《挑み続ける》1年濱口千夏
今回noteを担当します、新2年の濱口千夏です。
2020年。我慢の1年でした。
私は、昨年の9月末、2つの怪我をしてしまい、思うようにサッカーが出来ませんでした。何も出来ず不甲斐ない自分に腹が立ち、家で1人、納得が行くまで泣いたりもしました。泣いて何かが変わる訳でもないのに、悔し涙が止まりませんでした。夜、寝たくても眠れない日などもあり、精神的にはボロボロになっていました。
しかし、ある時、私は1冊の本を読みました。私自身、あまり本を読む事はないけれど、何か変化がないと今のままではダメだと感じていました。その本とは、内田篤人選手の″僕は自分が見たことしか信じない″という本です。
その本の一文に
「どん底まで落ちたのなら這い上がるしかない」という一文がありました。
まさに、今の私の状況だと思い、落ちきったのであれば這い上がるしか道はなく、自分のペースでやっていこうとなれました。この本を読むまでは、早く復帰がしたいと思い、焦りすぎて周りが全く見えず、沢山の人に迷惑を掛けていました。自分の心をもう一度リセットし、今の私にチームの為に何が出来るのか、何が最良なのか、を考えるようになりました。
2021年。成長出来る1年にしたいです。
つい最近ですが、完全復帰する事が出来ました。約7ヶ月間のリハビリ。私の想像をはるかに超えるほど、長く辛かったです。長かったからこそ、今、サッカーが出来ている事が嬉しくてたまりません。毎日の練習が楽しくて楽しくて、本当に充実しています。私はこれからが勝負であると思っています。自分に厳しく、人に優しく、チームの為に自分が出来る全力を出し切りたいです。
また、ここまで来れたのも沢山の人の支えがあったからです。家族•同期•病院の先生•先輩など。本当に感謝しかありません。当たり前のようにいる存在を大切にしていき、少しずつではあるけれど、恩返しをしていきたいと思います。今までもこれからもサッカーを楽しむことを忘れずに、やりきります。
また、完全なる余談ではありますが、、笑
私は、同期の数人から、いつからかは不明ですが、おばあちゃんと呼ばれています。笑
プレー中にまでも、ばぁと呼ぶ強者もいます。(誰とは言いませんが、、笑)もう少しおばあちゃんより若返れるようにしたいです。笑
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これからも日体大fields横浜、日本体育大学女子サッカー部の応援よろしくお願い致します。
●プロフィール
濱口 千夏(はまぐち ちなつ)
・1年
・経歴
愛媛FCレディースMIKAN U15
→愛媛FCレディースMIKAN U18
→日本体育大学
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?