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【素晴らしきかな、サッカー】4年桝田凌我

みなさん、こんにちは。
今回ブログを担当させて頂く桝田凌我です。
引退まであと少し、みんなで練習後にダラダラ話して帰れる日々もあと少しとおもうと寂しいなと思います。 

はじめてブログを書くのでまとまりのない文章になってしまうと思いますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。 


僕はよく周りの人からやる気がない、サッカーが好きじゃなさそうと言われます。ですが実際には僕もサッカーが大好きで仕方ないだだのサッカー小僧です。 

そんな僕が人生で一回だけ本当にサッカーをやめたい、そう思った時がありました。
選手権で活躍してプロになる、そう決意して入学した高校時代、病気で身体が思うように動かなくなったときです。入学当初から手応えがあり、このまま行けば選手権に出れるだろうな、そうなんとなく思っていました。 

ですが、一年の練習試合で、足が全く動かない、気持ちじゃどうにもならないような、はじめての感覚に陥りました。 

その時はすぐに戻るだろうと思っていましたが、日に日に走れなくなる一方、気づけばゲームで5分しか持たない、そんな身体になっていました。体力が戻る日が来るだろう、切れそうな気持ちを紛らわしながら練習をしていましたが戻らないまま、2年生の冬、その糸が切れてしまいました。 



みんなが頑張ってる練習を一人だけこなせず、タイム走も全く入れず、一本ダッシュすれば足が鉛のように重くなる、クールダウンしてるだけなのに足がつる、正直意味が分からなかった。当然、出ていた試合にも出られなくなった。活躍すると決めて入学したのに。
きつくて、悔しくて、自分が情けなくて涙が止まらなかった。

もう無理かも、サッカーをやめたい。

そう母に電話しました。 


母からはサッカー嫌いになった?と聞かれ、僕はサッカーが好き、と答えるだけでした。それだけ好きでやってきたサッカーがあることが素晴らしい、この先まだあるんだから諦めずにやってみたら?そう言ってくれました。その言葉のおかげで 

まだ頑張ろう


諦めるのはまだ早い


もっと出来る


這い上がってやろう 

という気持ちが沸き上がってきました。 

その思いは病気が治った大学になっても変わらず、下のチームにいたときもいつかチャンスは来る、その時まで愚直にやり続けよう、この気持ちを持ち続けたからこそ、今があるのかなとそう思います。

また、こうして自分のサッカー人生を振り返ってみて、なぜ自分がプロを目指すようになったのかも改めて思いだすことが出来ました。 

小さい頃、テレビでみていた日韓ワールドカップ、あそこで戦ってる選手達がただ、ただかっこよくて、あんな漢になりたくてサッカーを始めました。 

そして実際にプレーするなかで、試合前の緊張感、相手を抜いたとき、点を取ったとき、観客が喜ぶ姿、試合に勝ったり負けたりした時の嬉しさ、悔しさ、サッカーを通して出来た繋がり、全てが最高でその素晴らしさを知ってるから僕を含め、日体大サッカー部のほとんどの人がサッカーから離れられないんだと思います。サッカーをやっていて本当によかった、そう思います。 


最後に
皆さん『潮時』という言葉を知っていますか?
多分皆さんが思う潮時って引退など、何かをやめるときにちょうど良い時期をイメージすると思います。
ですが、実はやめどきという意味以外にもこれから潮が満ちていくのに丁度良い時期、これから行くぞ!という時にも使うらしいです。 

僕はまだまだこれからの選手だと思います。来たるべき満ち潮に向かって、そしてリーグ戦優勝、一部昇格のため、さらにギアを上げて行きます! 

長くまとまりのない文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。 

日体大サッカー部の応援よろしくお願いします!そして最高の景色をみんなで見ましょう!

名前:桝田 凌我 (マスダ リョウガ)
学年:4年
学部:体育学部体育学科
経歴:かえつ有明中学→初芝橋本高校