【運を見つける】4年 荒川弘大朗
タイトルを見て「は???」と思った方々大正解です。
普通、運は「味方にする」「寄せつける」といった風に使うからこそ違和感を感じるのだと思います。
このブログを読み終えてあえて「見つける」にした意味を感じていただければ幸いです。
『これが引退間近のヤツのブログかよ!!』ってツッコミが飛んできそうですが、熱い気持ちは他の部員たちが語ってくれるので、ここらで箸休めとして書かせてもらいます。笑
突然ですが、
あなたは運がいいですか?
即答でYESと答えられなかった人は、今後の人生がもっとポジティブに生きていける可能性を秘めています。
どっかの自己啓発本の書き出しみたいになってしまいましたが僕は本気でそう思います。
「運」に対して興味を持ったのは中学生の時。
きっかけは大好きな内田篤人選手が「鹿島神宮で飼われている鹿に俺が餌あげてる時は勝ちますね」
と言うインタビューを見た時です。
「そんなわけあるか!」と思いつつ、次の日試合があったので近所のノラ猫にシーチキンあげてみると試合で決勝ゴールを決めて勝ちました。
当時、僕はセンターバックをしていてセットプレーの際も後ろで残る役割だったので、そもそもシュートを打つのは公式戦で年に一回あるかどうか。
そんな中のゴールだったので「運ってあるな」と本気で思いました。
そこから長くなっちゃうので割愛しますが、運を良くするためにゴミを拾ったり、神社に参拝したりといろんなことをしてみました。
そこまでして運が良くなったのか?と聞かれたらそこまで変わってなかったように思います。
運がいい日もあれば、良くない日もあるなー。みたいな感覚でした。
しかし、新型コロナウイルスの流行をきっかけに自分の「運」に対する考え方が大きく変わる出来事がありました。
それはコロナ禍での就職活動です。
オンラインでの就職活動は大変ちゃ大変でしたが、移動に時間がかからなくて済む分、多くの人と繋がることができました。
就職活動では、企業説明会、面接、インターン など様々な機会で企業の人事や役員、社長と話す時間が設けられています。
そこで僕はなるべく実績のある方の話を聞くように心がけていました。
すると必ずといっていいほど運の話しが出てきます。
それも大したことない運の良いエピソードを出してくるんです!
「さすがに最近ツイてなさすぎるので自分を考え直すきっかけを与えてもらえたからちょーラッキー」
とか言い出すんで(笑)
ポジティブすぎて「運」ってなんだろうなって改めて考えさせられました。
自分の行き着いた答えは、
運の良い人も悪い人も幸福に感じるイベント自体はそんなに変わらなくて、
一つの事から抽出できる幸運の量が違うだけなんだろうなーと
つまり、
運の良い人は「運がいいと思いながら生きているのであらゆる出来事の『運がいいと感じる部分』に気が付きやすくなっているため運がいいことが続き、
反対に運が悪いと思っている人は「運が悪いと感じる部分」に気が付きやすくなるから運がどんどん悪くなってしまうんだな
と思いました。
センサーの貼り方一つでポジティブに生きられるか、ネガティブに生きていくか大きく変わるなら、
【俺は最高にツイてるぜ】
と思って、
毎日運を探してみたらいかがでしょうか?
新しい発見や素敵な出会い、見えなかった幸運に今までよりもっと感動できるかもしれません。
僕はこうやって日体大のサッカー部に入ることができ、素敵な仲間たちとボールを追いかけてるだけでも最高に自分はツイてるなと
本気でそう思います。
少しでも誰かの考え方に変化を及ぼせたら嬉しいです。
長くなりましたが最後までありがとうございました。
名前:荒川 弘大朗 (アラカワ コウタロウ)
学年:4年
学部:体育学部体育学科
経歴:鹿島JY(谷田部中学校) → 鹿島Y(鹿島学園高校)