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《優しさとは》3年 高橋亜美

「優しさ」
穏やかである。悪い影響を及ぼさない。情深いこと。

優しさの意味を調べると、以上のように書かれています。


自分で言うのも何ですが、私はよく優しいと周りから言われます。確かに怒ったり、頼み事を断ったりすることは少なく、人のために動くことは好きです。そのような行動から、みんなは私の事を優しいと言っているのだと感じます。

ですが、例えば、宿題などが出た際に自分がその宿題を既に終えていたとします。その宿題を誰かに見せてと言われた時、私は確実に貸してしまうでしょう。
そのようなことが起こった時、それは本当に優しさなのだろうかと考えます。
困っている人を助けるという事に関しては優しいと言えるが、その人のためを想えば優しさではないのだろうと感じています。

私が考える優しさとは「その人のためを想い行動する」といったものです。

上記の宿題の話では、成長するための過程を人に頼る事で、その人の可能性を潰してしまっています。その人のことを想っているのであれば断り、自分でやらせることの方が優しさだと感じます。頭の中では分かっていても、自分の印象や相手の状況を考えてしまい、断ることができなくなっています。それではその人のためではなく、自分自身のために動いているだけで、ただ人に流される人でしかありません。

私が考える「その人のためを想い行動する」といった優しさには、それを貫く強さと嫌われてもいいという覚悟を持つことが必要です。

最高学年となりチームを引っ張っていく存在となった今、私が考える優しさがより求められると思います。
2021年をより良いシーズンにし、最高の形で終わらせるために、今年は今までの優しさとは違った「優しさ」を表現していきます。

大学最後のサッカーをこの仲間たちと笑顔で終えられるよう、日々努力していきます。

拙い文章でしたが読んでいただき、ありがとうございました!

これからも日体大fields横浜と日本体育大学女子サッカー部の応援をよろしくお願いします!!

#2021の私

●プロフィール
   高橋 亜美(たかはし あみ)
  ・3年
  ・経歴
    東京ベイFC女子
   →常盤木学園高等学校
   →日本体育大学

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