今すぐ死にたい人へ

どうしようもなく辛くて、どこにも解決策がないように思えて、もう今すぐにでも死んでしまいたいと思うとき、わたしはこう考えるようにしている。

「今は生きているだけでいい」

「生きているだけでいい」というのはよく聞くセリフだけど、このセリフの意味をよく考えたことがあるだろうか。

「生きているだけでいい」というのは、「何もしなくていい」ということ。

わたしたちは常に「何かしなきゃ」と思っているし、「効率的に」とか「生産的に」というのを目標にして生きている気がする。

 

だけど。辛いときは何もしなくていい。

 

ご飯をつくらなくてもいい。

夕食後、使った食器を洗っていなくてもいい。

お風呂に入っていなくてもいい。

歯磨きをしないで寝てもいい。

 

朝目覚ましがなっても起きなくていい。

仕事に行かなくてもいい。

無理して電話に出なくてもいい。

 

「何かしなきゃ」と思って、それをしようとして、でもできなくて、死にたくなるなら、何もしないで寝ているほうがずっとましだから。

 

今はとにかく生きているだけでいい。

ただ呼吸して、おなかが空いたらご飯を食べて、あとは好きなだけ寝てればいい。

それだけ。