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《前を向いて》3年佐久間 伊代

新しいシーズンがスタートしました。そして、私にとってはラスト1年となりました。

2020年11月の終わりに右膝前十字靭帯を切ってしまい2021年2月の始めに手術しました。
今シーズンのスタートは、チームのみんなと顔を合わせることなく、病室で1人新シーズンを迎えました。

昨シーズンは、とても充実した1年であったと思います。コロナ禍でシーズンのスタートが遅れたものの、試合はしっかり行うことができました。
チームでうまくいかないことはあったけど、それでも楽しいと思えるサッカーがチームとしても個人としてもできたと思います。そして、やっぱりサッカーが好きだなって思いました。

私は、『大学4年間でサッカーを思う存分楽しんでから辞める』と決めて入学し、ついにラスト1年となりました。
入学してからのサッカーで2020年がとても楽しくサッカーに夢中になった年でした。このまま、4年生を迎えたらもっと楽しく、もっと自分をレベルアップさせることができるんじゃないかと思ってました。
しかし、11月に怪我をし復帰が約1年後となってしまいました。出場可能な試合がたとえ2.3試合でもその2.3試合のためにリハビリをし復帰するか、このまま選手をやめてスタッフの方の役割をやるか悩みました。
復帰をするとなるとどうしても自分が中心になってしまうのではないか、みんなと笑顔で過ごすことはできないのではないか、スタッフの方がみんなとより長く楽しくサッカーすることができるのではないか、などものすごく迷いました。

同期や先輩、コーチ、家族にも相談し、『手術前から決めなくていいと思う。手術してリハビリしていく中で、やっぱり選手としてはやっていけないと思えばその時に決断すれば大丈夫。今すぐに決断する必要はないと思う。』と言われた時、今はとりあえず大好きな同期とサッカーができるようリハビリを頑張ろうと思いました。

ボールが蹴れるようになるまでまだまだ時間はかかりますが、苦しい思いや悔しい思いをしているのは私1人だけではないので、どんな時でも笑顔で頑張っていきたいと思います。
プレーでチームに貢献できなくても違う形でチームに貢献できるよう日々前を向いて進んでいきたいと思います。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも日体大FIELDS横浜と日体大女子サッカー部の応援よろしくお願いします。

#2021の私

●プロフィール
  佐久間 伊代(さくま いより)
 ・3年
 ・経歴
   日テレ・メニーナ・セリアス
  →神村学園高等部
  →日本体育大学

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