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アメリカの独立リーグの野球見てきたら、お犬様天国だった件

久しぶりのアメリカ出張で初めてのシカゴだったのですが、あまった時間にアメリカ野球の独立リーグChicago Dogsの試合を見にシカゴオヘア国際空港の近所にあるimpact Fieldに行ってきました。思ったよりすごく楽しかったのでシェアです。

Chicago Dogsって何さ?

アメリカではメジャーリーグとマイナーリーグがありますが、それ以外にもそこを目ざす独立リーグなどが様々に存在します。今回のChicago Dogsは、Wikipediaによれば“アメリカン・アソシエーション・オブ・インデペンデント・プロフェッショナル・ベースボール(American Association of Independent Professional Baseball)は、アメリカ合衆国及びカナダで活動しているプロ野球独立リーグ”の1チームで大体レベルはマイナーリーグの2Aくらいとのことです。
2018年に設立され、2021年にはリーグ優勝を果たしました。シカゴのオヘア国際空港から一駅のRosemontにあるimpact Field(6300名収容)を本拠地としています。
チーム名の由来はシカゴを代表するローカルフードであるホットドッグから。シカゴのホットドッグは、自分で野菜などをガッツリとトッピングすることが特徴で、もちろんこの球場でもホットドッグが名物となります。さらには、球団マスコットのゆるキャラもケチャップとマスタードがモチーフになっています。

オヘア国際空港で時間を潰さなきゃいけない人におすすめ

今回、帰りの飛行機がオヘア国際空港の早朝便でした。シカゴの市街から空港は比較的距離(1時間弱)なのと、結構アメリカの空港は混むので前日から空港併設のホテルに泊まった方が良いかなと思い、移動してました。大きい空港ですが古い空港でもあるのであまり周りで楽しめるところはありません。
そこで調べたところ、電車で一駅隣でRosemontに球場であったりショッピングモールなどがあるとのことでここで時間を過ごすのも良いかなと思ってみました。Rosemontは多分空港近所の物流拠点的にオフィスもそれなりにあるらしく、クラフトビールのバーやブラジル料理の※*などもあります。シカゴは治安が怖い地域でもあるのですが、空港近所のビジネス街、ということもあり街も新しい感じで治安上の不安も少なそうです。
なお、シカゴの電車は5$で1日乗車券になるので、シカゴ市内からの移動で買っておけば、その後空港から野球場の往復でも使えます。

駅からスタジアム、そして入場(チケットは一番安いので楽しめます)

駅からちょっと歩きます。(30分くらい)こういうスタジアムはほとんどみなさん車で来るらしく球場にはおっきな駐車場がついてます。それどころかすり鉢型のスタジアムの外野の横には駐車場が見えるし、今回の試合でも外野の最上段を超えたホームランがそのまま駐車場に飛び込んでました。
今回のチケットは前もって買おうと思ったのですが、チーム公式は郵便番号の入力でエラー(結構よくある気がする。日本の番号入れるとダメ)になり、海外でチケットを買うときの公式転売サイト(っていうのか?)のStabhubは、なぜか公式以上にお値段が高めだったので、そのまま現地で買えばいいや、と入場口横のTicket  Shopにいったら“Cheapest“は11ドル(確か前売りだと9ドルから)で、外野指定席となりました。
ただ、この球場、すり鉢型のスタジアム()でフィールドと座席を取り巻く形でコンコースがあります。コンコースには立ち席で飲み食いができるようなカウンターみたいな席があります。そこの理由は自由っぽいので、球場をぶらぶら一周しながら好きなところで見るのも楽しいです。

そして、お犬様天国

チーム名の“Dogs”に恥じない“お犬様”天国でして、球場にはたくさんの犬がいます。どうも犬の連れ込みは自由で、近所の犬好きが集まっている場所になってるし、犬がホットドッグの着ぐるみ着てたり、試合前には連れてきたお犬様を津れてフィールドを一周できるようなイベントがあったり、試合中も色んなところでお犬様が遊んでます。(飼い主さんもフレンドリーな方が多いので写真も撮らせてくれます)。

球団のスタッフさんにもお犬様係がいて、それなりに増えていく粗相を片づけるスタッフさんがいたり、ドッグフードを配り歩いているスタッフさんがいます。なかなか他の試合で見ることができない、オンリーワン感があります。Dogだけに。

試合は7;20からだったのですが、6時前後に球場について、お犬様を眺めたり、地元の子供による始球式、国歌斉唱(中学生くらいだけどめっちゃうまかった。アメリカの国歌は途中で歌い上げるところですげえ拍手がでて盛り上がる)、お犬様イベントなどを眺めながら、ビールとホットドッグを楽しめます。
選手は誰一人知らないけど、ホームランや三振を地元の人たちと一緒に楽しんだり、試合にちょっと飽きてる地元の子供達がコンコースではしゃいでるのをみながら、アメリカのちょっとした週末の過ごし方、みたいなものを経験できる良い機会でした。

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