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2023 個人的ベストアルバム&ライブ&お仕事

年末恒例、マイベストアルバムの季節がやってきました。
お久しぶりです、1年に一度だけ更新されるnoteです!
さて、今年は海外アーティストの来日ライブが本当にたくさんあって、めちゃくちゃ楽しい一年でした。リリースももちろんたくさんありましたねー。今年も勝手にマイベストアルバムということでご紹介いたします!
(順不同・フィジカル音源を購入した作品のみ)

掲載アルバムから一部の曲を抜粋したプレイリストを作りましたので、ぜひ聴きながらお楽しみください。


2023 個人的ベストアルバム

Andy Shauf - Norm

カナダのシンガーソングライターによる7作目。Meghan Fenskeによるアートワークも美しい。なんとも不思議なアルバムだけど、じんわりゆっくりと生活に寄り添う感じで、手放せない作品に。11月の来日中止は残念でしたが、また改めて来日してくれることを願ってます。

Anorak! - Anorak!

東京のインディー・エモシーンの新星、Anorak!の1stアルバム。リリースは
2022年ですが、アナログリリースが2023年ということでこちらに。曲名が全部東京の地名になってます。最近は海外エモバンドの来日公演に欠かせないアクトとなっていて、毎回熱いライブが見逃せない。

Arlo Parks - My Soft Machine

イギリス出身のSSWによる2作目。「Pegasus」にはPhoebe Bridgersも参加。

As A Sketch Pad - As A Sketch Pad

東京のエモバンド、1st。2020年代に90'sの流れを組みつつもアップデートを続けるemoが存在してくれてうれしい!


Bewilder - From The Eyrie

イギリスから新星エモデュオのデビューアルバムがTiny Enginesから。American Football的な切ないアルペジオに、超絶美メロな唄心。ほんと最高!!!!!!初期Big Thief的なかわいすぎなジャケもナイス!

Black Country, New Road - Live at Bush Hall

ロンドン出身のバンドによるフロントマン脱退後の初音源、のはず。

Blondshell - Blondeshell

NYのSSWによる1st。90年代オルタナの空気を纏ったサウンド。2024年の初来日が楽しみすぎる。

Blur - The Ballad Of Darren

説明不要なBlurの久々のアルバム。サマーソニックでも披露してくれていました。落ち着いたトーンの名曲!

Boygenius - The Records

あっという間にスーパーグループに急成長したPhoebe Bridgers, Julien Baker, Lucy Dacusの3人によるバンドの1stアルバム。とにかく、ライブが見たい。ライブが見たいのです!

Buck Meek - Haunted Moutain

Big Thiefのギタリストによるソロ。フォーク、カントリーのエッセンスがありながらも古臭くない。ソロセットの来日公演も最高でした。本人も言ってたけど、バンドセットもいつか見たい。

Chinese Football - Win & Lose

名前で影響元が一発でわかる中国のインディーロック・エモバンドによる2nd。American Foorballの影響はもちろんありつつも、独自の幅広い音楽性を獲得しつつあって今後にさらに期待が高まるー。

Claud - Supermodels

ブルックリンのSSWによる2nd。今作もPhoebe BridgersのSaddest Factoryから。前作も最高でしたが、大人っぽくなったサウンドにやられるー。

cero - eo

ceroの5年ぶりの5thアルバム。もうアルバムごとの成長度合いがやばい。どこまで行っちゃうの!!ライブでの仕上がり具合もすごくて、いまのceroは本当に目が離せない。

Death Cab For Cutie - Asphalt Meadows (Acoustic)

2022年リリースのAsphalt Meadowsのアコースティックバージョン。アコースティックになっても全然見劣りしない、普遍的なメロディの素晴らしさがより際立つアレンジかも。どちらも最高。

Downt - lll

東京のエモバンドによるシングル。まさかの8分超えの大作!そろそろアルバムを待っている。

Dowsing - No One Said This Would Be Easy

シカゴのエモバンドの5th。Promise Ringみたいなクラシックなエモ・インディーロックスタイルでいつ聴いても最高。


Elliott Fullam - End Of Ways

ニュージャージーのSSWによる2ndがKill Rock Starsより。Kill Rock Starsということでどうしても思い出しちゃうElliott Smith。影響を受けてるのはもちろんだと思うんだけど、Mazzy Starみたいに感じる時もあってもう、ツボ!!!

Exlovers - Moth

ロンドンのインディーロックバンドの2012年リリースのアルバムが10年の時を経てアナログリリース。そして再結成して来日!2023年にこんな光景が見られるなんて思わなかった。ライブは熱くてエモくて本当に最高でした。

Feist - Multitudes

カナダのSSW、6年ぶり6枚目のアルバム。なんて美しい音楽なんだ!

Fenne Lily - Big Picture

イギリス出身、NY拠点のSSWによる3rd。いま一番来日を待望するSSWかもしれない。ジャケも好き。

Feverchild - Altering A Memory

ベルギーから90'sクラシックスタイルのエモバンドの1st。Texas Is The Rason, Sunny Day Real Eastate直系のミッドテンポ&リズムチェンジの抑揚の効いたエモーショナルハードコア。好きすぎる。

Gia Margaret - Romantic Piano

シカゴ出身のSSWによる3rd。美しい…。いつまでも聴いていたい一枚。

Hand Habits - Sugar The Bruise

カリフォルニアのSSWによるシングル。Big Thief, Weyes Bloodなどを感じる美しいメロディとオルタナ、インディーフォークの質感。アルバム待てない!

Homecomings - New Neighbors

京都で結成、現在は東京を拠点とするインディーロックバンドHomecomingsの5th。USほんとに大名曲!!一生聴き続ける名盤。畳野さんのソロライブをparkで開催できたのは本当に素敵な時間でした。

Into It. Over It. - Intersections (Live At Narwhal Studios)

Into It. Over It.によるライブアルバム。2023年の来日公演は忘れられない名演でした!!

Jamila Woods - Water Made Us

シカゴのネオソウルシンガーによる2nd。普段あまり聴かないタイプのアーティストですが、JagjaguwarリリースということでSecretly Societyのサブスクサービスで届き、聴いているうちにズブズブとハマっていった。最高…。

The Japanese House - In The End It Always Does

イングランドのSSWのDirty Hitより2nd。メロディが良すぎる…。Bon Iver, The 1975などもゲスト参加。前作よりもさらに広がりのあるポップさを纏っていて、2024年の来日に期待が高まりすぎてます。

Lakes - Elysian Skies

イングランドのインディーロック/エモバンドの2nd。90'sエモがベースにあるものの、それだけに留まらない音楽的な広がりを増している…。ボーカル2人のハーモニー最高。

Leiah - Endless

スウェーデンのエモレジェンド、Leiahが20年ぶりとなる4作目を2023年にまさかのリリース。まったく衰えていない伸びやかなボーカル!いつかライブを見てみたい!!

The Lomon Twigs - Everything Harmony

アメリカロングアイランドの兄弟デュオによる4th。もう、ビートルズ並みの普遍的なメロディーセンスにイチコロ。一生聴き続ける!

Lies - Lies

American FootballのMike & Nate Kinsellaによる新プロジェクトの1st。American Footballよりも自由な実験性に溢れた楽曲。来日公演も素晴らしかった!!

Low Coast - Existing The Dream

GamefaceのJeff Caudillによる新プロジェクトの1st。Gamefaceよりもオルタナティブロック色の強いミッドテンポ中心のロックバンド。Pop Punk/ EmoなGamefaceはもちろん大好きですが、Jeffの歌のうまさがこちらのスタイルにも合ってて良い。

Mitski - The Land Is Inhospitable And So Are We

ミツキの7th。オーケストラと合唱団を迎えた、ドラマティックで本当に美しいアルバム。

Moving Targets - In The Dust

まさかの再結成&来日を果たしたMoving Targetsの7th。J.Robbins録音。Jawboxを思い起こさせる渋いオルタナティブパンクロックで、今作も最高です。来日公演もめちゃくちゃパンクで完璧でした!

The National - First Two Pages Of Frankenstein

The Nationalの9th。Taylor Swift, Sufjan Stevens, Phoebe Bridgersが参加!!!!!!!

Olivia Rodrigo - Guts

オリヴィア・ロドリゴの2nd。最高ですよねー!

Purr - Who Is Afraid of Blue?

NYのデュオによる2nd。FoxygenのJohnathanプロデュース。ナチュラルなサウンドに、超絶美麗メロディ。好きじゃないはずがない。ライブ熱望。

Samia - Honey

NYのSSWによる2nd。今年一番聴いたかもしれないSSW。魅力的な声!最高!!!

Samuel S.C. - High Places

90年代に活動していた女性ボーカルエモがまさかの再結成&1stアルバムをリリース。Superchunk的な疾走感がありつつ、哀愁を感じさせるメロディーは相変わらずで最高です。

Sigur Ros - Atta

シガーロス、10年ぶりの新作。壮大でドラマティックで美しい曲に、ヨンシーの美声メロディ、たまらないですよね。

Slowdive - Everything Is Alive

シューゲイザーのオリジネイターの一員、スロウダイブの6年ぶり4th。現実からふわっと浮いてしまうような浮遊感が心地よい。

Slow Pulp - Yard

シカゴのインディーロック4人組の2nd。今作でANTIと契約!90'sオルタナをベースにしつつも、現代的なアップデートを続ける。メロディが秀逸。

Sobs - Air Guitar

シンガポールのインディー/エモバンドの1st。リリースは2022年ですが、アナログリリースが2023年ということでこちらに。来日公演が本当に最高だった!!!永遠にみていたかった!Gwen StefaniのCoolのインディーロックカバーにやられた。

Squirrel Flower - Tomorrow's Fire

ボストンのElla O’Connor WilliamsによるSquirrel Flowerの3rd。インディーロック・インディーフォーク・エモを横断する表現力豊かなボーカルが魅力。Julien Bakerを感じる。

Summerleague - Summerleague

2000年ごろに活動していた伝説みたいなemoバンドのDiscographyが2023年にまさかのリリース。Mineral, Christie Front Driveタイプの激しくて美しいサウンド。こうやって発掘されてしっかり聴けるの、うれしい。

Their/They're/There - Three EPs

Their/They're/Thereの過去のEPをまとめてコンパイルした編集盤。来日公演、最高だった!!!

Three Minute Movie - March Winds And April Showers Bring May Flowers

東京で活動を続けるThree Minute Movieの7th。うれしい初のLPリリース!

Wednesday - Rat Saw God

ノースカロライナ州アシュビルの5人組の5thがDead Oceansより。シューゲイズ&90'sUSオルタナ爆音ギターサウンドに、憂いを帯びたボーカルが乗る!好きじゃないはずがないサウンドで燃える。2024年に来日決定!震えてる。

Wilco - Cousin

ハイペースでリリースを続けるWilcoの13th。2024年に来日決定ということで、まだ見たことがないので本当に楽しみ。

Yo La Tengo - This Stupid World

ヨ・ラ・テンゴの16th。この愚かな世界!!!

Yonlapa - Lingering Gloaming

タイの4人組インディーロックバンドの待望の1st。前作ミニアルバムよりも音楽性の幅を広げたアルバム。ライブも本当に最高でした。

台風クラブ - アルバム第二集

台風クラブの2nd。好きすぎる。好きすぎる。深い深い音楽愛を感じさせる珠玉の10曲!!!たまらないーー。

思い出野郎Aチーム - Parade

いつでも最高な思い出野郎Aチーム。今作も本当に最高の一枚です。元気と勇気をいつもありがとう。



家主 - Into The Doom

家主のライブアルバム。ライブを見て虜になってしまった家主のライブ盤。熱い!

以上、今年のベストアルバム・音源(順不同)でしたー。


今年のベストライブ

海外アーティストの来日公演が本当にたくさんありました。スケジュール上泣く泣く諦める公演もちらほら。そんな中たくさんの感動的なライブに出会うことができました!印象に残っているライブの備忘録です。

・01/15 WET LEG @ 渋谷O-EAST
・01/18 Phoebe Bridgers @ 京都MUSE
・01/21 Phoebe Bridgers @ Zepp Divercity
・02/09 June Of 44, Power, VINCE;NT @ 新代田FEVER
・04/16 Lag Wagon, For A Reason, Country Yard @ 吉祥寺SEATA
・04/17 Algernon Cadwallader, Dimwork @ 新代田FEVER
・04/25 Men I Trust, Mei Ehara @ Zepp Haneda
・05/08 Moving Targets, Snatcher, Husking Bee, Yokothema @ 新代田FEVER
・05/18 LIES, Toe @ 渋谷O-EAST
・06/05 Sobs, Luby Sparks, Blush @ 新代田FEVER
・06/29 Manic Sheep, Khaki, Ålborg @ 青山月見ル君想フ
・06/22 Football,etc., Uri Gagarn, Downt, Anorak! @ 吉祥寺WARP
・07/12 cero @ Zepp Shinjuku
・07/16 台風クラブ @ 鶯谷東京キネマ倶楽部
・07/19 Grapetoon @ Rock Joint BG
・08/19 Blur, New Jeans, Summit All Stars @ Summer Sonic
・08/21 Their/They're/There, 5kai, mynameis @ 新代田FEVER
・09/12 Noi Naa @ 青山月見ル君想フ
・09/24 Origami Angel, Oso Oso, The Hotelier, Prince Daddy & The Hyena, falls, SAGOSAID @ 吉祥寺WARP
・09/24 Up Around The Sun @ 原宿Kit Gallery
・10/04 YONLAPA, STUTS @ 渋谷www x
・10/07 Descendents, Country Yard @ 渋谷O-EAST
・10/16 exlovers, Luby Sparks, cattle @ 新代田FEVER
・10/20 くるり, カネコアヤノ @ 渋谷CLUB QUATTRO
・11/10 Rest Ashore, As A Sketch Pad, Ongia, At North Park @ 新宿NINE SPICES
・11/20 Into It. Over It., toe @ 渋谷O-WEST
・11/27 Alex G @ O-EAST
・11/28 Alvvays @ Zepp Shinjuku
・12/13 Poolkids, VINCE;NT, Anorak! @ 新宿NINE SPICES
・12/14 Buck Meek, Germaine Dunes @ 渋谷www
・12/16 畳野彩加(Homecomings) @ park
・12/17 Poolkinds, Texas 3000, Dimwork @ 西永福JAM
・12/22 オオヤユウスケ(Polaris)@ park
・12/27 cero @ 忘年Q 恵比寿ガーデンホール
・12/29 オオヤユウスケ, anzu, Ryosuke Tadakua @ Polaris

35本!インディーロック・エモの来日公演を中心に、例年以上にたくさんのライブに行くことができました。
とても選べないけど、ベストアクトは、
Phoebe Bridgers、Alvvays、Poolkids、Sobsの4バンドです!


まいにちレコード


おととしからインスタグラムで始めた『まいにちレコード』。毎日所持しているレコードの絵を描き続けて、まもなく800枚。
今回も、2024年版の日めくりカレンダーを作りました。ちいさくてかわいい、ふせんサイズのカレンダーです。ちょっと多めに作ったので、数量限定で販売もしています。
ご購入はこちらから。

2024年2月には、まいにちレコードで展示をいたします。
決まり次第、ご案内いたします。


お仕事

デザインスタジオ「NSSG」、カフェと生活道具の店「park」ともに充実したお仕事をさせていただきました。

など、ブランドリニューアルやブランディングのお手伝いをさせていただきました。2024年も引き続き、メディアを超えたデザインのお仕事をしていきたいです。新規のご相談もお待ちしております!https://nssg.jp

parkでは、たくさんの展示会、イベント、ライブを行うことができました。

・anemoneのおやつ展
・Glück und Gute & Hemskor Exhibition 2023
・ひのめさんのお食事会
・_ito_, Lump, MILIS CRANN Exhibition 2023
・Manami Naoi Exhibition 2023
・wicagrocery détente Exhibition 2023
・SOÉLU EXHIBITION
・FU-KO basics. Exhibition
・Art de V. Exhibition 2023
・Koton Exhibition
・中村明珍トークライブ
・parklive vol.7 畳野彩加(Homecomings)
・parklive vol.8 オオヤユウスケ(Polaris)

2024年も、通常のカフェ営業だけでなく、イベントや展示会、ライブなどを企画しておりますので、ご期待ください!!


ということで、今年もたくさんの素晴らしい音楽や出来事に出会えた一年でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

日々の情報は下記SNSにてご覧くださいー。https://www.instagram.com/machida_nssg/
https://twitter.com/nssgraphica

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