創り上げてくれたもの
こんにちは。1年の佐藤瑠美奈です。
ここまでに経験したことを自分なりに言葉にしてみました。長くなってしまいましたが、こんな機会もないので無理にコンパクトにはしませんでした。少しでも読んでいただけたら有り難いです。
今の「自分」という存在があるのには、
多くの人との出会いや経験があるからです。
それは全ての人がそうなのではないかと思います。
その人と出会って何が自分にとって良かったのか、
何を教えてくれたのか。
その経験で何を得て、どう成長出来たのか。
その全てが自分を創り上げてくれたのだと、
もしかしたら当たり前のことかもしれないけど
その認識を持つことは大切なことだと思っています。
自分がキーパーになったのは、高校三年生の5月頃でした。それまではフィールドで試合に出させていただいていました。
この最後の時期に想像もついていなかったことだったし、正直、言われた時は受け入れることは出来ませんでした。
自分の課題克服の状況や、ポテンシャルを考えた上での監督の決断でした。
そのときはやらされている感覚で、そんな状態だから上手くいくわけもなく、何をしていいかもわからずにサッカーに対する楽しさは消えていました。
結果的にキーパーになって試合も出場しました。
今思えば、そのときの覚悟も100%ではなかったのだと思います。
もしかしたらフィールドで使ってくれるかもしれないとか、やってれば何かいいことあったりして、とかそんなのきっとないだろうって思ってるのに、何か自分の中で信じていた部分がありました。
投げやりな部分もあったのかもしれませんがこの経験は必ず意味があると強く感じました。
最後の時期になってまで自分のことを考えて決断をしてくれた。意味はあるのか、伝えたいことは何なのか。自分が行動すべきことは何なのか、と
ただ単純な気持ちしか持てていなかった自分が馬鹿みたいに思えるようになったし、そうして物事に対して自分なりに考えて意味を捉えることが出来ました。
また、やる意味を考えたり頑張れなかったりしても、最終的には意味があるって思うことがどれだけ大事なのかを学ぶことが出来ました。
必ず自分の気持ちを変えてくれる何かがあるのだと。
今自分もキーパーとしてサッカーを続けています。
後悔はしてません。あの時しっかり向き合うことができてよかったです。
「創り上げてくれるもの」
これは人それぞれ沢山あると思います。
周りにいる友人、兄弟や姉妹、両親、今まで出会った指導者の方々。人じゃなくても好きな趣味でもいいです。
刺激を貰えるのも、常に支えてくれるのも、多くのことを学んだのも、心を癒してくれるのも、周りの環境があってこそだと思います。
「私の咲く場所」
このことから花に例えてみると、
花が咲く前にお水をくれたり、
日光浴びたり、雨が降ったり、風が吹いたり
肥料くれるのも、土があるのも
幼虫がいたり、幼虫にちょっと葉っぱかじられたり
周りには色んな花があって、形も色も違って
自分より綺麗な花もあるかもしれないし
時にはヘナヘナに枯れちゃうかもしれない
こう言葉にしてみると、咲くまでには
多くのことが必要だし、多くのことがあってこそ花は咲くのだとわかります。
だから「私の咲く場所」は沢山のことを吸収して
どんなときでもどんな場所でも自分なりに花を咲かせられるようになりたいです。
先輩たちや同じ学年のメンバーなど
もう既に多くの刺激を受けているし、憧れを持てています。成長出来る環境が常にあります。
素晴らしい場所でサッカーが出来ているのだと実感しています。
学べることが多くあるからこそ、多くのことを得て経験して、小さなことから積み重ねていきたいです。そして最終的に大きく成長出来たと言えるようにしていきたいし、もっと自分の可能性を信じていきたいです。
献身・尊重・感謝・誠実・勝負への執着
このことを大事に忘れずに取り組んでいきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後とも日体大FIELDS 横浜、日体大女子サッカー部の応援をよろしくお願いします。
●プロフィール
佐藤 瑠美奈
・1年
・経歴
御成中学校サッカー部
→藤沢清流高校
→日本体育大学
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