《楽しむ》1年 田村かのん
こんにちは!
今回noteを担当させてい頂く田村かのんです。
今回の#2021の私というテーマで、1番最初に思い浮かんだことは「楽しむ」でした。
楽しむなんて単純でありきたりなものかもしれません。けれど、今とこれからの私にとってこの言葉は
何よりも1番大切なものだと思っています。
「サッカー楽しい?」
サッカーをしている人は誰もが聞かれたことがあると思います。
私も今まで数えきれないほど聞かれ、その度に何も考えずに即答で楽しい!大好き!と答えてました。
だからこそ、去年のある時期に同じような質問に対して楽しいですとそう答えた自分に少し疑問を持ったこと、なぜだかちょっと悲しくなったこと、何より何度も聞かれてきたはずだった「サッカー楽しい?」ということを今は聞いてほしくないなと感じたことは初めてでした。
2020シーズン最初の頃の私は日体大のレベルの高いサッカーに充実感を得ていましたが、次第に周囲と自分のレベルの差に悔しさや苦しさを感じ、消極的で縮こまったプレーが増えていました。
口ではサッカー楽しい、好きだと言っていたけれど
心のどこかで本当にサッカー自体を楽しんでるのかなと思うようになっていました。
そんなことを考えている時、小学1年生の頃のサッカーのビデオを見つけました。見てみるとそこには男の子に混ざって、目立って下手くそな1人の女の子がいました。
サッカーを始めたばかりの私です。
下手だけど一生懸命に、そして本当に楽しそうにサッカーをしてました。
ビデオを見終わった後、思いました。
楽しくて大好きだから始めたサッカーが、なんで苦しいものだと思っていたんだろう。
サッカーは絶対自分のことを苦しませたりしないのに、楽しいと思えずに苦しいと思わせているのは
サッカーじゃない、自分自身なんだと。
サッカー人生の原点にいた私に
もう一度、1番大切なことを教えてもらいました。
振り返れば高校までの私は、試合中でも楽しそうに笑ってる写真がたくさんありました。
それが大学に入った途端ほぼ0。眉間に皺を寄せて、歯を食いしばってるそんな怖い顔をしてる写真が沢山。
もちろんそんな瞬間は絶対に必要で大切ですが、楽しむ心はもっともっも大事なことです。
なぜなら、楽しいからこそもっと上手くなりたいと思い、上手くなるために努力し、苦しい時も大きな壁も乗り越えられたり、いろいろなことにチャレンジしようとし、たとえミスしても、じゃあ次はこうしてみようとポジティブに捉えられると思うからです。
そしてその結果が、チームに貢献することに繋がっていくと思います。
だからこそ2021シーズンは、会う度にしつこいくらい「かのん!楽しんで!」とピョンピョンしながら騒がしく絡んでくる(嬉しいよ)
同期のコミこと大森みさきに「かのん!楽しそう!」と言わせるくらいもがき苦しんでいる時でさえも当たり前なことですが忘れていた時があった「楽しむこと」を大事にしていきます!
拙い文章で長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
勝って笑うことや自分がサッカーを心から楽しむだけでなく、一緒にプレーする仲間や応援してくださってる方々にも楽しんでもらえるようなプレーができるように頑張ります!
今後とも日体大FIELDS横浜・日本体育大学女子サッカー部の応援をよろしくお願い致します!
●プロフィール
田村 かのん (たむら かのん)
・1年
・経歴
ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ
→ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
→日本体育大学
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