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ならず者

世知辛い世の中になった。
みな、コロナのせいにしているが、時代の潮目が変わり、価値観やニーズが大きく変わった。急激な変化についていけず、世界から取り残された気分に陥っている人が多い。いったん落ち込めば、どん底までいくだろう。

ふと立ち寄った古道具屋で、イーグルスが流れていた。Desperado。オリジナルに越したことはないが、Diana Krall版が身に沁みる。
歌詞は確か、こんな意味だ。

『 ”やんちゃ”な君へ
そろそろ目を覚ましなよ
ずっと自分の世界に籠もってるよ
まったく、頑固だよな
ま、何らかの思いはあるんだろうが
自分で自分を追い詰めているんじゃないの?
理想を追い求め過ぎだよ
痛い目にあってきたでしょ?
堅実に 中身重視が良いんだって
眼の前に十分選択肢があるのに
いつまでも青い鳥を追いかけてる
もう若くないんだから
痛みと渇望感が原動力?
それで“自由”を探究?
ただね、このまま自分だけの世界に籠もって生きていくの?
自分の足でしっかりと立って、冬の地面の冷たさを感じないとダメだよ  
あなたの世界では雪は振らないけど、日も照らないでしょ?
夜と昼の区別もつかないんじゃない?
さすがに、人生勿体ないよ
世捨て人を気取っていても、誰も笑ってくれないよ
なあ、”求道者”さん
戻ってきなよ
もう、肩肘はらなくてもいいよ
まだしばらくは雨が続くかもしれないが
虹が見えてくるだろうよ
お前はひとりじゃないよ
好きな人見つけようぜ
まだ大丈夫だって』

勝手ながら超訳。
詩は時々、人を癒やすこともある。


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