財布の中の荒れ方で人間が見えるけれど、キャッシュレス時代

買い物をする時、
基本的に小銭を細かく出して
極力お釣りを減らすタイプの人間です。

でもそれは2,3年前までの話。

今ではすっかりキャッシュレス派になりました。

圧倒的に早いし。
ポイント還元あるし。


でも、小銭をちまちま出してた頃も
良かったよなぁ、と思います。



心が荒んでる時って、
何するにも余裕が無い。

なので無意識だけど、疲れている時は
財布が小銭でパンパンになってました。


逆に、財布がパンパンになってきた時は
ああ、なんか疲れてるんだな、と気づいて
自分を労わってあげよう、
みたいな気分になった。


しばらくそんなんが続いて、
小銭がスッキリしてくる頃には
心のわだかまりも不思議と解けていて
ああ、落ち着いたね、よかったね、と思ったり。


今思えば、財布の中身というのは
私にとって、まさしく心のバロメーターでした。



今、そういうバロメーターがないな。
ずっと自分のコンディションがわからないまま
回し車の中で走り続けてるのかもしれない。

機械化され、便利になるのは大賛成です。
でも便利になるのと反比例に
人間みがちょっと失われるな、と思うのは
人間の性だと思います。
まあもちろん便利なので使うけどね笑



あと、もうちょっと自分のコンディションを
気にしてあげようと思いました。


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