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バナナ、ビワ、カキ スペインでとれる果物

カナリア諸島、ラ・パルマ島の火山が噴火して、1ヶ月以上経つ。今も溶岩の流出は続いている。
ニュースの中継で、夜の闇に真っ赤な溶岩の筋が浮かび上がる様子を見た息子が、「火山の噴火は地球の鼻血だね」と言っていた。
彼自身、よく鼻血を出すので、頭の中でイメージが繋がったのかもしれない。

ラ・パルマのためになにか自分にできること、と考えて、些細なことだけれど、スーパーではカナリアス産のバナナを買うようにしている。
中米産より値段は高いが、食感がねっとりしていておいしい。スペイン国内にバナナがとれる地域があるとは、住んでみるまで知らなかった。

スペインで作られている意外な果物は、ほかにもある。それは、ビワと柿。
いずれも、日本の旬と同じ頃に出回る。ビワはNísperoと呼ばれ、イタリア産も見かける。柿はCaqui又はKakiと表記し、どちらも発音は日本語同様、カキ。
先日、映画館に行ったら、上映前の映像で柿の広告が流れた。「Duro, pero maduro 硬いけど、熟してる」という宣伝文句があった。まだ食べ方は浸透していないのだろうか。
家の近くのスーパーで買ってみたら、とても甘くて、しかもタネなしだった!

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それから、フジりんごも一年中ある。日本のものよりは小ぶりで、水分がやや少なめだけれど、甘くておいしい。

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