笑顔
こんにちは。4年の宮本美咲です。
私は、小学3年の時にサッカーを始めました。
高校までは、とにかくがむしゃらにサッカーを楽しんで目標に向かって日々を過ごしました。
ここでは、大学生になって分岐点となった2つを書きたいと思います。
日体大でも目標に向かって、楽しんでサッカーがしたいと思い入学しました。
しかし、日本一の大学ではそんなに甘くなく、通用しない部分がたくさんありました。そのため、自信もなくしてしまい、緊張もあり、試合でも上手くいかないことが多くありました。周りに迷惑ばかりかけてしまっている自分が嫌で、サッカーが楽しくなくなってしまい、泣いたり、辞めたいと思ったこともありました。
それでもチームメイトは私をたくさん助けてくれて、さらに応援してくれる家族が居たから、辞めずに諦めずにやってこれました。
サテライトBでキーパーがいなかったチームだけど、皇后杯で勝ち上がって、全国出場し、浦和レッズレディースと試合をすることができました。全国出場は、私のサッカー人生でずっと目標にしていたことだったので、これを達成できたときは、苦しい時期もあったけど、諦めずに頑張ってきて良かったと思えた瞬間でした。
そして、大学3年の11月10日。
私には一生忘れないと思う試合があります。
この日は、家族全員が関東に来ていました。父がマラソンで42.195㎞走っていたので、相当疲れているし、泊まっているところからは少し距離があったので、誰も見に来ないだろうなと思っていました。けど、見に来て欲しいと思っている自分もいました。
試合が始まってパッと上を見た時、家族4人の姿が見えてなぜか泣きそうになったのを覚えています。
後半に、今まで練習してきた形でのゴールを決めることができました。恥ずかしくて上は見れなかったけど、最高の形でゴールできました。
試合が終わって家族のところに行ったとき、みんなが笑顔で「ナイスゴール」って言ってくれました。この時も少し泣きそうでした。家族の笑顔を見れることが、最高に幸せなんだなと改めて実感できました。
この2つことは、私にとって大切な出来事です。
私は、今年度でサッカーを辞めようと思っています。
今まで一緒にやってきたチームメイト、お世話になった先生やコーチ、応援してくれた家族、たくさんの笑顔を見るために、ラスト1年、結果を残し、最高にサッカーを楽しみたいです。
最後に
日体大全員で日本一をとって、
笑顔で終わりたい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
●プロフィール
宮本 美咲 (みやもと みさき)
・4年
・経歴
愛媛県立宇和島南中等教育学校
→日本体育大学
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