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日本再生は人間性の回復から/藤原直哉(NSP第19期総会イベント基調講演)

私たち認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)では、おかげさまで、2021年(令和3年)10月1日より第19期目を迎えることができました。いつもあたたかいご賛同・ご支援くださり、ありがとうございます!

毎秋10月に開催している総会イベント、今年は長野県松本会場とオンラインにて行いました。総会イベント第二部/藤原直哉理事長による基調講演 –日本再生は人間性の回復から−のテキスト版(口語体)をお届けします。

今期も引き続き偉大なる共生社会への啓もうと同時に、できる範囲でヨコのつながりを広げる活動を行ってまいります。(ご賛同くださる方、お仲間になってくださる方、大歓迎です!

私たちの暮らし、生命・生活・経済について、世の中で今どんなことが起きているのか毎月時局を踏まえてどうするか、皆さまの日々の暮らしにご活用いただけましたら嬉しいです。

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テキスト版


講演でございますが、総会後の講演でございますので、皆さまにお配りいたしました私の今期のご挨拶(NSP会員限定:役員メール2021年10月より)を読むところからいきたいと思います。あまり今までやっていないのですが、基本的なところでございますので、ちょっと読んでいこうと思います。それからお話にうつります。

まず、「日本再生は人間性の回復から」というタイトルでございます。

“みなさん、こんにちは。認定NPO日本再生プログラム推進フォーラム理事長の藤原直哉です。平素、当NPOの運営に多大なるご理解、ご協力、ご参加をいただき大変ありがとうございます。

一昨年末から本格化した世界的な新型コロナ・ウイルスまん延によって国内外の情勢は一気に変化し、以前から述べてまいりました新しい時代への変化がますます加速しつつあります。マネーと武力による世界支配が根底から溶解していくだけでなく、ワクチン強制騒動のてん末を見てわかるような、社会主義者による世の中の差別的支配も人々の反抗であっという間に馬脚を現しました。世の中は今や人為的な操作によって統制して動かせるほど単純なものではなく、過去の整理も未来の創造も極めてダイナミックな展開になっています。すなわち誰かが作った人為的計画でやり遂げられるものではなく、国家権力を含む何らかの強制力によってやり遂げられるものでもありません。それは天のシナリオとしか言いようがない歴史的な展開になってきていて、本来の人と自然の姿に世の中はいったん回帰し、そこから改めて持続可能性の高い時代の創造が再出発するという展開にならざるを得ません。

過去、程度の差はあれこうした巨大な変化に時代が直面したことは何回もありました。ですから今回も、ある程度、これまでの経験に基づいて、いかに時代の整理と再生を円滑に進めるか、その方法論を見出すことは可能です。その柱が人間性の尊重です。当NPOの活動に関連して、2018年には人間性尊重経済人連盟が発足し、多くの方々に、人間性を尊重して経済活動を行うことを誓っていただきました。過去、時代が行き詰まったときは決まって社会の人間性が損なわれ、それはまるで日光が入らない箱の中に押し込められた植物のように、光合成も呼吸も十分に行えなくて、一面の発育不良になるような状況でした。社会にとって人間性の尊重とは、暖かい熱と明るい光を十分に浴びて、人間が本来持って生まれた力をもとにすくすく成長できるよう、環境を整備することにほかなりません。時代が節目を超えていよいよ再生が全面的に始まるとき、最初に必要なことは社会における人間性の尊重であり、それが確保できる体制をしっかり構築することです。

しかし、時代は過去の歴史の繰り返しの上に全く新しい要素が加わってきます。2021年、私が今年最大のニュースは何だったかと言われれば、米政府がUFOは現代科学で解明できない物理現象であると発表したことだと思います。これは歴史的に極めて重大な文明の転機を示唆する出来事で、今の我々が当たり前に考えているこの世とあの世の関係、モノとエネルギーの関係についての常識が根底から覆るような結末に至る入口です。歴史的に太古の人たちが神とともに暮らし、宇宙と地球との関係をもっとダイナミックにとらえていたことは人類遺産を見れば明らかです。ところがその後、過去5百年余りの近現代の間、人は一度そうした過去を忘れて目に見える物質のみで世の中を説明する試みを続けてきました。ところが、驚くべきことにその最後の結末は、目に見える物質だけからでは世の中の説明に破綻が生まれるという現実でした。こうなってくると、人はこれから先の文明を、目に見える世界だけでなく、目に見えない世界との共生も考えて構築していかなければなりません。

当NPOではかつてロハス(健康と持続可能性の高いライフスタイル)運動を推進していたとき、ロハスとは過去・現在・未来という時間軸を共有することだと主張していました。それが今回の文明再生では揺るぎない柱として、人間性尊重とともに立ち上がってくることでしょう。これは実に歴史的な出来事だと言わざるを得ません。

今年度、当NPOとしてはまず人間性尊重に大きな光を当てたいと思います。すなわち人間性尊重の意味、具体的な事例、それがどのように人々を健全にし、どのように文明を再生していくのかを啓もうし、社会と一体となって人間性尊重の機運と行動を広げていきたいと思います。そのなかで恐らく目に見えない世界との共生が否応なく浮かび上がってくるはずです。なぜなら、人間性とは何か、それは実に目に見えない世界そのもの、目に見えない生命に降り注ぐ暖かい熱と明るい光に他ならないからです。

具体的活動はこれからみなさんと決めていきますが、恐らく世の中と同じように早いテンポで当NPOも動いていくことと思います。どうぞみなさん、今年度もますます活発に当NPOの活動にご参加いただき、みなさんで歴史的な文明の再生を進めてまいりましょう。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

という内容でございます。

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今のですね、皆さんも時局を見てですね、大変ご心配なところもすごく多いと思います。具体的なことはですね、本当に不安だらけでどうなるかっていうところが多いのですが、もう一つ皆さんに見ていただきたいことはですね、ちょっと長い目で見るとですね、やっぱり駄目なものは駄目なのです。駄目なものは駄目で、生まれてくるものは生まれてくるのです。これは、途中で政治が介入しようが、お金が入ろうがあまり関係がないのです。ローマ帝国の崩壊というものは、やっぱり崩壊しました。江戸幕府の崩壊も崩壊いたしました。それから、戦前の日本の体制も崩壊いたしました。途中に上がったり下がったりのドラマはあるのですが、最後が終わりか、終わりになるのか更に伸びていくのか、この見極めが一番重要なことなのです。それはどこで見るかというとですね、一番の見るところは人で見てください。誰がやっているかということなのです。

あまりこういうことは言いたくないのですけれども、人の作ったシステムを辛うじて動かして、その中で生きている人たちだけが残った場合は、そのシステムが再生することはもうありません。システムを作る、システムを進化生成発展させるというのは、そのシステムを使うこととは全然意味が違うのです。私はそういう意味で、例えば世界の金融システム、日本の政治、あるいは大企業の経営、こういうものは今それを進化生成発展させる人たちがいないというふうに考えています。

平成の時代からずっとそうでした。今の金融とか政治経済、特に大企業の多くは、今までのシステムを何となく継ぎ接ぎしながら運営し続けて、なんとか延命させようとしているだけのことだと思います。延命にはいろいろなやり方がありますから、株価が上がることもあれば下がることもある、選挙に勝つこともあれば負けることもある、評判が良くなることもあれば悪くなることもある、一喜一憂でございますが、一喜一憂していたって駄目なものは駄目なのです。要するに、未来を創れる人がいなくなったら、それは全く駄目なのです。

私はですね、よく「藤原さんよく断定的にそういう未来のことを言うね」と言われますが、私が今までの自分の経験で見ていて、一番当たるのが人なのです。誰がやっているかよく見るのです。こういうことはあまり言いたくないですけれども、仕事のできる人がいなかったらそれはもう終わりです、はっきり言って。仕事ができるというのはですね、今その実務が全部できるという意味とはちょっと違うのです。今実務が全部できるというのは、今コンピュータが動くことと同じなのです。そうじゃないのです。何かを創造する意欲と、その実力を持っている人という意味なのです。そういう人たちがいるものは再生していきます。

再生するものの典型は農業だと思って、私はずっと見てまいりました。当NPOでは、むかし農業立国ってやったことがあるのです。どういうことかと申しますとですね、ご承知の通り日本の農業は、とにかく天照大御神以来の長い歴史がありますが、なかなかですね一筋縄では上手くいかないものでありまして。特にこの戦前から戦後にかけては、食糧増産というのがものすごく大きな課題だったのです。とにかく量を作れたと。量を作ったら、今度は余り始めたわけですね。余り始めたもので、今までの国策に従ってやっていた農家は、はっきり言って大変になっちゃったわけですね。転作だとかいろいろなことを言われるのですが、云ってみれば、言われて作って出荷するだけの人と、自分でいつ何を作ってどこに売って、コストを賄って経営する人では、発想が違うのですよね。

農作業も大事な仕事なのだけれども、売るという仕事も大事な仕事なのですよ。売るというところを国が一元的に買い取っちゃっていると、農家が売るということができないから、作っても経営が成り立たなくなっちゃうのですね、農家の経営が。それで皆さんご承知の通りですね、この半世紀ほどですね、農業では飯が食えないから撤退する、農業やめる人は本当に多かったですね。情けないことなのですよ。いい農作物を作っているのに売れないから辞めると。実にこの国の一元管理の弊害なのですけれどもね。

でも逆のところでね、やはり日本は世界で最も高品質の農作物が採れる国の一つでありますから、食の安全とか、豊かな食とか、未来に向けて農業を目指したい人は、実にたくさんいたのです。そういう人たちが、そうですね20年、早くからの人は40年ぐらい前からだけど、20年前30年前ぐらいから、平成のバブル崩壊の頃から少しずつ農業に入ってきました。いわゆる、全く初めて農業をやる方がすごく増えてきました。そういう方々もですね、農業で飯が食えるから農業をやるのではないですよね。新しい農業を始めたいと思っているからやるのです。

生活はどうするかというと、生活が成り立たなかったら、足ら住まいはどこかで稼いで、アルバイトしながら農業をやるということですね。片方では、農業で生活ができないから辞めていく。片方では、新しい農業をやりたいから、足ら住まいは他の仕事で補ってでもやっていく。この二つの種類の農業が本当にこの30年40年混在していたと思います。結果は明らかです。農業で生活するという方々はですね、高齢者が多かったのですね。高齢者の方が多かったからやっぱりどんどんと廃業していくのですよ。結局残るのはですね、老いも若きも、やっぱり新しい農業を作ってこれからの時代に適応していこうという人たちだけが残るわけですね。日本も何かもう既にそのようなかたちになってきたと思いますね。かつてサラリーマンとか他の仕事をやっておられて、今もうほとんど農業専業で成功している方って結構出てきましたね。これこそですね、未来の創造というものなのです。

要するに、人がいればできるのです。残念なことながらですね、行き詰まっているものもよくありますよね。大企業も、日本の金融も、それから日本の政治も、そういう人たちが全くいないとは言わないけれども、力を持って出てくるところまでいっていないのですね。もう時間が経ってくると、「あぁ、もうここは駄目なんだな」と、去っていく人がたくさんいるのです。そこを見るとよくわかるのです。要するに、未来を創る意欲と能力を持っている人がどんどん去っていってしまったら、あとは云ってみれば抜け殻みたいなものですから、時間とともに一喜一憂しながらも消えていきます。残るところが次をつくっていくということですね。

私が今思うことはですね、結局今本当に人が抜けちゃっているのは官僚システムなのですよ。役所にしろ、大企業にしろ、官僚システムというところが本当に人が抜けている部分なのです。官僚システムといった場合にはですね、一つには行政のシステムという意味がありますよね。これはもう最近はコンピュータで全部できるわけですね。

例えば昔、鉄道は国鉄という時代がありました。国鉄の時代、私もよく覚えていますが、とにかくたくさんの職員がいました。本当にたくさんの職員がいました。JRになってずいぶん職員の数が減りましたね。でも電車の本数は増えましたよね。サービスも国鉄の時代よりも良くなりましたよね。人は減らしながらサービスを向上させる、あれは国鉄を辞めたからできた仕事ですよね。それが良かったとは必ずしも言わないです。JRになって100%良かったとは、必ずしも申し上げないですけれども、ああいうことをやったのは、やはり鉄道をこのまま終わりにさせたくないという想いがあったからですよ。このまま国鉄が朽ち果てて、鉄道も朽ち果てていくことは忍びないと。やはり鉄道を生まれ変わらせて、新しい日本のインフラを作るべきだと想う人がいたから、国鉄は蘇ったのだと思います、JRとなって。

今はどうなのでしょうか。某政治の世界、それから金融、そういう大きな志を持ってリノベートしようという人がいるでしょうか。いないと思います。とんでもない話ですよね。本当にとんでもない話で、リノベートしようと思わないところでどうしてリノベートができると思いますか。

実はアメリカも似たようなところがあるのですよ。世界の運営をやっていましたよね、正直言って。アメリカ国内のことはさりながら、世界の運営をやっていたわけですよ。かつてソビエトとかアメリカといましてね。もちろんその裏にはヨーロッパがいるのですけれども。表はアメリカとソビエトでやっていた。しかしもう40年前にソビエトが崩壊して、ソビエトも今はロシアという形になって、自分の国のことで精一杯じゃないですか。ロシアのプーチン大統領も世界を構おうなどと思っていない。自分に関係するところは構うけれども、余計なことはしませんわね。アメリカはバイデンとかいっていますけれども、バイデンだって自分のことばっかりでしょう、はっきり言って。世界のことにお節介をやこうという話は一つもないし、トランプももちろんそうですね。だから中国だってそうでしょう。囃し立てる人は、「中国は危ない」とか、「中国はすごい」とか言うけれど、どこがそうなのか私にはよくわからないですけどね。中華人民共和国という国のどこがそんなにすごいのか、私は全然理解できないですけれどもね。

私はずっと中華人民共和国の発展の歴史を今日まで見ているとですね、全部自分たちのことだけだったと思いますよ。全部自分たちの損得でやってきたと思いますよ。世界に出てくも全部自分の損得。それはね、確かにアメリカもソビエトも自分の損得はあるのよ。でも自分の損得だけじゃない、ほんの一握りの何かがあったから世界がついてきたのですよ。そうすると、この一握りがなかったと思うよ、正直言って中華人民共和国は。文化大革命の頃からね、子供のときからずっと見てきて知っていますから。

要するに、いまどき世界の運営をやろうなんて人はいないのよ。EUだってそうでしょう。囲い込んだ中でやっているだけで、最近はイギリスが抜けるし、今度はポーランドも片足抜けようかみたいな世界でしょう。ドイツのメルケル首相が引退したら、もうそんなもの誰が面倒をみますか。EUを一つにしてやっていこうという話は、どこからも聴こえてきません。

こういうのを見ているとですね、やっぱりですね、時代は変わったなと思うのですよ。20世紀はやっぱり大きいものの時代でしたね。とにかく近現代ってよく言われましたけどもね、その20世紀はとにかく大きくないと気に入らないと。大きくないと気に入らないというのは、先ほどのUFOの世界でいったら、ニュートン物理学の世界ですよね。重力だけしか考えない世界では、大きいもの・重いものが一番強いのでしょう。その前を言うなら天動説ですよね。自分の周りに宇宙が回っているのだと。これ最高だよね。世界は自分のために、自分は自分のためにね。こういう人は今でもいますけどね、世の中を見ているとね。まぁ、それは論外としてですね。要するに、大きければ強い重ければ強いというのは一番古い物理学じゃないですか。

20世紀になりますと量子物理学ですから。これは原子力を見ればわかるように、要するに物質の内部に閉じ込められている力が一気に放出すると、大きいものを吹き飛ばしてしまうわけですよ。少人数の人が集まって、少人数がものすごいパワーを出すと、それはベンチャー企業ということでね、世界を吹き飛ばすわけですよ。

皆さんご存知でしょうか。ベンチャー企業という言葉は、和製英語なのですよ。ベンチャー企業という言葉を作り出した人を私は知っています。ものすごくイノベーションが豊かな地域で育った方なのです。自分たちで何か新しい会社を作ってやろうというので、どういう名前にしようかと3人ぐらいの方が考えられて、アドベンチャーだとちょっと冒険みたいだから、ベンチャー企業にしようと言ってお作りになった和製英語なのですよ。いま世界中でベンチャーというでしょう。あれは、日本人が作った言葉なのですよ。日本のですね、イノベーションが今でも活発だと思う地域の方が作った言葉なのです。ベンチャーという言葉は、少人数の力で大企業の独占寡占を倒しますよね。場合によっては、国が吹っ飛んじゃいますよね。なぜかと言うと、ベンチャー企業の力で人々の価値観や仕事の仕方が変わると、大国ですら傾いていきますよ。

例えば、ソビエトが崩壊したとき。あそこは完全重力の世界ですから、巨大な共産党組織と巨大な国営企業があって、身動きがつかなかった。もう皆が打ちひしがれていた。そこにヨーロッパやアメリカが手を入れてですね、ソビエトが崩壊した後、ベンチャー企業が無数にできたでしょう。あっという間にロシアを作り変えちゃったじゃないですか。

それから戦後で言うならば、ソニーの前身の東京通信工業ですよね。要するに、戦後の日本もですね、戦前軍需企業がほとんどで、「重い・大きい」が大事だったのですよ。大きくて重くて、たくさん人がいる、たくさんお金を持っている、こういうところが牛耳っていたけれど、戦争でみんな終わっちゃって。やはり戦後はですね、やがてその大きいところも復活はしてきますが、新しい会社がどんどんできてきたのですよ。それで日本を作っていくのですよ。これはベンチャーでしょう。言ってみると、量子物理学の世界ですよね。そういうふうに考えたら、先ほどの話と同じようにね、何が大事かというと、やる気と能力のある人が集まって「さぁやろう」と想っているかどうかなのですよ。

やる気と能力が集まって、「さぁやろう」と思っていると、天動説なんかもちろん、重くて大きい図体だけのものは吹き飛ばしてしまいますよ。それが20世紀に起きた現実だったじゃないですか。我々は20世紀にそれをずっと見てきたでしょう。ですから、ここはすごく重要なことでね。いま壊れるものというのは、皆が集まって一気に元気が出るものがないところがもうどうしようもない。そういうところは重さだけで行くのですよ。重力だけに頼るから、政治におんぶに抱っこになってみたりと、とにかくお金と権力にしがみついちゃうわけですよ。何もないですよ。そうすると、エネルギーを持った人は出てくるわけですね。

今度はエネルギーの世界を考えましょうか。エネルギーが形になる。空即是色の世界。量子の世界。でも、ここは皆が誤解をしているのですよ。ベンチャーなんて繊密の世界。こんな危ないものはありゃしないよと。確かに昔はね、サラリーマン、公務員と安泰な商売だったかもしれませんよ。昔のことですから、55歳定年ぐらいで定年延長で60歳ぐらいまでいてね、民間でも役所でも終身雇用だからだいたい食いっぱぐれはなかった。専門職でも、事務職でも、それから現場の方でもですね、だいたい生活の心配というものはあまりしないでもね、ほぼ生きていけたと。それをなぜわざわざ会社を辞めて、自分の会社を作りますかいなと。会社が気に入らなかったら赤提灯に入ってね、酒を飲んでね、「こんな会社辞めてやる」「あの社長なんて殴ってやる」ってね、定年まで言っていたらよかったのですよ。よくそう人いましたよね。もう酒を飲むたびに「俺は辞めてやる」「社長を殴ってやる」と言いながら一回もしないと。一回も辞めないで定年までいた人がたくさんいたでしょう。歌でも歌ってですね、憂さ晴らしをして、それでなんとかとにかく家庭の面倒を見ることができたと。そういう時代から見たらですね、ベンチャーなんていうものは割に合わない商売です。

でも平成になってどうでございますか。今だと45歳定年という話も出てきましたよね。大企業で45歳定年だと、どうしますか。何も泳ぐ技を覚えていない、重力だけで社会人を運営することしかできない人が、突然いきなりですね、放り出されてどうやって生きていけますか。要するに、いろいろな人たちと知り合って行動して、1+1=3にするという経験を積んでいない人が、いきなり船から落とされて桟橋から落とされたら、そっちの方がよっぽど大変なのですよ。

企業経営というものは、続けるということが一番大事なのですよ。皆さん誤解しているのですよ。自分で経営したことがある人は、よくわかると思うけれども、証券会社やマスコミが好きな会社は変な会社なのです。わかりますか、変な会社って。証券会社だったら、株が上がったり下がったりする会社がいい会社なのです。その株を買って儲かるでしょう。変な会社だから上がったり下がったりするのです。マスコミも変な会社が好きなのです。だって、「昨日と同じように普通のことをやって、今日も普通に仕事が終わりました。はい、終わり」ではね、ニュースにならないのですよ。よく言われるように、犬が人を噛んでもニュースにならないから、人が犬を噛むとニュースになるでしょう。だから、報道されるのはヘンテコな会社。皆さん誤解しているのですよ。証券会社だとか、マスコミが好きな会社は、変な会社なのです。変な会社を自分でやろうとしたら、皆が変になっちゃうだけで失敗するに決まっているじゃないですか。

だから、まともな会社というのは証券会社のリストには出てこないし、マスコミにも載らない。彼らは関係のないところに住んでいますから。要するに続けることというのはね、どんな雑草でも立派な木でも同じ。お役に立って初めて続いているのだから。奇想天外なことをして続いているわけではないのですよ。お役に立って続いているのだから、人様の役に立つということでひたすら続けているのが雑草であり、桜の木であり、何でも同じなのですよ。目立つ必要など、これっぽっちもないわけですよ。続けることというのをやるときにですね、その続くということが大変なのですよ。

時代はどんどん変わるのだから、重さだけでお金と権力だけでやっていたら、どうしてもズレが生まれる。重さとお金と権力だけでやっていると、自分の内部の統制だけでほとんどのエネルギーを費やしちゃうのよ。社長なのに朝から晩まで社内の不手際の処理とかね、社内のいろいろな調整だけで追われちゃうわけよ。例えば、役所を見てごらんなさいよ。役所のほとんどの仕事は、役所内部の調整でしょう。ああいうことになっちゃうわけ。言ってみれば、電気回路だったら、内部抵抗が多すぎちゃって何の力も出てこないわけ。それでは全く人生を無駄にするばっかりですよ。やっぱり自分でやらなきゃ駄目だよね、全然駄目ですから。潰れないようにやればいいわけですよ。

今はありがたいものですよ、副業がOKですから。副業がいいというのは、ありがたい話ですよ。サラリーマンをやりながらですね、副業をやればいいのよ。副業で何でもできるわけですから。この間インターネットラジオでも、「大辞職の時代。皆が仕事を辞める時代」と申しましたが、ネットがすごいのですよ。e-commerce、ネットで物を売る商売がどんどんできるわけよ。これからはですね、やっぱりネット上にもう1回様々な我々のライフスタイルが再構築されていきますから、ネットの商売であれば立ち上げにはいいよね。ずっとネットをやる必要もないですけれども、ある部分にネットを取り入れたり全面的にネットをやるなど、副業でやるには、あるいは何か自分たちで始めるには、実に好都合じゃないですか。大切なことは、重力に打ちひしがれて、ブラックホールの中で身体がよじれる体験をしたって結局は人生を無駄にするだけ。何にもない。早くですね、自分の本来の使命を自覚して行動しないとうまくいかないわけでありますよ。

実は、私が大変興味を持っているのは、先ほどのUFOの話なのです。あれはよく言ったと思います。科学者の前で言ってごらんない。「あなたたちが言っている科学では説明できない物理現象がこの世にはあるのですよ」と。この間までは、「あなたオカルトだ」「疑似科学だ」と言われましたよ。「科学で全部説明できる。科学者が説明できない物理現象は全部嘘偽りのハッタリ。オカルト。いかさまだ」と言われていたのですよ。そこをアメリカ政府が言ったわけですよ。「現代科学では解明できない物理現象がいくつも無数にある」と。もう科学者に遠慮する必要はないわけよ。科学は駄目だと言っているわけじゃないですよ。科学も有効なのよ。

例えばね、医者で治る病気も医者では治らない病気もあることと同じことですよ。医者が便利であれば医者にかかればいいのですよ。医者で治せない病気は自分で治すしかないわけでしょう。何でもそうですよ、全部ってことはない。便利なものは使えばいいですよ。便利でなかったら使わなきゃいいのですよ。ただそれだけのことですよ。サイエンスも同じなわけよ。「今のサイエンスでは、今の教科書では、説明できる部分と説明できないことがある」とアメリカ政府がはっきりと言ったわけでありますよ。その説明できない部分は何なのかというとですね、私なんかですね、平成の時代に本当によくそれを感じていましたよ。

むかしサラリーマンをやっていた時代のこと考えるとね、サラリーマンの常識に合わない人との接触はほとんどなかったですね。あれは不思議なものです。日本でもアメリカでもサラリーマンをやっていると、サラリーマンの常識でない人とのコミュニケーションというのは、ほとんどなかったですね。ところがサラリーマンをやめてごらんなさいな、もうたくさんの人たちの話がある。もう全然話が違う人もたくさんいる。でも、言わんとすることはわかるわけですよ。やっていることもわかるわけですよ。何だろうなというものはたくさんありましたよ。ですからそれをいちいちね、サラリーマンの常識に基づいて、高校で習った物理の教科書や生物の教科書を見てこれはこうだったって言っても、全然説明がつかないわけですよ。経済学なんて全然もっと説明つきませんから。大学時代に学んだ経済学の教科書の話は、今で言えば天動説の時代のような話だよね。遠山の図書館に置いてありますけれど。あんなものを見たって始まらないですよ。経済の歴史の本はまだしもね、近代経済学の部分はもうどうにもならないね。それはともかくですね、これはもう自分で真理を見つけるしかない。自分で真理を悟るしかない。そのことはずっとそう思ってきました。

真理なんか誰も教えてくれない、自分で悟るしかない。誰かが「これは真理だ」と言ったって、自分で納得しなかったら意味がない。なぜかというと、「これが真理ですから」と言われて、「はいそうですか」とわかったって、じゃああなたが人生をかけて次の一歩を踏み出してくださいって、その真理で踏み出せますか。「UFOはいるのです。待っていてください。今すぐUFOがお迎えに来ますから。これが真理です」と言われても、信じていなかったらお迎えを待っていられないでしょう。一事が万事そうなのですね。真理がどうだとかいろいろ言われたってね、あなたがそれを信じて命をかけて次の一歩を出せるという想いが真理なのですよ。出せなかったら、真理ではないのよ。だから自分で決めればいいわけですよ。

私は昔サラリーマンを辞めて、真理を自分で見つけて動いている人に本当にたくさん会ってきた。もちろんですね、「これが真理だ」という人たちも日々考え直していますよ。朝起きてですね、昨日の真理でいいかどうか考え直しているわけですね。だから正確に言えば、今日現在の自分の真理だよな。今日現在の自分の真理はこれだから今ここにいるという考え方ですよね。

今度まさにどこが変わるかというとですね、私はそういう人たちを見ていていつも思ったのはですね、目に見えない世界との関係なのです。目に見えない世界とエネルギーのことをいつもおっしゃるのです。それは宗教の言葉を使って、神とか仏という言葉を使ってもいいんだけれども、気という気分の気という言葉を使う人もいるし、生命エネルギーという言葉を使う人もいるし、ご先祖のお守りという言葉を使う方もいるし、神仏のご加護という言葉を使う人もいるし、この土地の力という言葉を使う方もいらっしゃるし、月の力・太陽の力という言葉をお使いになる方もいらっしゃいますし、たくさんの表現があったと思いますよ。でも、皆が言わんとしたことははっきりしていると思います。目に見えない何かの力が働いて、今の自分は成功しているのだということですね。この力が弱まると上手くいかない。説明の仕方がなかなかないし、教科書にも載っていないから、それぞれ皆さんが表現なさるのですけれども、同じことを言っていたような気がずっとしているのですね。

そういたしますと根元の部分ですね。皆が言っている成功の秘訣ね。サラリーマンの常識だとか、役所の常識だとかを捨てて、もう1回生きていこうというときに、本当に丸裸で今までの鎧兜を脱いで1回出ていくそのときにどうしても必要となる自分で悟るべき真理。その根底にあるものはと言われたら、私はやはりそれは暖かさと明るさだと思いますね。神なるもの仏なるもの、それから月といっても太陽といっても、大自然と言ってもいい。それから、人間関係の温かさ・自然の暖かさ。それを突き詰めると、暖かさと光。暖かさと光は、最後は光に全部集約されますけどね。熱と光と言っていいと思うのです。

暖かいことと明るいことですよね。これに尽きると思うのですよ。先ほど閉じ込められた世界の話をしましたけど、光もなくて確かに育つ植物もありますけれども、多くのものは密閉したところに入れておくと枯れちゃいますよね。やっぱりね、明るさと暖かさ、それから風もちょいとないと駄目でしょう。やっぱり自然の中にいて初めて自分が生き生きと皆さんするわけですね。人間も同じなんだなぁとしみじみ私は思うのです。だから、本当にですね、行き詰まって今までのブラックホールから皆が解放されるとき、重力に押しつぶされた人たちが初めて外で呼吸するとき、次に必要なってくるものは熱と光だと思います。

過去を考えてみたらですね、ヨーロッパ中世の非常に惨めな時代があって、それがいよいよ終わって近代に入るときにルネッサンス運動が始まりましたよね。強烈な光ですよね。ものすごいコントラストが強いのだけれども、強烈な光がそこに出てきましたよね。その光が強いから、ありのままの現実を見るという世界が始まりましたよね。江戸時代が終わって、明治になったときもそうでしょう。江戸時代はある意味で言うと、最後になると様式の美しさですよね。型の美しさで生きていたわけよ。型の美しさから外れたものがたくさん出てきたわけですよ。悲惨な部分だ。そこから明治になると、悲惨なものは悲惨なものとして理解しようという意識がすごく強くなるじゃないですか、明るくなろうと。それから今度は熱ですよ、助け合おうということですよね。やはり助け合って、現実をよく見て助け合おうということですよ。

今の日本を見てくださいよ。日本のGDPがどうだとかいう話をしたってですね、それがどこかオシャレだとか言ったってですね、今日の食事に困っている人は日本でもいるじゃないですか。餓死する人がこの日本でもいるじゃないですか。もうこのこの30年、25年ぐらいかな、餓死する人も結構出てきましたよね。一時だいぶいなくなったとは思うのだけれども。それからホームレスになっちゃっている人もいるじゃないですか。我々多くの人が目を背けてそこを歩きますよね。でもそれはですね、いるという厳しい現実があるのですよ。その厳しい現実がメインになってくると、もうそれは街が崩壊した、文明が崩壊したと皆が思い出すのです。要するに、厳しい現実・見たくない現実がマイナーである間は上手くいっていると皆が思いたいから思っているのです。でもそれがメジャーになると、もういけないと思って逃げ出すのです。アメリカの大都市の真ん中みたいなものですよ。逃げ出しちゃうわけね。結局だからですね、人はそういう惨めなもの、暗いものの中にはいられないということですよね。だからそれを立て直さなきゃいけない。

まず世の中で立て直しの一番初めは、強烈な光が当たることなのです。すなわち、これが現実だという厳しい現実・惨めな現実を目の前で直視するところから始めなければ、実は時代の転換ってないのです。なぜ潰れたのか、なぜひっくり返ったのか、なぜ負けたのか、この厳しい現実を見よと。ちっとも成功していない、何が豊かな国だと。この状況は何なんだと。見たくないものを見ないでいるから、いつまでたっても立て直しができない。これが本当の現実だと、逃げたくなるほど現実があるだろうと、まずこれを見よと。そこが実は折り返し地点なのです。

ですから、本当にこういうときにすごいリーダーというのは、厳しい現実をはっきりと言える人なのです。「まだまだ俺がやれば成功できます」とか言っている人はね、私に言わせれば全部偽物ですよ。そんな状況ではないですから、日本の状況も世界の状況も。駄目なものは駄目ってはっきりと言ったらいいのですよ。その一言が言えないから、その人は次のリーダーにはなれない。ただそれだけのことですよ。駄目なものは駄目で、その次に任せることでも十分なのですから。ゴルバチョフだってそうでしょう、終わりにしたわけですから。大事なのですよ、終わりにしちゃうということもね。終わりにするということはブラックホールがなくなるってことですよ。だから皆がホッとするのでさ、負けたんじゃない終わりにするという昭和20年と同じ感覚です。

今回図らずもコロナが今までの現実に光を当てちゃったのです。実はこんなに悲惨なのだよと。それからその政府なるもの社会主義者なるものはこんなに恐ろしいよと。今まで隠れていたものが期待の星と思っていた人もいると思うのですよ。皆が行儀正しくしたら世の中も回るのではないかと。世の中が乱れているのはモラルがないからなのだと。モラルを持って言うことを聴いていれば世の中上手くいくのではないかと。それは違うのですよ。エネルギーを下げちゃうことになるのですよ。先ほど言ったベンチャーみたいな力が出てこないのよ。だから腐っていって死に絶えちゃうのよ。重さだけの世界だからそれはじっとしているというけれど、物理学が100年以上古いのですよ。そんなこと言っているとね、全然駄目でしょう。権力だけじゃお金だけでは治らないことをはっきりと認めたらいいのですよ。お金や権力や武力だけで治らないと。

アメリカを見てくださいよ。マーク・ミリーという統合参謀本部議長がいるでしょう、政府のトップね。彼は「アフガニスタンで戦争に負けた」とはっきりと言っているじゃないですか。あれが大事なのよ。負けたと。アフガン戦争が始まるとき、戦争推進派はアメリカが絶対に勝つと言っていましたよね。でも、歴史を知っている人はアメリカの負けだとはっきりと言っていましたよね。アフガニスタンに攻め込んで勝った人はいないのですから。惨めな敗戦ですよ。日本の太平洋戦争もそうでしょう。太平洋戦争をアメリカと始めたとき、戦争をやっている本人たちも勝つか負けるかわからんと五分五分だと思っていたかもしれないけれども、表向きは勝つ・勝つと言っていましたよね。でも、アメリカと日本を冷静に比較した人は、これは勝ちようがないと言っていましたよね。同じなのですよ。アフガニスタンで案の定負けたのですよ。だから、負けたといったところから始まらないと駄目なのですよ。

日本経済もそうですよ。この30年間に日本人の所得が半分になったと。収入が半分になったと。確かにお弁当代が半分と安いものもありますけどね。安いものは安いですわ。豊かな生活とは程遠いよ、はっきり言って。なぜそんなに貧しくならなきゃいけないわけ? それはおかしいですよ。物価が下がったからって賃金引くという、そういうものではないと思うよ。クオリティを下げているのだから。やっぱり、これは間違ったと、失敗したと、竹中に騙されたと、はっきり言わなきゃ駄目ですよ。アメリカに乗っ取られたと、吸い上げられちゃったと、どこかの大学じゃないけれど誰かが上からお金を吸い上げちゃっていると、誰が吸い上げているのだと、取り返せと言わなきゃ駄目じゃないですか。

アメリカは武力を持ってすら勝てないのだよ。なまじの武力で戦争をやって勝てると思いますか?小野田寛郎さんも言っていたでしょう。中野学校出身でフィリピンにずっと居て出てきた小野田さんですよ。「戦争なんて一度始めたら、殺すか殺されるかなのだから絶対にやっちゃいかんよ」と、その通りなのですよ。その現実はですね、行った人は皆がわかっていますよ。だからそういうことも考えるとね、もう武力で物事は全然解決しないのです。武力を使ったらこじれるばっかり。ヨーロッパだって、アメリカの尻馬に乗ってアフガニスタンへ行ってイラクへ行って、もうへべれけじゃないですか。結局そのツケで難民を背負い込んだでしょう。なぜヨーロッパが中東の難民をあそこまでたくさん背負い込むことになったのか。アフリカからの難民を大量に背負い込むことになったかというとですね、アメリカのDSの尻馬に乗って戦争に行っちゃったからでしょう。そのツケが回ってきちゃっているわけでしょう。亡国の政策だったわけでしょう。間違えたわけでしょう。そういうことをちゃんと認めなきゃ駄目だよね。

それから、今度は熱ですわ。助け合うってことですよ。ゲームオーバーで、今までの敵と味方はここで終わりにして助け合うというふうにやらないと、次は始まらないのですね。ですからそこはですね、熱と光の両方がいるのですよ。この熱と光というのは言ってみると、電灯線の光のようなもので、あまねく照らす光、ストーブの熱のようなもので、あまねく広がる熱みたいなものですね。こういうものは社会全体にいるのです。だから本当のことを本当のこととしてちゃんと言えるし、それからいろいろな違いがあったって支え合うということですね。お互い支え合っていくという。これが私が申し上げた人間性の部分ですね。本当にルネッサンスもそうだったし、戦後もそうでしたけれども、とにかくまず光を当てて支え合っていくしかない。

戻るべき原点は、結局人間性ということなのですよ。時代が行き詰まるとき、必ずそこでなくなるものが人間性ですね。非人間的なものが増えてくるのですよ。とにかく人間は、時代が行き詰まってくると非人間的になってくるわけ。よく我々は言うじゃないですか。これからITがどんどん進んでいけばね、もうバーチャルリアリティだとかどんどん話が出てきてね、もうあまり人が動かなくていいのだと。目玉だけギョロギョロしていたらそれで十分なのだと。脳波計を付けておけば頭の中で思ったことがその通り動くから、人間はジッとしていたらいいのだと。ご飯もなしで良いと。アホかいなと。それははっきり言って、神の世界の仕事ですよ。

神というのはね、生まれる前と死んだ後だね。生まれる前と死んだ後は身体がないから、それはいろいろと思っていろいろやっているよね。そうすると、生まれてきた意味がないじゃないですか。五体を持って生まれてきたということは、手足があるし、目鼻がついていて、耳もあるわけだから、これらを使うために生まれてきたわけでしょう。それを退化させることが進歩だなんてよく言えたものだね。退化させると、それは人間をやめちゃってですね、早くあの世に行ってしまおうという話でしょう。生きているのか死んでいるのかわからない境地に行っちゃうわけでしょう。あまり食べなくてもいいと。点滴か何かを入れちゃってさ、満腹度もコンピュータの信号を頭に入れて感知していれば良いと。そうすればエネルギーもいらないと。寝ていてずっとケーブルを繋げているみたいな、アホかいなと。全然生きている意味がないじゃないですか。全く間違えているのですよ。完璧に間違えているのですよ。

生きてるということは、身体があって生きているのですから、その身体を使うことが重要なことなのですよ。それから差別ということで言ったらですね、違いがあるということが生き延びる秘訣なのですよ。要するにね、皆が同じだと一番それが弱いのですから。いろいろな違いがあるからこそ、生き残れるのですよ。いろいろな局面で、いろいろな人が、いろいろなことやってくれるから、社会全体が生き延びていけるわけね。なぜそういうふうになっていないかというと、一部の人が重さだけで処理しようと思うから。権力とお金それだけで処理しようと。すなわち重力だけで全部を司ろうと思うから、余計なもの入れないという話になっちゃって。でも結局それだってベンチャーにすら勝てないのだから、負けちゃうわけでしょう。

生きた人間がいないと、人間でないとできないことってあるわけですよね。私はですね、人間性といいますか生命の部分だと思うのですよ。結局人間と機械の違いは生命ですね。生命というのは、AIとは全然違うのですよ。AIというのは、中にロジックが組まれているのですね。言ってみれば、Wi-Fiに繋がっていない機械みたいなものですよ。パソコンみたいなものだから中で動くのね。人間というのは、生命Wi-Fiと繋がっていると私は思うのですよ。人間の身体は、生命Wi-Fiみたいなもので宇宙と繋がっていて、宇宙の指示で動くのが生物だと思うのですよ。

ところが、コンピューター周りのものは、宇宙と繋がるWi-Fiは持っていないのよ。そうすると、同じ反応でも今までの常識・経験だけからだったらここは右に行くという結論が、宇宙のWi-Fiで入ってきた電波だと今まで100回のうち99回までが右に行けていたけれど今度は左ということがあるわけよ。その100回のうちの1回左というところで時代は変わるし、その人は助かるし、新しい人生が開ける。そういう経験を多くの人たちはしているわけですよ。100回のうち99回は機械でもいいのよ、繰り返しだから。だけれど最後の1回のところ、ここは機械ではできないのですよ。その1回が一番実は重要なのですよ。

なぜ私がいつも歴史だとかいうことを、くどくどくどくどと昔の話もするかというとですね、この最後の1回で生き延びてくれないと未来がないからなのですよ。天気予報もね、普段は晴れたり曇ったりだから聞いていても聞かなくても言いわけ。でも、台風が近づいているとか、あるいは大地震が来たっていったら皆が聞くでしょう。聞いていないと結構大変ですよね。台風がどこに来ているとか、どこで地震があって、どんな津波で起きたってそれを聞いておかないとヤバいでしょう。そういうものなのですよね、やっぱり歴史というものも。本当の勉強というものはですね、正直言って、大抵の場合はあまり役に立たないのよ。

私は経済学部出身ですから、昔からよく言われたのですよ。「何のために経済学を勉強するのか」と。「経済学を勉強してラーメン屋が経営できるのか」とよく言われるわけですね。「俺はラーメン屋をやりたい。経済学を勉強するのか、アホかいな。何の役にも立たないわ」とよく言われたのですよ。それは正しいわな。ラーメン屋をやろうと思って経済学はいらないわ。ただ、ラーメン屋が行き詰まっちゃって、商売に行き詰まっちゃって、次にどんな商売をやろうか、なぜ行き詰まったのかを知ろうと思ったら経済学を勉強しておいた方がいいよ。近代経済学ではなくて、もっと広い経済を、経済学でなくて経済を勉強しておいた方がいいですよ。例えば、なぜラーメン屋の商売が行き詰まるのかの理由がわかるし、次にどうすればいいのかがわかるのですよ。あらゆる仕事、それから生活がそうですよ。

さっき言ったように、昔は終身雇用制でね、難しいことを考えなくたってさ、それなり生きてきたのよ。ところがだんだんと生きていけなくなっちゃってですね、放り出されちゃったと。仕事もなくなっちゃって、どえらい苦しみを味わったと。なぜこんなことになったのですかって話になったら、やっぱり経済のことがわからないと、政治のことがわからないと、それはなかなかわからんよ。なぜかということがわかっていると、次にどうすればいいかがわかりますから。これがわからないと、本当にどうしていいのかわからないですものね。だからやっぱり事前に勉強しておくといいのですよ。本当に事前に勉強しておくとよくわかりますから。そういう意味で言いましたら、人間性の回復というのはですね、いつもいつも時代の転換期にクローズアップされることです。

日本でいえば人情ですね。人情の大切さというものは、すごくクローズアップされます。Humanity、人間性ですね。こういうものがあるから、世の中は救われていきます。今の日本人は世界の中で一番冷たいと言われるけれども、そうかもしれないよ。大陸の人たちって結構人情がありますよね。中国だって、韓国だって、人情はすごいよ。行ったことがある方ならよくわかると思いますけどね。アメリカだって人情がありますよ。人情が今の日本には全然足りないよね。何かちょっとね、非常に何か問題だと私を見ていて思うのですよ。江戸時代末期と同じ。形の中に閉じこもっちゃったと。型を守っていればいいと、型に閉じこもって自分を隠してさえいれば今日1日の飯が食べられると。そういう世界にまた入っちゃったよ。

私はもう一度維新がいると思うのですよ。明治も維新があったでしょう。でも大正はなかったね。昭和も維新がありましたよ。昭和維新というのは、二二六事件のことではなくて、戦後改革のことですね。あれが本物の昭和維新。平成はなかったよね。私は、令和に維新があると思うよ。型にはまれば成功することを全部脱ぎ捨てて、もう1回生命の光を感じて、そしてそのお役に立つために何をしたらいいのかを全部考え直すことですよ。もう道具はたくさんありますから。ITでも、微生物でも、道具はあるのだから何でも使えますから。それがこれからの令和維新のポイントですね。維新というのはそういうものですね。

いま申し上げた生命エネルギーの話ですけれども、人間性のこと。目に見えない世界との付き合いのことですけれども、これ一つ確認しておきたいことはですね、今まであまり目に見えない世界というものを我々は現実のものとして考えていないですね。目に見えない世界というのは、言ってみれば、生まれる前と死んだ後の世界みたいなもので、どこで生まれてきたのか、あの星から生まれてきたという人もいるよね。死ねばあの星へ帰るとか。生きている間は目に見えない世界についてあまり関係ないと思っている人が多かったと思うのですね。神仏の世界、神様の世界、仏様の世界についてもそうですよね。神仏がないこともないけれども、死ぬとき・死んだ後どうするかといったときに引導を渡してもらわないと地獄に落ちると言われているから。牧師さんにも、四諦さんにも、お坊さんにも、神主さんにもちょいとね、よくしてもらって、成仏させてもらいたいなぁという程度の人はすごく多いと思いますよね。

でも本当は違うのですよ。全然違っていて、我々が言っている現実と申しますのは、三次元空間+時間のことですよね。だから四次元といえば四次元ですね。時間と空間をよく時空と言いますよね。時空というのは、時間軸がちゃんとあって、この通りにだいたい普通は流れているのです。でも、その軸を超える世界がありますよね。先ほど申し上げたように、現代の物理学では解明できない物理現象があるというのは、時空の中のほぼ時空で完結する物理学ではこの世の現象を語り尽くせていないということでしょう。このほぼというのは、量子的なことですよね。量子の揺らぎがあるから、ほぼこの世で解決するのだけれども、でもそれすら危うくなってきているという意味でしょう。

すなわち、時空を超えた世界というのは過去も現在も未来もないのですよ。ふと気がついて、ポッと右上を見たら100年後の未来が、ポッと左下を見たら100年前の過去が見える、ポッと左上を見たら地球の反対側が見える、ポッと右下を見たら今の木星の上が見える。わかりやすく言えば、これが目に見えない世界、時空を超えた世界ということなのです。過去の人の話は知ったことかと、俺には関係ないと、これから生まれてくる子供たちは関係ないと、俺が死んだら全部終わりだと、そういうものじゃないのですよ。地球の裏側に誰がいるかとか、見えないところに誰がいるとか、そんなことは関係ないと、見えることだけやっていたらいいんだという生き方では駄目だということです。駄目だということになったらね、これは大変なのですよ。

例えばですね、未来のためにと言われたら、いま無茶はできませんわな。林ってありますでしょう。森林ありますよね。日本でもたくさんありますけれども、今は手入れをしていないから非常に朽ち果てるようなかたちになっちゃって大問題なのですが。森林というものは、昔から日本では人工林をそれなりに育てているのですね。人工林は日本でそれなりに育てておりまして、里山も典型的にそうですけれどもね。手入れをしながら人工林を育ててきました。だから植えて用材として使うまで30年ぐらいかかりますから、自分が死んだ後に使う木だってたくさんあるわけですね。それから都市計画もそうでしょう。100年越し200年越しのまちをつくるということになりますと、自分が死んだ後に完成するものがたくさんありますよね。ですから、昔から人は自分の死んだ後のことも考えて行動することが大事なことだと言われているわけでありますよ。

企業でありましたら、例えば当期の役員が全部配当で利益を全部出しちゃうと。未来の利益を全部当期に前倒しして、利益を出しちゃって配当と役員報酬で分けてしまう。これをやったら未来の会社はなくなっちゃうわけですよ。そういう阿呆なことをですね、アメリカ人たちにそそのかされてやっちゃったのがこの30年間でね。だから終わっちゃったんですけれども。しかしそれはやってはいけないことですよね。未来に続けなければいけない。

宗教家であればね、よくする話ですよね。「神様はいつもみています」とか、「いつもご先祖さまがいますよ」とかは宗教家がよくしますよね。私が大変びっくりしたのは、今から20年ぐらい前からですね、ロハス運動ですよ。健康と持続性の高いライフスタイルを求める人たちが、実質的に同じことを言い出しているのですよ。例えば、森林浴。昔から森というのは神秘的なものなのです。ヨーロッパの世界でも神秘系なもの。何かそこには人間の科学では計り知れないものがあるという感覚は、やっぱりヨーロッパ人ももちろんアメリカ人もですね、強く持っているわけですよね。

あとは、海の中がそうです。海の中というのは、常に神秘的なものですよね。海の中、それから山、森、川、これは綺麗にしていないといけないよ。ここが乱れていると自分たちもやがておかしくなるよということを彼らが言い出したわけですよ。欧米人の世界こそですね、時空に閉じ込められた世界だね。近代科学を作ったのは彼らですから。近代科学を作ったのは、西洋人でしょう。それまで神と物の世界は一体だったのが、神を分けて、物の世界、目に見えるものだけを見て全てを説明するなんて大それたことを言い出したのは500年ぐらい前で、今頃になってUFOなど見ちゃって、やっぱり無理だったなと。UFOを見て、「これはもうあかん」とタオルを投げられたわけでしょう。彼らがUFOのタオルを投げる前にですよ、少なくとも20年ぐらい前から気がついていた人たちは、「これはおかしい」と言い出したわけですよ。

未来のために、過去の遺産、すなわち地球ですよ、この良い地球を未来に残していかなきゃいかんと。未来のことを考えて今の自分たちの行動を変えていこうということ、これは過去・現在・未来をつないで考えるという発想ですよ。今やですね、もうほとんどのあらゆる分野で、過去・現在・未来の継続性というものが多くの人々の行動の動機になったのです。過去ということは歴史ですよね。地球環境も一つは歴史の産物でありますしね。地球がなぜ豊かな星なのかは、過去の歴史の産物でしょう。それから、国というものも、民族というものも、町も農地も、全部過去の遺産じゃないですか。そのおかげで今があるんだという考え方は、今むしろ世界ではそっちの考え方が当たり前でしょう。どんなに高度成長だった国々でも、今はそういうふうに考えてやっているのは当たり前ですよね。

そんなことはない、過去も全部なし、未来もなし、今さえよければいいという国があれば、実質的にはゴロツキ扱いですよね。業者だって袋叩きですよね。ああいうのを見ていると、既に変わっていると私は思うのです。既に変わっている。それはもうずっと前から動いている。しかしもっと先があると思うのです。我々が言っている過去・現在・未来に意志がありやなしかなのです。なんとなくデタラメに、行きがかりにそうなっちゃったかどうかですよ。すなわち、なぜ今この地球がこうしてあるのかは、ランダムな選択の結果で、たまたまこうなったのだと。それから、いろいろな物事もたまたまこうなったのだと。例えば、日本で味噌醤油をこれだけ作るようになったのもたまたまだと。他の国でもできたかもしれないけれど、たまたま日本だけできたと。あらゆることが、たまたまなのだと。

運が良ければ上手くいくし、運が悪ければ上手くいかないと、たまたまだと。たまたまなんてものは、大事にしたってしょうがないのだと。たまたまを気にしないで生きるということは、お金と権力よ。お金と権力はたまたまじゃなくてね、法律を整えて銀行を作ってお金を貯めてね、権力とお金を貯めれば何かできるということでそっちに皆が動いていたのだけれども。私は30年前にサラリーマンの常識をやめて今日を見ているとですね、たまたまなんて思っている人を見たことないよ。成功している人で。たまたまだと思って成功している人なんか見たことないですよ。それはね、側から見ればたまたまかもしれません。

例えば、バブル崩壊。平成のバブル崩壊ね。今ね、リーマンショックとか、中国大変だとか言っていますがね、私に言わせれば、「あんたらね、なぜ日本のことを勉強していなかったのか」と本当に思う。あれだけ日本のことを馬鹿にしておいて、「日本人はだらしがないからバブル崩壊で無様だ」と世界中が日本のことを言っていましたよ。自分たちがもっとすごいことをやらかしちゃって、完全に彼らの方が腰抜けちゃっているじゃないですか。バブル崩壊の後始末を考えたら、日本の方がよっぽど上手でしたよ。この程度で済んでいますから。この程度で済んでいるということが、今の世界を見たらどれだけありがたいことか。これから彼らがどれだけ酷いことになるか。今もどんどん現在進行中なっちゃっているわけでしょう。それこそ聖書の終末論の預言の世界になっちゃっているわけ。腰が抜けちゃっているぐらいになっちゃっているわけでしょう。隠しているから何とか今日1日を生きているだけですよ。本当のことを言っちゃったら聖書の終末論になっちゃうから、黙ってしんみりしちゃっているだけの話じゃないですか。

それを考えたらね、全然そんな日本だけが特別悪いわけじゃないですよ。むしろあの酷さに比べれば、よほど良いことですよ。でも私が言いたいことはそこじゃないのよ。このとんでもない時代の中で、結果的に多くの人たちがいろいろなことがありながらも今を生き延びているのですよ。100人100通りの人生がありまして、100人100物語で、100の物語が200・300の物語だったかもしれないと思うのですよ。どういう意味かというと、物語が次々と変わっていったのです。最初はこういうストーリーでいったけれどそれも駄目で、今度こういうストーリー、それも駄目で次のストーリーと、1人でこの30年間に3つぐらいのストーリーだった人も珍しくなかった。だから、人によっては一旦こっちをやって上手くいかないで、しょうがないからこれをやって、結局最後のしょうがないからが大成功だったとかね。おそらく本当にたくさんのストーリーがありました。

この世がランダムだということは、それは真理ではないね。真理という意味は、その人にとって、この理屈で人生を一歩踏み出せるかどうかということですよ。さっきも言ったように、ランダムということだって、一つの新興宗教だからね。ランダム教って新興宗教ですよ。神がランダムだなんて誰が言いましたか?そんなこんなことは、お釈迦様も言ってないよ。キリストさんも言ってないよ。自然はランダムだって、たまたまランダムなところを観察してランダムだって言っているわけでしょう。もっとストーリーがあるじゃないですか、自然だって。昔は恐竜いたけれど、今はいないでしょう。昔の恐竜が今もいれば、それはランダムではないかもしれないけれど。結構ストーリーがあるのではないでしょうか。要するに、拡大鏡のズームをどこにするかで、ランダムに見えたりそうでなかったりするだけの話でしょう。ランダムだって、決まったものは一つもないし。宇宙創世神話も各国でいろいろあるでしょう。世界中に宇宙創世神話があるけれども、たまたま始まってたまたま今があるなんていう話は一つも聞いたことがないですけどね。ランダムは真理ではないと思いますよ。ランダムが真理ではないということは、一人一人に何か物語があるということですよ。

一人一人の物語を自覚して、これが自分の物語だと自信を持ったときに、その人の人生は開いていますよね。私はそれがはっきりとよくわかる。「これが俺の物語だ」とわかる瞬間があるのですよ。事前にわかることは、まずあまりないのですよ。こうしたいという道はあるのだけれども、こうしたいという道はさっき言ったように一人が3つぐらいね、30年間で経験することもあるけれども、結果的に私がこういう道なのだということがね、わかるのは振り返ったときなのですよ。あるところまで来て振り返ったときに、初めてこれが自分の道だったのだとわかることがあるのですよ。そう、それは私に言わせると、神秘の世界なのです。神秘の世界で、これは占いとかね、よく当たる占いを聴くとですね、大まかな方向性はわかりますし、タイミングも大まかにはわかります。でもこれ、運勢は結構弱い人が多いのですよ。運勢が強い人はね、いい運勢でも悪い運勢でも結構その通り行くのだけれども、ほとんどの人は運勢が弱いのよ。弱いからいかようでもなっちゃうわけ。だから神秘の世界なのですよ。ですから、我々の人生は神秘なものとのやりとりなわけですよ。神秘なものとのやりとりになったら、これは皆さん大変のですよ。

無限の成功、本当の持続可能性というのはどういうことかと言ったら、事前にですね「こういうストーリーで世の中は動いていくから、自分の人生はこういうストーリーだからこうやれば成功するよ。こうやれば危機を乗り越えられるよ」というのが、皆さんが求めるこういう転換期での処方箋だと思うのです。100人中90人ぐらいの人は、これを求めている感じがするのですよ。10人中9人というのかな。本当にそれぐらいの割合で求めている気がするのだけれども、それも私に言わせると平成の経験とだいぶ違うね。ぴったりいく人と外れる人がいるのです。ぴったりいくときと外れるときがあるのです。あれこそ神秘です。

病気もそうですね。何気ないと思っていたら病気になっちゃう人もいるし、えらい病気がさっと治っちゃうこともあるしね。あんなに神秘なことはない。末期癌でもうどうでもいいやと思って海外旅行に行ったら治っちゃった人もいるしね。病気なんか大したことないと言っていたら、あっという間に亡くなっちゃう人もいるのですよ。わからないよね。お医者もわからないけれど、本人はもっとわからないでしょう。それぐらい神秘なものなのですよ。しかし、ちょっと振り返ってみると、なんとなく意味が見えてくるのですよ。すなわち、やっぱり何かドラマを演じているのですよ。この世のドラマを演じているのですよ。ですから、持続可能性の高い世の中を運営するということは、その都度その都度、天と祭合いながら生きていくという意味だと思いますね。実に世の中は神秘なのですよ。

持続可能性というのは、神秘との共生だよね。物理現象ですら、時空を超えた世界がわからなくなってきた。時空を超えた世界と言った瞬間に、時間軸がなくなっちゃう。過去・現在・未来も同じところにある、地理的空間も同じところにある、こうなってきちゃったら捉えどころなどあるわけないのですよ。捉えどころを見つけて理論的にここだということは、どこにもあるはずがない。そこは神秘の世界なのだと。この無限の世界との付き合いは、神秘の世界であると思わなければ。神秘の世界と付き合うということは、皆がやっていることですよ。自分で生きるとは、そういうことですよ。企業経営、ベンチャー企業はまさにそうですよ。明日何が起きるのかわからないですもの。明日がわからないその恐怖の中で、いかに腹を据えていくか。はじめは怖くてどうしようもないかもしれないけれど、だんだんと腹が据わってくるのよ。腹に力が入ってくるのよ。「これが神の力を得て腹が据わるということか」と、皆が実感するようになるのですよ。

そうすると、神秘のこともだんだんとなんとなく見えてくるわけよ。「こっちの方向はとりあえず行ってみるけど、相当先まで行かないとわからないかな」とか。「この次はどうすればいいのかな。今度はこういう変なことが起きた、この変なことはどういう意味なのかな」とか。天の示したことに対して自分の解釈があって、「こういう解釈をすればいいのかな。こういう解釈だったらちょっと違うのかな」とか言いながらね、自問自答をしながら生きていくという、こういうやり方がわかるわけですよ。だから、いつも目に見えない世界とやりとりをしていくわけですよ。そういうことがわかるようになってくるわけですよ、自分でやっていくと。使っていない能力を生かすということですよ。誰でもできると思うのですよ。自分の中で古い世界に閉じこもっていると使わない能力なのだけれども、使うようになったらその能力を使えるようになってくるのではないでしょうか。私はそういうものだとしみじみ今も思っていますね。

ですから、この令和維新というのはね、いろいろありますよ。例えば、政府を直すというのは、国鉄を分割民営化したみたいな話で、組織の話だから。もう官僚制度はやめちゃってね、大宝律令とか養老律令とかいう世界の官僚制度はやめてしまってコンピュータに置き換えて、あとは要所要所に仕事ができる人を配置しておけばいいのよ。例えば、JRを見てください。国鉄をやめてJRはほとんど機械化したでしょう。でもちゃんと人は置いているでしょう。人を置いていないと、やっぱり機械だけでは回らないからね。列車の指令だって、駅だって、施設にはどこもちゃんと人を置いてやっているでしょう。残った人は大事なのよ。要するに、機械の子守をして面倒を見ている人ってものすごく大事で、スーパーマンみたいな人を置いておかないと駄目なのですね。電気もそうだと思うよ。いま電力や通信だって、もう機械がどんどん進んだらスーパーマンみたいな人を置いておかないと駄目なわけですよ。だから、役所の問題だとか、国の問題だとかいうのは、だいたい見当がつくわけですよ。スーパーマンみたいな人を養成しながら、あとは機械でやっていったら何とかなりますよ。

あとの人たちはどうするのかというと、仕事は何をしたらいいのという人もいるけど、ちょっと突き放すような言い方だけど、天に聴いてくださいってことよ。どういうことかと言うと、いろいろやってみて、やってみてそれでやがて道が後ろにできる。「なるほどこれが天の道か」と、そういうことですよ。だから今本当に政府にとって必要なことは、光と熱なのですよ。政府が出す熱は、とりあえずお金よ。生活の原資、今日1日食べるためのお金と衣食住ですよ。なんだかんだ言ったって、人間は動物じゃないですから、衣食住があって家族と住んでいるわけだから、今日1日食べられなかったら維新どころではないですよ。この転換期に政府ができることは、今日1日皆さんが安心して食べられるため、明日も安心して生きていくための必要なものは揃えることですよ。絶望を止めること。そんな勇ましいことを言っている場合ではないでしょう。役人だとかで、今の政治家、自民党でも立憲民主党でも、大それたことができる人たちだと思いますか。時代の転換期に何かできる人たちだと思いますか。できることしかできないのですから、まずは絶望を止めたらどうですか。これくらいのことならできるでしょう。要するに、政治家でも役人でも絶望を止めなさいと。衣食住の絶望をね。まずはそれをやることですよ。

未来創りの方は、絶望を止めた人を揺さぶる仕事がいるのですよ。これやって、あれやって、それからこうやって、ちょっと試してやってみるとか、何通りもストーリーがあるから、これ1つやって駄目なとこはないのですよ。やってみて駄目なら次をやればいい。それでも駄目ならまた次をやればいい、そのまま続ければいいのです。私の母方の祖父は、桃じりって昔言われていたのです。桃じりとは女性のお尻のことではないです。桃というのは下が歪んでいるから綺麗に立たないと。だから、仕事でフラフラしている人のことを桃じりというそうなのです。若い頃は30歳まではね、本当にいろいろな仕事をしていたと。30歳になってやっと会社勤めがまともになって、最後はある会社の社長までやっていたのですけれどね。だからね、私に言わせれば30歳ぐらいまではね、何でもやったらいいのよ。何でもやって、それで何とか絶望しないで衣食住のサポートを国がしたらいいのですよ。ただ、支えるのはお金だけじゃ駄目ですね。お金だけ渡すとパチンコとかに行ったりするからね。そうではなくて、地元の衣食住があるでしょう。地元でちゃんと物を作って食べるとか、地元にちゃんとした仕事があるとか。技を磨いたらいいよね、若いうちは。それだけの仕事ぐらい誰でも用意ができるんじゃないですか。それをやったらいいですよね。

あとは、前から言っている通り、知って・行って・観て・会ってだよね。結局いま年配の方たちは年金をもらっていますよね。だから、知って・行って・観て・会ってが縦横無尽にできるのよ。でもあれは若者にやらせなければ駄目ですよ。年寄りからお金を奪うとかそういうこと言っているわけではないのですよ。若者にもやらせなき駄目ですよ、ちゃんと。もうお金だけをもらってどうこうということではないから、お金だけでは本当の豊かさは買えないし、真理の世界はわからないでしょう。未来が心配だからもっとお金を蓄えるんだとか、未来が心配だから投資信託を買うとか、未来が心配だから〇〇会社に入るんだとかは、全然未来を創ったことにはならないとういことを皆がよくわかっているわけですよね。

コロナ禍での影響を見てくださいよ。ニューヨーク・サンフランシスコ・サンノゼとか、一気に人が逃げちゃって、ロンドンなんかEU離脱ですね。中国は社会主義革命の真っ最中でしょう。経営者なんかもう悪者扱いになっているでしょう。ですから、社会制度の中で何が正しいかはわかりませんよね。やっぱりね、もっと身近な大地に足をつけたところでなければ安心感があるわけないのですよ。そこに戻らなきゃ駄目ですよ。もうお金だけじゃないから、いろいろな方法で絶望しない基盤をつくることですよ。

それから今度は経営者ですよ。経営者が今度は頑張って未来創りをしなければ駄目なのですよ。私は前からね、真ん中から左は十分できていると思うのですよ。左翼は前からね、やればできると思うのですよ、経営資源さえ与えれば。お金と時間と人さえ与えれば日本の左翼はできる。日本は元々左翼の国なのだから。(神武天皇よりも前があるけれど)神武天皇以来この国は農業を大事にして、1人の落ちこぼれがないように、この国に住んでいる人は皆大事にして生かそうというのは、この国の伝統なのですから。右か左かといえば、日本は左翼が伝統なのです。今の野党のような世界ではないよ。元々日本では、1人の落ちこぼれもなくやることが大事だと言われていたわけだから。天智天皇が今でも大事な統治の原型だと言われているし、二宮尊徳みたいに無一文の諦めきった農民を復興させた人がね、神となって神社に祀られている、そういう国なのですよ。だから、この国は真ん中から左は昔からあるのですよ。

自民党の皆さんの目に見えている人、目の前にいる人は普通の貧しい庶民でしょう。昔から日本の伝統にあることは、むしろ保守がそれをやらなければ駄目なのですよ。左翼は革新ではないですよ、この国では。日本ではその左翼が保守なのですから。ですから、自民党だとか立憲民主党だとか言っているけれど、よく協力してやったらいいですよ。

私が言いたいのはね、ずっと前から言っているのは、経営者のことなのですよ。なぜ人間性尊重経済人連盟をわざわざ作ったかというと、経済人がぜひ未来創りをやっていただかないと、どうにもならんということでありますよ。絶望を止めるところまでは左ができる。新しい仕事はどうするのと。例えば、農業をやるにしても、土地もいるし、肥料もいるし、売る算段もいるし、加工場もいるでしょう。もの作りは当然設備がもっといるでしょう。サービス業だって何だって、いろいろね、投資をして投資の中でお金も回してやらなければいけないでしょう。微生物を活かすも、自然エネルギーを活かすも、全部そういうシステムとして活かすしかないのだから。ただ単にね、人間モデルで朝起きてですね、外に出て口の中を開けたら勝手に光合成をして食えるのなら何も難しくないですから。ただそうはいかないでしょう。何かしなきゃいかんのよ。サポートするのでも、サポートする人の飯を食べさせなきゃいけないのですよ。

なぜ農業が大事かというと、公務員だって、行員さんだって、兵隊だって、誰かが飯を食べさせなきゃいけないのよ。本人が作るのではなくて、誰かが作ってくれるから、初めてその人は農作業をやらないでね、行員さんができたり、職人さんができたり、兵隊ができたりするわけ。だから、一番初めの食料がなかったら何にもできないのだから、皆が食うや食わずになっちゃうわけだ。でもそうしたら、ちゃんと農業をやって、それを成り立たせるための経営がいるでしょう。ものづくりもそうですよ。つくりすぎたら今度は会社が潰れるし、足りなかったら今度は飢えてきちゃうし。経済というのは、本当に難しいのですよ。

例えば経済もね、海賊の経済ってありますよね。要するに、海外と貿易をするのですよ。海伝いの貿易は昔から儲かるのですよ。日本の歴史も、海外の人もそうだけど、貿易をやっていると大金が飛び交うのよ。だから皆が貿易をやりたがりますよ。車屋さんを見てくださいよ、みんな貿易が大好きでしょう。商社もそうですよ。貿易をやってぼろ儲けしているでしょう。ところがね、この貿易だけを熱心になりますと、国内が疎かになるのですよ。要するに、国内でちまちまちまちま一生懸命の商売をするよりも、一攫千金を狙っちゃうから。だから行き過ぎても駄目なのよ。全然なくても困るのよ。江戸時代の後半みたいに全然貿易をしないと、食糧がなくて餓死しちゃったり悲惨なことになる。だから、適度な貿易はいるのよ。でも、国内は国内の方でやっぱりちゃんと仕事をつくらないといけませんから。よくバランスをとってやらなきゃ駄目よ。

今の日本はですね、一応貿易収支が黒字でしょう。貿易収支が黒字というのは、海外に売ったもので輸入が賄えるということですよ。これはありがたいことなのですよ。売った分のお金で国内の輸入が賄える。だから、国内のお金の循環とは別に、海外から買い物をするお金は輸出で賄えるのよ。例えば、サウジアラビアを見てください。あの国は既に経常収支が赤字になっているよね。要するに、経常収支が赤字になるということは、輸入するときにお金が足らなくなるわけだ。どこかで借金をするか、何か他の方で補填しないと、今日1日の生活が回らないのですよ。日本は本当に不思議なことに、一応まだ経常収支が黒字なの。いろいろなカラクリはありますけれども、一応まだ黒字のうちはですね、輸入するお金は輸出で稼いだお金で回せるのですよ。今がラストチャンスですよ。これを逃したら、いよいよ日本も大赤字で、あとは出血・出血よ。アメリカは、それをもう40年50年とやっちゃっているからさ。私に言わせると、アメリカは手練手管が上手くなったなぁと。お金もないし物も入ってこないのに、国を回す手練手管がある。あれは上手いよね、アメリカもそれからイギリスもそう。あんまりそれ以上は言いたくないけどさ、私は手練手管だと思うよ。もっと日本はね、真っ正直だと思うのですよ。

私はまず経済人にね、立て直しをお願いしたいと思う。私もやっていますから。要するに、もうブラックホールみたいなものは全てやめにして、戦争が終わったときにはみんな終わりにしちゃったでしょう。満鉄も終わり、台湾製糖も終わり、南洋開発も終わり、軍需工場も終わり、財閥も一旦解体したでしょう。一回消すのですよ。それから自分たちで作り直すわけ、光と熱で。このときに、さっき言った神秘の世界と向き合うのだから、人間性をよく自分で道を作りながら自分たちの真理を作ってこのものすごいプロセスをやって初めて成功する。これをやらなきゃ駄目なのですよ。待っていたってそんな能力は身に付かないですよ。今一番足りないのは経済人だと思う。経済人が未来創りをできていないということが、最大の問題です。日本の過去を見るとですね、経済の部分を政府がやっていた時代もありますよ。天皇たちがやっていた時代もあるし、幕府がやった時代もあるね。あとは、海千山千の商人がやった時代もある。でも、とにかく日本は昔から集落というものがあってね、集落単位で行っていますから。村の鍛冶屋とか村の米屋という言葉があるようにですね、村落共同体でそれぞれ一応やっていたわけ。やはり日本はですね、原点を言うならば、地域経済なのですよ。

日本経済の原点は、地域経済なのですよ。地域経済の中には全部が入っていて一応完結するわけね。ほぼ完結しているわけ、地域経済はね。この上に未来があるわけですから、そういうことで皆さんぜひ頑張っていただきたいと思います。私も頑張りますから。とにかく経済の復興だと。だからこそ絶望の解消はぜひ役人と政治家にやってほしいの。全部要するにやり直して、国鉄分割民営化したみたいにやり直して、スーパーマンを置いといてシステムを動かしていれば一応辛うじて回るでしょう。問題は経済ですよ。ここはとにかくどんどん皆が辞めてきていますよ、世界中ね。辞めてきているから、体験してほしいよね、自分でやるということを。要するに、自分の力で歩いて体験してみたらわかりますから一歩踏み出してほしいのですよ。当NPOではだから人間性尊重経済連盟を通して、まずは言葉だけでもね、「人間性を尊重する」と言ってもらう。人間性を尊重するとですね、やっぱり人を大事にするし、だんだんだんだんと真理に目覚めて動いていくわけですよ。

もちろん育てるということは、厳しいこともありますよ。厳しいこともあるけれども、やっぱりその人の未来のことを考えているからするわけでしょう。今は未来を奪い取って自分の利益にしようなんていう会社がたくさんいるわけですよ、そこが問題なのですよ。だから最初に人間性がいるわけですよ。ここが大事なところですね。まずは、知って・行って・観て・会っていただいて。神秘のものとね、いろいろ付き合っている方たちともいろいろと知り合いになっていただいたり、いろいろアドバイスをもらって自分なりに試してみて。試すときに、やっぱり1人じゃ心細いですから友達がいるのですよ。皆さん、友達は変わりますよ。サラリーマンを辞めたら、友達は変わりますよ。副業を始めたら間違いなく新しい友達ができるよ。それが大事なのですよ。ご縁は変わってくるのです。変わらないとは嘘だよ。それは間違えたのではなく、新しい縁が広がるのよ。昔の縁が切れるのではなく遠くなるのですよ。遠くなるだけで遠近感の問題ですから、くどくど言うことないですよ。別に遠くなる縁と近くなる縁があることは普通のことですから。

動いていけば、前に見えていた山が後ろに見えてくるでしょう。当たり前のことですよ。遠くなる縁と近くなる縁があることは当たり前ですから、何もそれを恐れちゃいけません。動いていかないとね。だから今回ばかりはですね、時局の話はいつも毎月の勉強会でやっていますから繰り返しませんので。一番のことは、その時局を踏まえてどうするかは神秘の世界だということを今日はぜひご理解いただきたいのです。神秘の世界は、自分は手の出せない世界じゃなくて、時空を超えた世界との対話だということですよ。私は対話というものだと思う。今はまだわからないから、何か別のものだと思うかもしれないけれど、そういうものが必要な環境に自分が飛び込むと対話になってきますから。さっきから言っているように、今の時代はありがたいことにですね、100%そっちに行くしかないということがないのですから。副業もOKの時代だからね。

あとそれでね、政治家と役人が頭を切り替えて、日本の伝統は左翼なのだと。日本の保守は左翼だと、絶望させないためにサポートすることが日本の伝統だということをちゃんとわかってやってもらったら、そういうことを心配なく新しいことができるでしょう。サポートすると結構人はね、挑戦ができる。「挑戦なんかしたら住宅ローンが払えない」とか、「妻子が路頭に迷う」とか言うからね、チャレンジができないの。昭和の後半、戦後の日本は、会社と喧嘩してもクビにはならないから妻子を養えた。だから皆が真剣に仕事ができた。「社長、違います。絶対駄目です。こっちに変わるべきです」と何か変わってもやるべきことをちゃんとやったのは、妻子の生活を心配しないでも良かったからですよ。そこをちゃんと役人と政治家が保障したらね、皆が動き出しますって。絶望の恐怖を感じるから、身体が硬くなっちゃっているわけよ。

あとは具体的な行動だなぁ。それもうエネルギーから何からやらなきゃならないので、経済界はやることだらけですから。ぜひですね、皆さんで頑張っていきましょう。そんなことでね、当NPOでは第19期も頑張っていきたいと思っておりますので、状況に合わせていろいろな活動も付け加えてやっていこうと思っております。引き続き毎月の勉強会もありますしね、あとは今日もABE Zoom Bar(オンライン懇親交流会)もございますしね。いろいろな方からのご参加を得てですね、皆さんが活躍し参加できる機会も増えてきておりますから、たまり場もどんどん作っていただきましてですね、ご参加いただきましてね、皆さんの成功の一助にしていただきましたらありがたいことだなと思っております。今日はどうもありがとうございました。

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