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『哀れなるものたち』感想(2024.2.3)

2024年2月3日、仙台に行ったついでに、フォーラム仙台で『哀れなるものたち』を鑑賞した。小さい映画館で、豪奢なカフェや物販はない簡素な作りの映画館だった。映画ポスターと映画評の切り抜きがぶっきらぼうに貼られて、自販機は多め。「映画に集中するための場所」という気概を感じる。 『哀れなるものたち』は、フェミニズム映画として評されているみたいだけど、その評価はなんとなくしっくりこず、どちらかというと、性に関する科学的アプローチを取った冒険譚、みたいな印象だった。(これ以降ネタバ

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