見出し画像

見慣れたもの

こちらでよく見かけるもの。

1 バナナを食べる人
大人も子供も、道ばたでバナナを食べる。今朝も、公園で、ベビーカーを押しつつバナナを味わっているお父さんがいた。
皮もよく落ちている。

2 路上喫煙
朝昼晩、一歩外に出れば、タバコの煙に遭遇しないことはない。
公共の屋内スペースでは禁煙が徹底されているが、一方で、外ではまったく問題なしという感覚みたいだ。町のあちこちにあるゴミ箱も灰皿付き。
喫煙するのは自由だけど、私はにおいが苦手。でも、道ゆく喫煙者の一切遠慮のない様子を見ると、勝ち目はなさそうだ。

3 ハト
カラスは見かけないが、ハトがたくさんいる。
歩道にフンが落ちているのが、はじめは気になった。あまり雨が降らないから、道は汚れる一方。夏が終わる頃には大変なことになっているんじゃないか。
でも、最近はそれも見慣れてきて、目に入らないというか、気にならなくなってきた。

4  ショート・ショートパンツ
以前、キューバに滞在した時、同じスペイン語のクラスにイタリア人の女の子がいた。ボッティチェリのヴィーナスみたいな子だった。彼女がある日、短いショートパンツを履いていて、私は思わず見つめてしまった。私がそれまで、尻と脚の境目だと思っていた肉のプリーツを。
でも、マドリードの夏を過ごして、その光景も見慣れた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?