやら、高貴(?)な方々が多くいらっしゃって、芸妓さんもよく呼ばれていたとか。
1994年には10億の売り上げがあって、この近辺地元の知人曰く、CMもやっていたらしい。


水木が降り立ったのが1956年。
克典が宴席で哭倉村の事を漏らしたというのは、義実家が哭倉村にあるんだが、最寄りに千歳楼という旅館ができたのだ。芸妓を呼んで座敷遊びも出来る。水木くんもそのうち連れて行ってやろうなどという話をしていたのかもとか、妄想が膨らむ...

あと舞台挨拶で、特徴的な階段を降りるシーンが入る予定だったとのことで、どの階段降りたんだろう。どっちの階段も良き

劇中は尺の関係で、ほぼこの駅は映らないんですが、とても性癖に刺さる空気感でとてもよかったです。

あと、写真みてわかるように、駅前のお宅にお邪魔しました。
というのも、着物で歩いていたらそこに住む老婦人に声をかけて頂きまして、もう着ない着物があるから、気にいるようであれば貰ってくれないかと。

40年くらい住んでらっしゃるようで。
でももう歳だから住めなくなったら解体頼まないとねとお話を聞いて、この時に確かに在ったことを残しておきたくて、お家からの景色、ここには載せないけど老婦人のポートレートも撮らせて頂きました。

PCなどなさそうだったので、写真印刷して送りますねと言ったら、「渡しにまた来てよ。友達連れて泊まりにおいで」と。
言葉が暖かくて目頭が熱くなってしまった
言葉は素直に受け止めてしまう性分なので本当にまた会いに行きたい...

頂いた着物も、話を聞く限りでは50年くらい前のもののようだけどとても素敵で、こんなご縁に巡り会えるとは。足を運んで良かった。

頂いた着物の一部


※写真の無断転載は禁止です。

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